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レース回顧(2/9~2/11)

2008年2月12日(火)

 9日(土)に行われた北斗七星特別(4歳以上500万円未満)は、フクノカミカゼが優勝。2着に9番人気のプランドルドラゴンが入り、馬連単は万馬券となりました。
 第2障害はコトノカツマ、フクノカミカゼが並んで先頭クリア。やや遅れてプランドルドラゴン、タケトップクインが続く展開となりました。そこからジワジワとフクノカミカゼが脚を伸ばし、プランドルドラゴンも残り30メートル付近で2番手に浮上。両馬の差は半馬身ほどとなりましたが、残り10メートル付近から脚いろが一緒になり、そのままゴールしました。やや一杯になりながらも、コトノカツマが3着で入線しています。

 10日(日)はダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)が行われ、メダマが勝利。前走ウインターカップ3着に続く好走で、好調ぶりを印象づけました。
 障害下でじっくりタメたメダマがこれを先頭で越えると、ツジノコウフク、ヒロノドラゴンも続けてクリア。3頭の差はまったく縮まらないまま残り5メートル。わずかにメダマの脚いろが鈍ったものの、セーフティーリードが功を奏し、そのまま1着入線。2着にツジノコウフクで、3着ヒロノドラゴン。

 11日(祝・月)のメインレースは然別賞(4歳以上オープン)。ここはミサイルテンリュウが制し、シーズンのクライマックスへ向けて存在感をアピールしました。
 さすがに障害巧者らしく、第2障害を先頭で越えたのはミサイルテンリュウで、一気に後続を突き放す展開。2番手にナリタボブサップが続き、以下スーパークリントン、トカチプリティー、フクイズミの順でクリア。先頭のミサイルテンリュウは徐々に差を詰められながらもなんとか歩を進め、いよいよゴールというその瞬間、ナリタボブサップ、そしてフクイズミが襲いかかり、横一線での入線。結果はミサイルテンリュウが先着し、0秒1差でフクイズミが2着。さらに0秒1差でナリタボブサップが3着となりました。

 この日の第10レースにはつばき特別(3歳オープン)が行われました。この一戦はオレワスゴイが優勝。世代トップの実力を見せつけました。
 ひと腰で楽に障害を越えたオレワスゴイは、残り30メートル付近でさらに加速。2番手クリアのニシキボスもこれに呼応するように脚を伸ばし、いったんは差を詰めに掛かりましたが、残り10メートルからオレワスゴイも再加速。結局これが決め手となり、ニシキボスがさらに差を詰めに掛かったところがゴール。オレワスゴイ、ニシキボス、障害4番手から追い込んだライデンロックの順で決着しました。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

レース回顧(2/2~2/4)

2008年2月 4日(月)

 2日(土)はきさらぎ特別(4歳以上混合700万円未満)が行われ、3番人気のコマタイショウが勝利。前走の柏林馬事公苑特別に続く連勝を果たしました。
 バンゼンが出走を取り消して9頭立て。馬場水分3.5%と、やや重めの馬場もあって、各馬第2障害で苦戦。ようやくコマタイショウとハヤテショウリキが並んで越え、そのまま一騎打ちを展開。残り30メートル付近でハヤテショウリキが完全に前に出ましたが、15メートルあたりで脚いろが一気に鈍り、その間にコマタイショウが先頭へ。その直後にハヤテショウリキの脚が止まり、これで決着。コマタイショウが先頭でゴールを駆け抜けました。立て直したハヤテショウリキが2着で、ハマナカキング、キョクシンオー、アローコマンダーよる3着争いは、キョクシンオーに軍配。ハマナカキングはゴール寸前に力尽き、結局7着に敗れています。

 3日(日)のメインレースに行われた節分特別(4歳以上オープン)は、ホクトキングが優勝。これで5戦連続で馬券に絡む活躍で、好調ぶりをうかがわせています。
 やや遅れて第2障害に挑んだホクトキングでしたが、持ち前の登坂力を発揮すると、これをひと腰、先頭でクリア。サダエリコやヤマノミントあたりも差なく続いてきましたが、ホクトキングの脚取りも確か。残り10メートル付近でやや鈍ったものの、後続の脚いろも同様で、結局そのまま逃げ切りました。障害を並んで越えたサダエリコ、ヤマノミントが2、3着。

 この日の第10レースには白雲賞(4歳オープン)が行われました。ここはコーネルフジが制し、同世代における存在感を示しました。
 1番人気のミサキスペシャルが第2障害を先頭でクリアし、2番手からコーネルフジが続く展開。残り20メートル付近でコーネルフジがあっさり先頭を奪うとそのまま突き抜け、楽な手ごたえのままゴールしました。後続の争いは、障害3番手から追い込んできたペガサスプリティーがミサキスペシャルに並びかけたところでゴール。0秒2差の決着は、わずかにミサキスペシャルが残して2着を確保しました。

 4日(月)に行われたのは立春特別(4歳以上430万円未満)。ここは単勝1.8倍の断然人気に推されたタカラオーシャンが優勝しました。
 第2障害を先頭で越えたのはユウシテンザンで、後続がもたつく間に一気にリードを広げる展開。遅れてタカラオーシャン、カネミセンショー、コトブキライアンが追撃態勢に入りました。逃げるユウシテンザンは、残り30メートル付近から早くも脚いろが鈍り、これに襲いかかったのがタカラオーシャン。次元の違う脚でグングン差を詰めると残り15メートルで先頭に立ち、ユウシテンザンを置き去りにして先頭ゴールを果たしました。終いに苦しくなったユウシテンザンでしたが、なんとかこらえて2着。ジワジワ脚を伸ばしたカネミセンショーが3着となっています。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

レース回顧(1/26~1/28)

2008年1月29日(火)

 26日(土)に行われたのは氷柱特別(4歳以上オープン混合)。ここはホクトキングが制してコブライチが2着となり、岩瀬和幸厩舎のワンツーフィニッシュとなりました。
 持ち前の登坂力を発揮して第2障害を先頭で越えたホクトキング。一気に後続とのリードを広げると、残り20メートル付近からわずかに脚いろが鈍りましたが、それでも後続の追撃を完封。そのまま逃げ切り、今季2勝目を挙げました。ヤマノミントが2番手から粘り込みを図るところ、障害6番手から追い込んだコブライチが交わして2着入線。ヤマノミントは3着に敗れています。

 この日の第10レースは白嶺特別(4歳以上300万円未満)が行われ、コブラダイオーが優勝しました。
 第2障害はホワイトオーザンが先頭で下り、差なくコブラダイオーとホシタロウが続く展開。残り30メートル標識のさらに手前で、早くもコブラダイオーが先頭に立つと、終いまでしっかりした脚取りを披露。そのまま先頭ゴールを果たしました。コブラダイオーには交わされたものの、ホワイトオーザンが粘りきって2着。ゴール前、鋭く追い上げてきたエビスソルジャーが、ホシタロウをわずかに交わして3着で入線しました。

 さらに、第9レースには4歳以上オールカマーが行われ、ハマナカキングが勝利。2着サダエリコで、人気サイドでの決着となりました。
 エメラルド、ハマナカキング、サダエリコがほとんど差なく第2障害をクリアし、これにハヤテショウリキが続く展開。そこから抜け出したのはハマナカキングで、軽快な脚取りのままゴール目指して一直線。完勝といえる内容で、決勝線を通過しました。以下、サダエリコ、エメラルド、ハヤテショウリキの順で入線。

 27日(日)はウインターカップ(4歳以上オールカマー)が行われ、3番人気のタカラオーシャンが優勝。これで3戦連続連対となり、好調ぶりをアピールしました。
 実力馬トカチプリティーが先頭で障害を越え、タカラオーシャンとキョクシンオーが2番手。後続も続々クリアして、混戦模様を呈しました。トカチプリティーの脚いろが若干鈍り、タカラオーシャンが並びかけて残り10メートル。結局しぶとく脚を伸ばしたタカラオーシャンが、トカチプリティーをかろうじて交わして先頭ゴールを果たしました。0秒8差2着にトカチプリティーで、4番手集団から伸びたメダマが3着を確保しました。

 第10レースに行われたのは柏林馬事公苑特別(4歳以上600万円未満)。ここはコマタイショウが制し、6月以来久々の勝利を挙げました。
 ミスターハヤサキ、バンゼン、コマタイショウが並んで障害を下り、残り30メートルでも3頭が横一線。しかし残り20メートルでコマタイショウが前に出ると、追いすがる2頭を振り切ってゴールイン。追撃及ばずミスターハヤサキが2着で、終いに力尽きたバンゼンが3着で入線。

 28日(月)のメインレースはマディソン市長賞(4歳以上500万円未満)。ここはニシキユウ-タケトップクインで決まり、牝馬のワンツー決着となりました。
 各馬やや障害に手間取りましたが、これを先頭で抜けたのはニシキユウ。ブランドボーイ、フクノカミカゼ、タケトップクインも差なく続き、ヒロノドラゴンなどもこの圏内。ニシキユウの脚取りは、必ずしもいいとは言えませんでしたが、重馬場もあって各馬も同様。ばんえいらしい力勝負が演じられた結果、ゴール線を先頭で越えたのはニシキユウ。3頭横並びの2着争いはタケトップクインに軍配が上がり、以下フクノカミカゼ、ブランドボーイと続きました。

 この日の第10レースは若駒特別(3歳オープン)が行われ、ニシキボスが勝利。特別戦初勝利となり、世代のトップクラスに名乗りを上げました。
 第2障害はニシキボスが先頭でクリアし、軽快な脚いろでリードを広げる展開。これに2番手クリアのウメノタイショウが迫り、残り20メートルで先頭へ。ところがゴール前でウメノタイショウの脚いろが鈍り、ニシキボスが並びかけたところへ、さらに外からオレワスゴイが急襲。カイセテンザンも加わり、4頭が並んでゴール線を通過。わずかにニシキボスが先頭で荷物を運びきり、0秒7差でオレワスゴイが2着。そこからさらに0秒3差でカイセテンザンとウメノタイショウが同タイムで並び、結果カイセテンザンがわずかに先着して3着となりました。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

レース回顧(1/19~1/21)

2008年1月21日(月)

 19日(土)のメインレースに行われたのは氷雪特別(4歳以上430万円未満)。ここは1番人気のコーネルが勝利を挙げ、前走5着から巻き返しました。
 第2障害はイチショウリを先頭に、差なくコーネル、ヒカルヨシウメが続く展開。先頭のイチショウリは残り20メートル付近で脚いろが鈍り、代わってコーネルが先頭へ。これに障害4番手から脚を伸ばしたカネミセンショーが迫りますが、交わすには至らず。コーネルが粘りきって先頭ゴールを果たしました。2着はカネミセンショーで、障害6番手から追い込んだヒロノタキオンが3着。

 この日の第10レースは4歳以上によるオールカマーが行われ、ギャンブラークインが9月以来の勝利を挙げました。
 ギャンブラークインが第2障害を先頭で越え、やや遅れてキョクシンオーとトカチプリティー。タカラオーシャンもこの圏内でクリアしていきました。しかし船山蔵人騎手起用でハンデに恵まれたギャンブラークインはスイスイ逃げ、後続に大差をつけて楽勝しました。2着は、しっかりとした脚取りで押し上げたタカラオーシャン。1番人気のトカチプリティーが3着を確保しています。

 20日(日)は睦月特別(4歳以上オープン)が行われ、カネサブラックが優勝。前走の霧氷特別に続き連勝を果たしました。
 障害巧者ミサイルテンリュウとナリタボブサップ、これにカネサブラックも加わって、3頭が並んで第2障害をクリア。ここからカネサブラックが即座に抜け出し、一気にリードを広げました。そこへ障害6番手から豪脚を見せたフクイズミが襲いかかって、残り10メートル。しかしカネサブラックも渾身の二の脚を見せ、かろうじてこれを振り切りました。障害4番手からきっちり歩いたスーパークリントンが3着。

 この日の第10レースはオーロラ特別(4歳以上オールカマー)。ここはサダエリコが制し、06年旭王冠賞以来、実に1年7カ月ぶりとなる勝利を挙げました。
 第2障害を先頭で越えたサダエリコは、一気に後続とのリードを広げました。遅れてエメラルド、センコウラブリイなどもクリアしましたが、サダエリコの逃げ脚は快調。そのままゆうゆうとリードを広げ、久々に勝利の美酒を味わいました。2着は障害5番手から脚を伸ばしたハマナカキング。しっかり歩ききったセンコウラブリイが3着入線。

 21日(月)は銀嶺特別(4歳以上360万円未満)が行われ、ユウシテンザンが勝利。前走2着に続く好走で、好調ぶりをアピールしました。
 ひと腰で第2障害を越えたユウシテンザンは、後続との差を広げて逃げ込み態勢。これをキタノイチオクが追いますが、差はいっこうに詰まらず。ゴール直前でユウシテンザンも脚いろが鈍りますが、結局そのままの順位でゴールを迎えました。第2障害で派手にヒザ折りしながら3番手でクリアしたカゲタカラヒメが、終いまで脚を伸ばして3着を確保しました。

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レース回顧(1/12~1/14)

2008年1月15日(火)

 12日(土)は霧氷特別(4歳以上オープン)が行われ、カネサブラックが優勝。ここまで5戦連続2着のうっぷんを晴らし、8月以来久々の勝利を挙げました。
 第2障害は大方の予想どおり、ニシキダイジンが先頭でクリア。しかし差なくカネサブラック、シンエイキンカイ、タケタカラニシキ、エビスオウジャの4頭も続きました。残り30メートルまで到達する前に、カネサブラックが先頭へ。そのまま脚を伸ばしてセーフティーリードを保つと、楽な手ごたえのままゴールを迎えました。じわ脚を伸ばしたタケタカラニシキでしたが、差はいっこうに縮まらず2着まで。障害で詰まったものの、ゴール寸前で追い込んできたトモエパワーが3着を確保。

 13日(日)のメインレースはポプラ賞(4・5歳オープン)。ここは2番人気のツジノコウフクが制し、銀河賞勝ちの実力を存分に見せつけました。
 ツジノコウフクとヒロノドラゴンが真っ先に第2障害に挑み、この2頭が並ぶようにして先頭クリア。これにニシキセンプーも加わり、三つどもえの様相を呈しました。残り30メートルでは3頭が横一線、残り20メートルでツジノコウフクがわずかに先頭へ。そして残り10メートルからは完全に底力だけで勝負しているようなサバイバル戦となりました。それでも力を振り絞って先着したのはツジノコウフク。1馬身ほど遅れてヒロノドラゴンが入り、ニシキセンプーが世代限定戦では久々となる3着好走。1番人気のホクショウダイヤは課題の障害で詰まってしまい、よく追い込んだものの4着まで。

 この日の第10レースはジャニュアリー特別(3歳オープン)が行われ、8番人気のウメノタイショウが勝利。世代トップクラスにあることを証明しました。
 ひと息入れて第2障害に挑んだウメノタイショウは、これを難なくクリアすると一気に差を広げて逃げ込み態勢へ。残り10メートルを切ってからは脚いろが鈍りましたが、あらかじめ築いたセーフティーリードが生き、後続の追撃を振り切りました。2番手争いでわずかに優位に立っていたマルモスペシャルが、ゴール線上で痛恨のストップ。ニシキエースが2着入線を果たし、3着にリードムサシ。立て直したマルモスペシャルは4着まで。

 14日(祝・月)のメインレースは、重賞のヒロインズカップ(4歳以上8歳以下牝馬オープン)。ここはトカチプリティーが久々の重賞タイトルをゲットしました。詳細は別掲のヒロインズカップ回顧をご覧ください。

 この日の第10レースは樹氷特別(4歳以上430万円未満)が行われ、タカラオーシャンが優勝。3連勝後の前走7着から、見事に巻き返しました。
 第2障害はシンエイスターが先頭で越えましたが、後続は大苦戦。そこからようやくコトブキライアン、タカラオーシャン、カネミセンショーがクリアしていきました。大きくリードを広げていたシンエイスターですが、脚取りは重く後続がグングン差を詰める展開。残り20メートル付近で4頭が一団となる大混戦となりました。そこから抜け出したのがタカラオーシャンで、最後は2着に1馬身ほどの差をつけて快勝。沈みそうだったシンエイスターはなんとか踏ん張って2着を確保。カネミセンショーはわずかの差で3着に敗れました。

映像はこちら。またこれらを含め2カ月前までの映像は、すべてオッズパークにてご覧いただけます。

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