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今週の見どころ(2/10~2/12)

 2月11日(祝・日)のメインには、明け3歳の牝馬による重賞・黒ユリ賞が組まれています。この世代の牝馬からは帯広単独開催になって以降、はじめて2歳重賞(牡馬との混合戦)勝ち馬が出るなど、なかなか粒揃い。3月4日に行われる世代最強馬決定戦・イレネー記念へ向けても見逃せない一戦です。

【第23回開催4日目】
 2月10日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン・18:10発走予定)
 ◎フジダイビクトリーは、前開催の柏林馬事公苑特別(オープン-1組)で巻き返しに成功。帯広記念、2開催前の睦月特別(オープン-1組)では軽めの馬場に泣きましたが、早め先頭から押し切っています。今季重賞勝ちがある馬にとっては、このレースは次開催の重賞・チャンピオンカップの前哨戦となりますが、この馬は関係なし。賞金ハンデは5キロ増えますが押し切りが狙えそうです。
 ○アサヒリュウセイは、柏林馬事公苑特別を回避しましたが、正月の準重賞・ばんえい十勝金杯3着は侮れない戦績です。最軽量ハンデを生かせば食い下がれそう。
 △サクラリュウは、睦月特別、柏林馬事公苑特別と続けて障害で膝を折っています。両レースとも端コースだったことが影響したのか、それとも調子落ちなのか、中枠に入ったここで見極めたいところです。
 △ホクショウユウキは、ばんえい十勝金杯5着をはさんで6走連続連対中。相手強化ですがどこまでやれるでしょうか。

【第23回開催5日目】
 2月11日(祝・日)のメイン第10レースは、第43回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:10発走予定)。定量640キロで2歳シーズンの女王を争います。
 ◎ミスタカシマは、2歳シーズン一冠目・ナナカマド賞の勝ち馬。先手を取って障害も先頭でクリアすると、一旦は並ばれたオレワチャンピオンを1秒8差でしりぞけています。オレワチャンピオンはのちに二冠目・ヤングチャンピオンシップを制しており、価値ある勝利でした。その後はハンデとの戦いとなり、2走前こそ見せ場なしも、前走ではパワフルな走りで3着。ここでも力は出せそうです。
 ○プランセスは、8月の白菊賞(2歳牝馬オープン)でミスタカシマを2着に下している実力馬。両馬が対戦したのはその1戦だけで、直近の力関係は不明ですが、10月の2歳A級-1組戦ではオレワチャンピオンに競り勝っています。
 ▲サトクィーンは、9月のいちい賞(2歳牝馬オープン)がミスタカシマの2着で、レベルが高い十勝産駒特別で牝馬最先着の4着と、前述2頭にも劣らない実績の持ち主。障害力を生かす先行策で食い下がれるか。
 白菊賞、いちい賞とも3着だった△ウィナーサラは、前走の積極策が好印象。
 △サンシルクラポピーが前走で見せた末脚は、兄オイドンや、姉プリンシパルを彷彿させるもの。相手強化でも、展開が向けば一発あるかもしれません。

【第23回開催6日目】
 2月12日(振・月)のメイン第10レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:05発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各トライアル上位馬による一戦です。
 ◎キタノサムライは、昨年のスピードスター賞2着馬で、8月に行われた稲妻賞では2着を11秒5も離す圧巻のレースぶり。今年は優勝をつかみたいところ。
 ○セイコークイン▲キサラキクは、10月の疾風賞で1、2着。同条件の上位常連だけにここも崩れはなさそうです。
 前述3頭はこの条件で47秒~48秒台の持ち時計がありますが、△フクドリは、2011年にマークしたものとはいえ46秒8とメンバー中最速タイムを誇ります。明け12歳でも侮れません。
 △ハクタイホウは、疾風賞では1番人気で3着。同レースで自己ベストタイムをマークしており、経験を積んでいます。

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