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12/29ヤングチャンピオンシップ予想 目黒貴子

仕上がり万全のオレワチャンピオン

 今年最後の重賞!はじめは全く当たらなくて焦ってばかりでしたが、徐々に当たりも出てきました(とはいえまだまだ)。なんとか今年度の終了の残り3ヶ月を充実の期間にすべく、いい形で年越しといきたいものです。前回のばんえいダービーは2着のマツカゼウンカイを軽視しすぎました。こうやってまた負のスパイラルに陥らないようビシッと決めたいですね。
 ◎はオレワチャンピオン。人気でも仕方ないです。デビューしてこれまで6勝、2着6回、3着2回。馬券圏外となったのはわずか1回という安定感。その4着に終わった5走前も勝ち馬からは8.6秒差と大きく負けてはいません。ナナカマド賞は牝馬ミスタカシマに僅差及ばず2着と悔しい結果で、今度は絶対!という思いも強いはず。仕上がりも万全のようで、自信の◎としたいですね。
 ◯にはキンツルモリウチ。A1クラスで好走を続けていて、前走こそ5着も着差は6.5秒とわずか。3走前の釧路産駒特別もしっかり人気に応えて勝っています。少しずつ力をつけてきた印象で、今ならこの重賞でも存在感を示せるのではないかと期待します。
 ▲ジェイコマンダー。4走前の十勝産駒特別で1番人気1着。その後のレースはいまひとつのレースが続いていますが、力があることはそれまでの成績からも明らか。ひとつきっかけをつかめばまた波に乗ってきそうな雰囲気です。キレ勝負のタイプなので、軽馬場歓迎のクチですが、条件が整えば充分に通用とみます。
 △には十勝産駒特別でジェイコマンダーと僅差2着のコウシュハレガシー、前走の内容がよかったバンリュウブラック。そして近走グングン力をつけてきた印象のアアモンドグンシン。

◎⑧オレワチャンピオン
◯⑨キンツルモリウチ
▲⑦ジェイコマンダー
△①アアモンドグンシン
△②コウシュハレガシー
△⑤バンリュウブラック

3連単
8→2,7,9→1,2,5,7,9 各500円 計6000円

12/29ヤングチャンピオンシップ予想 矢野吉彦

騎手を信頼してオレワチャンピオン軸

 ばんえいダービーは予想陣全員、マクラを並べて討ち死に!順位に全く変動がありませんでしたが、黒字転換が遠のいてしまいました。今年最後の重賞を当てて、いい気分で正月を迎えたいところです。
 ヤングチャンピオンシップは、オレワチャンピオンに逆らいません。宿敵ミスタカシマが不在のここは、たとえ他馬から目標にされようとも、何とかしてくれるでしょう。鈴木恵介騎手の手綱を信頼して軸馬にします。
 相手は混戦。全馬に流したいところですが、そうもいきませんよね。例によって(?)端枠を嫌った上で、コウシュハレガシー、フレイムゴールド、バンリュウブラック、ジェイコマンダー、キンツルモリウチに絞り込みました。あとは四の五の言わずに、オレワチャンピオンを頭にした3連単を、その5頭に流します。
 つまり今回は、余計なワザは使いません。最近の重賞ではたびたびノーマークの馬が来ているので、これで大丈夫とは言えませんけどね。では、みなさんよいお年を!

◎8 オレワチャンピオン
〇2 コウシュハレガシー
▲5 バンリュウブラック
△3 フレイムゴールド
△7 ジェイコマンダー
△9 キンツルモリウチ

3連単1頭軸ながし
8→2,5,3,7,9 各300円 計6000円

12/29ヤングチャンピオンシップ予想 須田鷹雄

オレワチャンピオンが俄然有利

 ナナカマド賞の勝ち馬ミスタカシマが十勝産駒特別で大敗し、そこの1、2着ジェイコマンダー、コウシュハレガシーもその後ぱっとしない。コウシュハレガシーはそれでも2、3着ならありそうだが、ジェイコマンダーのほうはちょっとしたイップスに陥っている感もある。
 こうなると◎オレワチャンピオンが俄然有利だ。○バンリュウブラックとの重量差は5キロ広がるが、前走は着差以上に力の差がある印象だったし、重賞となると騎手の経験値の差は大きい。◎を1着に固定し、○が2着か3着という前提の馬券でいきたい。
 残り1枠の候補は4頭取る。▲コウシュハレガシーに加えて、とかち北灯り賞の最先着馬と人気最上位馬(今回出走している中での)ということで△アアモンドグンシン、△キンツルモリウチ。一応△ジェイコマンダーもいれておく。

◎8 オレワチャンピオン
○5 バンリュウブラック
▲2 コウシュハレガシー
△1 アアモンドグンシン
△9 キンツルモリウチ
△7 ジェイコマンダー

3連単
8→5→2,1,9,7 各800円 計3200円
8→2,1,9,7→5 各700円 計2800円

12/29ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修

実績上位安定のオレワチャンピオン

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8オレワチャンピオン
 ○2コウシュハレガシー
 ▲1アアモンドグンシン
 △7ジェイコマンダー
 △9キンツルモリウチ
 △5バンリュウブラック

 混戦だけに、トリガミ覚悟で1頭軸マルチで

 3連単1頭軸マルチ
 8→1,2,5,7,9 100円 計6000円

12/24ばんえいダービー回顧

2017年12月25日(月)

第46代ダービー馬はメジロゴーリキ!

 24日(日)は重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のメジロゴーリキが優勝。第46代ダービー馬の座に就きました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ウンカイタイショウ 52.0
  2.ジェイワン 5.4
  3.マツカゼウンカイ 43.9
  4.カネサスペシャル 15.4
  5.ナカゼンガキタ 3.1
  6.ホクショウムゲン 16.8
  7.コウシュハサマー 20.6
  8.メジロゴーリキ 3.7
  9.シンエイボブ 19.5
 10.ミノルシャープ 4.5

 ばんえいオークス制覇など、3連続連対中と充実一途のナカゼンガキタが1番人気。前走のB1戦を快勝したメジロゴーリキが続き、はまなす賞勝ちのミノルシャープが3番人気に推されました。ただ、どの馬にもチャンスがありそうなメンバー構成で、上位人気だけにとどまらない混戦が予想されました。

 まだ3歳とはいえ、着実に経験を積んできた精鋭10頭。道中はほぼ横一線のまま進みます。中間点を過ぎても大きな動きはなく、ナカゼンガキタ、メジロゴーリキを筆頭に、各馬が第2障害にたどり着きました。
 じっくりためたのち、ナカゼンガキタとメジロゴーリキがほぼ同時に登坂を開始。スムースに越えたのはメジロゴーリキで、ナカゼンガキタは天板に脚をかけたところでヒザ折りを喫したものの、すぐに立て直して2番手でクリア。そのすぐ後ろからカネサスペシャル、コウシュハサマー、シンエイボブと続き、マツカゼウンカイとミノルシャープも圏内で突破しました。
 先頭を行くメジロゴーリキの脚いろは多少重く感じられましたが、追ってくる各馬も同様。1馬身ほどの差は終始変わらず、残り10メートル標識を通過します。ここから追走勢が苦しくなり、8番手で障害を越えたホクショウムゲンが猛追。一時は先頭を捕らえる勢いでしたが、残り5メートル付近で失速。その間にメジロゴーリキが逃げ、先頭で荷物を運び切りました。白熱した2着争いは、6番手で下りたマツカゼウンカイがマイペースで歩き続けて先着。9番手クリアのジェイワンが、わずか0秒1差の3着となりました。

 勝ったメジロゴーリキはこれが重賞初制覇。ばんえい大賞典2着、ナナカマド賞3着の実績がありましたが、この大舞台できっちり勝利をつかみ取りました。他の先行勢が苦しむなか、積極的に運んで勝ち切ったあたりは実力の証明。さらなる成長次第で、ばんえいを牽引する存在となりそうです。
 2着のマツカゼウンカイは、いわゆるブービー人気。展開が味方した面も多少はありますが、それでもしぶとく歩き切った内容が良く、高重量戦でこそ真価を発揮しそうな印象を受けました。今後が楽しみな存在となりそうです。
 ジェイワンは目をみはるような末脚を発揮したものの、3着まで。ただ、これまでの重賞で崩れず走れていることからも、障害さえスムーズならタイトルに手が届く器。さらなるパワーアップに期待したいところです。

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長澤幸太騎手「久々に重賞を勝つことができてすごく嬉しいです。レースは最初から積極的に進めて早めに仕掛けようと考えていました。障害が上手な馬なので、降りてからは頑張ってくれると思っていました。最後は頭を上げて苦しそうでしたが、気合で乗り切ってくれました」

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