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2017年11月 アーカイブ

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11/12クインカップ予想 矢野吉彦

松井きゅう舎の2頭に"二股"作戦

 北見記念的中でちょっとだけ水面に顔を出したと思ったら、すぐに水面下に沈んでしまいました。このまま潜ったままで終わりたくないんですけどねぇ。
 さて、今週はクインカップ。パッと見て、松井きゅう舎の2頭が強そうな感じがします。勝つのはコウシュハローヤルかブルーオーシャンのどちらかじゃないですか?同重量の紅バラ賞ではコウシュハローヤルが2.9秒差で先着しましたが、今回は同馬が10kg背負わされました。これで互角の勝負になったはずです。まずはこの2頭をそれぞれ頭にして、ほかの印の5頭相手の3連単を買ってみます。
 ただ、150円ずつで買えればこの2枚の馬券でちょうど6000円になるんですが、そんな単位では買えません。なので、とりあえず100円ずつ流します。そして、同じく2頭をそれぞれ軸にして、あとの5頭へ3連複も100円ずつ流して押さえとします。
 ハッキリ言って"二股かけてる"いやらしい作戦。しかもこれだと、当たっても損になりそうな気がしちゃいますね。なので、うまいことホクトノホシかラッセルクインあたりが絡んでくれるといいなぁ、と思っています。では、今回はこのへんで。

◎8 コウシュハローヤル
○5 ブルーオーシャン
▲7 ビュウティハート
△2 ホクトノホシ
△4 ヒカルナナヒメ
△10 ラッセルクイン

3連単
8,5→8,5,7,2,4,10→8,5,7,2,4,10 各100円 計4000円
3連複
8-5,7,2,4,10 各100円 計1000円
5-8,7,2,4,10 各100円 計1000円

11/12クインカップ予想 目黒貴子

成績安定してきたブルーオーシャン

 ダメですねー。先週のばんえい菊花賞、人気薄のコウシュハサマーが勝ってハズレ確定。しかし他のみなさんも一様にハズレているのを見てホッとしている自分がいます。自分だけ当てて鼻高々になろうなどという気持ちにはなかなかなれない今年の成績。でもこれからは貪欲にいきますよー。
 前哨戦の紅バラ賞を快勝したコウシュハローヤル。それまでいまひとつのレースが続いていただけに、この勝利がいいきっかけになるかもしれません。前走はA2クラスへの昇級戦、結果4着も内容は上々でここも楽しみになりました。問題は斤量でこの馬が最重量の700K。他の有力馬は690Kでの出走で、この10Kの差がどう影響するかですね。となると、その紅バラ賞で逃げ切ったコウシュハローヤルを2.9秒差まで追いつめたブルーオーシャンが浮上してきます。同斤でのこの差を今回の10K差で逆転できるか注目。不安のあった障害も最近は問題なくこなせていてそれがここ数戦の安定した成績につながっているようです。もともと2歳シーズンには黒ユリ賞を勝って牝馬の世代トップとなった馬。今回は10Kの斤量差、最近の安定感、素質の高さでブルーオーシャンに◎、コウシュハローヤルに◯としましょう。
 ▲はぴったりとここに照準を合わせてきた印象のヒカルナナヒメ。紅バラ賞を4着もこちらも勝ち馬と9.0秒差と大きな遅れをとったわけではありません。そして前走は人気に応えて快勝といいステップできています。
 △にはビュウティハート。こちらも前走を勝ってこのレースに臨みます。第2障害を越えてからの伸び脚に注目です。そして端枠も臨戦過程がいいラッセルクイン。紅バラ賞3着、その後2着、1着ときていてやはり侮れない存在です。


◎5 ブルーオーシャン
○8 コウシュハローヤル
▲4 ヒカルナナヒメ
△7 ビュウティハート
△10 ラッセルクイン

3連単
5,8→4,5,8→4,5,7,8,10 各500円 計6000円

11/12クインカップ予想 須田鷹雄

2017年11月11日(土)

格上感あるブルーオーシャンに期待

 このレースの前哨戦である紅バラ賞では、▲コウシュハローヤルが優勝。しかし同馬は今回+10キロを課される。当時の着差が2.9秒、しかも◎ブルーオーシャンのほうが当時1番人気だったことを考えると、今回は逆転がありそうだ。◎はその後に1走はさんだ10月30日のレースも好内容。B1の1組を人気でしっかり勝てるというのは、この中だと格上感がある。
 もう1頭期待したいのが○タイキン。紅バラ賞はどう考えても2障害の仕掛けタイミングがおかしかった。あの早仕掛けでは上がらないのも当然。今回はその点を修正してくるだろうし、間に1走はさまずにきているぶんだけ状態面でも期待したい。

 馬券は◎○→◎○▲で1~2着が決まるという前提で、3連単12点。気がつけばマイナスもかさんできているので、ここで挽回したい。

◎ブルーオーシャン
○タイキン
▲コウシュハローヤル
△ラッセルクイン
△ヒカルナナヒメ

3連単
5,6→5,6,8→5,6,8,10,4  各500円 計6000円

11/12クインカップ予想 斎藤修

紅バラ賞2着からのブルーオーシャン

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5ブルーオーシャン
 ○8コウシュハローヤル
 ▲4ヒカルナナヒメ
 △6タイキン
 △10ラッセルクイン
 △1フジノウンカイ

 3連単
 5→4,6,8→1,4,6,8,10 300円 計3600円
 4,6,8→5→1,4,6,8,10 200円 計2400円

今週の見どころ(11/11~11/13)

2017年11月 9日(木)

 11月12日(日)のメインには、4歳牝馬限定では唯一となる重賞・クインカップが組まれています。前哨戦・紅バラ賞の再戦模様となることが多いレース。そのためか、前哨戦で1~3着に入った馬が、クインカップで3番人気以内の支持を受けた場合、過去3年では3勝、2着2回、3着1回で複勝率100%というデータも。大波乱は少ない重賞ですが、今年はかなりの混戦だけに伏兵馬の台頭に警戒したいところです。

【第16回開催1日目】
 11月11日(土)のメイン第10レースは、トドワラ特別(A1級-1組・20:10発走予定)
 ◎フェアリードールは、前開催の能取湖特別(オープン・A1級-1組混合)では、A1級馬として最先着の3着と健闘。平場戦では流れに乗れない面をのぞかせますか、特別戦では先行して障害力を生かすレースができています。今回は、同じA1級同士の特別戦だけに、勝機も十分といえます。
 ○ホクショウユウキは、オープン混合だった近3走の平場戦で2、1、3着と安定。障害が立て直され、すっかり本来の姿に戻っています。今の状態なら特別戦でも勝ち負けが期待できそう。
 ▲フウジンライデン△ホンベツイチバンは、A1昇級初戦だった能取湖特別ではそれぞれ5、8着でしたが、強力な先行力を持つオープンクラスの1、2着馬が抜けた今回は、流れも違うはず。クラス慣れも見込め、前進が見込めるでしょう。

【第16回開催2日目】
 11月12日(日)のメイン第10レースは、4歳女王決定戦・第42回クインカップ(20:10発走予定)
 10月22日に行われた前哨戦・紅バラ賞(ハンデ差がつかない全馬負担重量660キロ)のほぼ再戦ですが、同レースを勝ったコウシュハローヤルがA2へ昇級。同馬だけが、今回は10キロ重い700キロを課されています。
 となれば、紅バラ賞2着◎ブルーオーシャンに注目でしょう。逃げ切ったコウシュハローヤルをとらえることはできなかったものの、後続の追い上げを許さない強い競馬でした。もともとは黒ユリ賞を勝ち、2歳シーズン女王に輝いている実績馬。ここを見据え、状態を上げてきているのは間違いないところ
 ○フジノウンカイの紅バラ賞6着は、障害でふた腰かかったぶんを詰め切れずといった印象。着順ほど内容は悪くありません。黒ユリ賞5着、3歳のばんえいオークス4着とこれまでの牝馬重賞では善戦どまりですが、障害力が強化されている近況を考えれば、一歩前進が考えられます。
 ▲ヒカルナナヒメは、ばんえいオークス2着で、紅バラ賞4着。混戦のメンバーだけに、ゴール前がきわどい争いになれば、決め手がモノを言うシーンも。
 △ビュウティハートは、紅バラ賞が7着でも、端コースに入ったのが影響した感も。本来は障害巧者なので巻き返しが期待できます。
 △タナボタチャンは、紅バラ賞には不出走ですが、黒ユリ賞2着の実績を考えれば軽視できません。

【第16回開催3日目】
 11月13日(月)のメイン第10レースは、サロマ湖特別(オープン-2組・20:10発走予定)
 ◎アサヒリュウセイは、オープン初戦だった北海道競馬記者クラブ特別(10月14日・A1級-1組混合)でいきなり勝利。今回も強敵となりそうな、トレジャーハンター、キサラキク、キンメダルらを下しています。前開催は重賞・北見記念を回避したため出走がありませんが、さほどの相手強化もないここは連勝のチャンスといえます。
 ○キサラキクは、前走の北見記念ではあわや2着も、という走りで3着と善戦。北海道競馬記者クラブ特別でもいい脚を使って2着に追い上げており、格的には最上位といえます。
 ▲キンメダルは、道中の位置取りに結果が左右されるタイプ。北海道競馬記者クラブ特別では先行策から3着に駆けており、流れに乗って障害力を生かせれば、好勝負に持ち込みそうです。
 △トレジャーハンターは、4走前の北海道競馬記者クラブ特別では4着も、障害が立て直された近3走が1、2、1着と軌道に乗りました。今回はオープン馬同士の争いとはいえ、2組のメンバーなら十分通用するでしょう。
 △アアモンドセブンは、オープン昇級後の近2走でも障害は崩れていません。特別戦へ替わることで新味発揮があるかもしれません。

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