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6/18旭川記念回顧

オレノココロが末脚を発揮!

 18日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。ばんえい十勝オッズパーク杯で2着に敗れた雪辱を、ここで果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.フジダイビクトリー 6.6
 2.キサラキク 48.9
 3.コウシュハウンカイ 4.7
 4.オレノココロ 1.8
 5.ニュータカラコマ 9.5
 6.セイコークイン 47.3
 7.カイシンゲキ 136.6
 8.アスリート 121.2
 9.センゴクエース 5.5

 前走快勝の順調ぶりも買われたか、昨年のばんえい記念を制したオレノココロが断然の1番人気。10キロ余計に積まれているものの、ばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイがこれに続き、素質馬センゴクエースが3番人気。以下フジダイビクトリー、ニュータカラコマと実績馬が続く戦前予想で、戦いの火ぶたが切られました。

 馬場水分は1.3%と乾いた状態で、砂煙を上げながら第1障害を突破。フジダイビクトリー、セイコークインあたりが先行しますが、9頭とも差なく中間点を通過していきます。そこから若干ばらつきはじめ、セイコークインが第2障害下に先頭で到着。コウシュハウンカイ、ニュータカラコマといった順で勝負どころを迎えました。
 最初に仕掛けたのはセイコークイン。コウシュハウンカイ、フジダイビクトリー、ニュータカラコマ、オレノココロも追うようにして登坂を開始します。なかでも掛かりが良かったのはコウシュハウンカイで、先頭で障害を突破します。2番手でニュータカラコマが続き、オレノココロが3番手でクリア。以下キサラキク、セイコークインの順で障害を下りていきました。
 先頭のコウシュハウンカイも懸命に脚を伸ばしますが、じわじわとニュータカラコマが接近。さらにオレノココロも差を詰めにかかります。そして残り10メートル付近で先行2頭の脚いろが鈍り、間を割るようにしてオレノココロの末脚が一閃。重い馬場に苦しむ2頭をゴール寸前でかわし、初の旭川記念制覇を果たしました。わずか0秒7差の2着にコウシュハウンカイ、さらに2秒2差の3着にニュータカラコマが入りました。

 オレノココロはこれが重賞14勝目で、旭川記念のタイトルは初めて。今回も障害でヒザを折る面を見せましたが、持ち前の末脚をフルに発揮して勝利をつかみとりました。700キロ台のスピードレースにも対応できるオールラウンダー。今シーズンも活躍がおおいに期待できそうです。

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鈴木恵介騎手「第2障害ではひと腰目があまり入らず、天板でも少しヒザをついてしまいました。障害を下った時には先頭との距離があり、追いつけるかわかりませんでしたが、徐々に先頭に勢いがなくなって、うまくいけば届くかもしれないと思いました。最後に差し切れたのは自分の力だけでなく、オレノココロのおかげです」

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