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今週の見どころ(3/25~3/27)

 3月20日に実施されたばんえい記念は、オレノココロが初挑戦での制覇を成し遂げました。父ウンカイは昨年のフジダイビクトリーに続く2度目の勝利。同じ父を持つ別の産駒が2頭以上ばんえい記念(農林水産大臣賞典)を勝つのは、1973年カツタロー、74、76年ダイニミハル(父オナシス)、91年ヒカルテンリユウ、95、97、98年フクイチ、2007~09年トモエパワー(父マツノコトブキ)以来となります(73年以降の記録)。
 今週の3日間で平成28年度のばんえい十勝は終了。来季は、4月9日(日)に第1回能力検査が実施され、4月21日(金)からの4日間連続開催でスタートします(詳しくはこちら)。

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【第26回開催4日目】
 3月25日(土)のメイン第10レースは、陽炎特別(B2級-1組・18:05発走予定)
 ◎タカラシップは、昇級初戦のB2級-1組戦(3月4日)で逃げ切って快勝。今回の出走メンバーのほとんどを破っています。2着にしりぞけたアラワシキングは、続くB2級-1組戦(3月13日)を早め先頭から押し切って、今開催からB1へ昇級。タカラシップにとってB2級はもはや通過点といえそうです。前走の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)では740キロでもひと腰で天板まで上がっている障害力があり、特別戦の荷物も苦にしないでしょう。
 ○アースパワーは、賞金別定5キロを課されて以降、勝ち味に遅くなっていますが、毎回ひと脚は使っています。前走のB2級-1組戦(3月4日)は3着。今回は初の特別戦ですが、目下の障害のキレなら心配なし。久々に決め手炸裂なるでしょうか。
 善戦止まりが続く▲ヤマノホシは、前走のB2級-1組戦(3月13日)でアラワシキングから2秒1差の2着に健闘。詰めの甘さも見せない好内容でした。障害巧者で特別戦へ替わるのは歓迎のタイプ。重めの馬場なら前残りに警戒が必要です。
 △コウシュハローヤルは、昇級後の自己条件戦では、終いに踏ん張れず5、6着、続く前走の2組戦では詰めを欠いて7着と結果が出ていません。しかし障害のキレは良好だけに、流れが落ち着く特別戦に替わっての変わり身に期待したいところです。
 今回が昇級初戦となる△ビュウティハートは、牝馬らしい切れ味が武器。一気の負担重量増を克服できれば連争いに加わってくるかもしれません。

【第26回開催5日目】
 3月26日(日)のメイン第10レースは、十勝川モール温泉杯(A2・B1級決勝混合・18:05発走予定)。A2級(3月18日)、B1級-1組(19日)の両予選上位馬による一戦です。
 近2走の弥生特別(3月6日・A2級)、A2級予選とも2着だった◎ホンベツイチバンに注目します。ともに第2障害を先頭で越えながら勝ち馬の決め手に屈したもので、この馬のレースはできていました。今回はB1級混合で相手も有利。勝機がありそうです。
 ○オメガグレートは、A2級予選では障害を2番手で越えると、勝ったテルシゲと1秒0差、2着ホンベツイチバンとはコンマ6秒差の3着に好走。A2昇級2戦目のうお座特別(2月27日・A2・B1級決勝混合)では離れた障害4番手からそのまま4着でしたが、逃げ切り勝ちを収めたテルシゲの4秒5差まで迫っていました。ここも差のない争いが可能でしょう。
 ▲ライデンティダは、うお座特別3着のあとA2へ昇級。その初戦弥生特別でも3着と善戦すると、A2級予選は4着。切れる脚も持っているので、早めに障害をクリアできれば楽しみはありそうです。
 △テルシゲは、弥生特別こそ障害で苦戦し5着でしたが、その前後のうお座特別、A2級予選では接戦をモノにしています。実績的には上位だけに、うまく流れに乗れれば連勝も十分といえます。

【第26回開催6日目】
 今季最終日・3月27日(月)のメイン第10レースは、大平原特別(A1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A1級-1組混合(3月20日)、A1級-2組混合(19日)の両予選上位馬による一戦で、オープン3頭、A1級5頭、A2級1頭が争います。
 A1級-1組混合予選4着のオープン馬◎ニシキエーカンに注目します。前々走の白樺賞(A1級-1・2組決勝混合)は、第2障害で時間がかかったものの、ふた腰大きく離れた6番手でクリア。鋭く伸びて、5頭による2着争いに加わって3着と見せ場を作りました。同レース、1組混合予選と連勝したのはアサヒリュウセイですが、同馬と今回は同重量になることで、逆転が期待できそうです。
 その○アサヒリュウセイは、白樺賞、1組混合予選とも快勝。ハンデはきつくなりますが、障害でニシキエーカンを引き離すことができれば、3連勝も十分ありえます。
 A2級戦の上位常連▲ワールドピサは、A1級-2組混合予選で逃げて2着。格上A1級との対戦でも見どころ十分の走りでした。今回はさらなる相手強化でも、前述両馬とは20キロ差つく(最軽量ハンデ)ので、逃げに持ち込むことができれば、前残りに警戒が必要かもしれません。
 △トレジャーハンターは、1組混合予選が5着でも、安定した障害力は魅力。ここも障害を降りての踏ん張り次第でしょう。
 1組混合予選2着の△キサラキクは、特別戦に替わるのは歓迎ではありませんが、流れに乗れれば末脚発揮の場面がありそうです。

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