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2017年2月 アーカイブ

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黒ユリ賞 予想結果

2017年2月13日(月)

9番人気キタノミサキ、4番人気キタノサカエヒメ、5番人気メヂカラという波乱の決着で、さすがに皆さんハズレ。

惜しかったのは荘司さん。
勝ったキタノミサキに印をつけていたのは荘司さんだけでした。
しかも、揃って馬券圏内を外した人気2頭は▲以下。◎シンエイボブは障害を上がれず競走中止でしたが、○キタノサカエヒメが2着でした。

【集計】投資額 6,000円×21R=126,000円
須田  +6,820円
矢野  +1,210円
目黒  -29,580円
斎藤  -38,420円
山崎  -48,900円
荘司  -94,000円
---------------------------------------
白組  -30,390円
紅組 -172,480円

2/12黒ユリ賞回顧

キタノミサキが波乱を演出!

 12日(日)は重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝9番人気のキタノミサキが優勝。3連単は213万6910円となり、ばんえい歴代2位の高配当となりました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ヤマトダイジン 39.7
  2.メヂカラ 14.0
  3.プレシャスリン 20.0
  4.シンエイボブ 4.8
  5.ウィナーブラック 19.3
  6.コウシュハサマー 2.7
  7.キタノサカエヒメ 6.6
  8.コウシュハノユメ 66.6
  9.ナカゼンガキタ 3.3
 10.キタノミサキ 61.1

 3歳A-2戦を連勝中のコウシュハサマーが1番人気に推されましたが、A-1でも好勝負を演じているナカゼンガキタ、シンエイボブらも地力を買われ、それぞれ2、3番人気。ただ、3歳牝馬戦らしく、どの馬もこれといった決め手に欠ける印象で、混戦ムードのなか、スタートが切られました。

 馬場水分は1.6%と若干重めの状態。砂煙を巻き上げながら、各馬いっせいに第1障害に向かいます。道中は他馬の出方をうかがうように刻む展開。極端に遅れる馬もおらず、まとまったまま第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはナカゼンガキタ。続けてコウシュハサマー、シンエイボブも登坂を開始します。しかし、3頭とも天板付近でヒザを折ってしまい、苦しい展開に。それでも立て直したナカゼンガキタが先頭で突破し、遅れて仕掛けたキタノサカエヒメが差なく2番手。メヂカラもこの圏内でクリアし、以下コウシュハサマー、キタノミサキと続きました。
 ここから次元の違う脚を見せたのはキタノミサキ。一気に差を詰めて先団に取りつくと、残り30メートル付近で3番手に浮上。さらに加速し、先頭を捕らえる勢いで残り20メートル標識を通過します。そして、先に抜け出していたキタノサカエヒメを残り10メートルでかわすと、その後もしっかりした脚取りを見せ、先頭で荷物を運び切りました。8秒2差の2着にキタノサカエヒメが入線し、さらに5秒1差でメヂカラ。ナカゼンガキタはしまいに伸びきれず4着、コウシュハサマーは残り30メートルで脚を止め6着に敗れました。

 特別戦の釧路産駒特別で2着に入るなど、随所で力を見せていたキタノミサキでしたが、近況は大敗が続いていたため9番人気。しかし、この大一番で爆発的な末脚を繰り出し、見事にタイトルを手にしました。結果的に28キロの馬体増もパワーアップにつながった印象で、さらなる成長があれば3歳戦線をにぎわす存在となるでしょう。
 キタノサカエヒメは最もスムーズに運びましたが、キタノミサキの決め手に屈しました。ただ、こうしたレースができればチャンスは巡ってくるはず。今後も要注目の1頭です。

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大河原和雄騎手「道中は後ろの方で構えていました。レースで600キロ台のソリを曳くのは初めてでしたが、障害ではよく頑張ってくれたと思います。障害を越えた後も前に3頭いたので、最後の最後まで勝てるかどうかわかりませんでしたが、なんとかゴールしてほしいと思って追いました」

2/12黒ユリ賞予想 山崎エリカ

2017年2月12日(日)

A-1戦好走のナカゼンガキタ

 定量戦で行われる黒ユリ賞は、過去の勝ち馬にサダエリコやフクイズミ、最近ではナナノチカラやキサラキクなど、後に名牝と語り継がれる馬たちが名を連ねるレースです。ナナノチカラやキサラキク、そして一昨年の3着馬タキニシサンデーのように、3歳A-1クラスで連対実績があれば、ここも上位争いが期待できますが、今年は昨年同様にそのタイプは不在。しかし、3歳A-1クラスであわよくば連対できていたんじゃないかという馬は出走しているので、今回はその馬を本命視します。

 ◎は、前走3歳A-1クラスで3着のナカゼンガキタ。前走は勝ち馬ゴールドインパクトと1.6秒差でしたが、2着ミノルシャープとは0.1秒差。横一線に並んでのゴールインでした。この馬は前々走で一応、格下のコウシュウハサマーに先着を許しているように、決め手に欠ける面がありますが、障害は上手。高重量戦がプラスに転じるタイプでしょう。

 ○は、4走前の2歳A-1クラスで連対のシンエイボブ。4走前に降した相手が◎ナカゼンガキタであり、前走でもナカゼンガキタと1.2秒差と2着争いに加わっていることを考えると侮れません。ナカゼンガキタとはほぼ同等の力関係でしょう。しかし、この馬は一旦障害が上がらない場合のふた腰目がなかなか入らないところがあり、高重量戦はプラスではないと見て、対抗評価としました。

 ▲は、3歳A-2クラスを2連勝中のコウシュハサマー。前々走で2着に降した相手がナカゼンガキタですから、ここも当然、有力でしょう。障害もなかなか上手な馬でマイナス要素もないのですが、勢い以外に買いたい材料がなく、3番手評価としました。強い相手と戦って強いレースをしていないというのが、この馬の評価を下げた理由です。

 △に昨年の白菊賞で接戦を制して、将来が期待されたプレシャスリン。その後は怪我で3ヵ月ほど休んで立て直しに苦労したものの、前々走の3歳A-2クラスではコウシュハサマー、ナカゼンガキタに次ぐ3着。前走では全く流れに乗れずに10着に大敗しましたが、あれがこの馬の実力ではないので巻き返しに期待してみました。

 あとは昨年7月デビューでメンバー中もっともキャリアが浅いウィナーブラック。キャリアが浅いために特別戦や重賞は未経験ですが、逆に言えば、それだけ未知の魅力があるということ。一時期は障害で転倒することもありましたが、近2走は障害スムーズで1着、3着。障害さえ上がれば、怖い馬です。

 他ではデビュー当初は障害が苦手で失格や大敗がしばしばありましたが、最近はかなりマシになったキタノサカエヒメ。障害さえ上がってしまえば、しっかりと伸びてくるタイプで前走も3着と上々。高重量戦が向くようには思えませんが、この馬を釧路産駒特別の優勝馬へと導いた鈴木恵騎手への手替わりにより、まともに障害をクリアした場合を想定して一応、押さえることにしました。

 ◎ (9)ナカゼンガキタ
 ○ (4)シンエイボブ
 ▲ (6)コウシュハサマー
 △ (3)プレシャスリン
 △ (5)ウィナーブラック
 △ (7)キタノサカエヒメ

 馬複
 4-9 3000円
 6-9 1300円
 3-9 700円
 9-5,7 500円 計1000円

2/12黒ユリ賞予想 荘司典子

シンエイボブの経験値に期待

 そういえば私、ちょうど1年前の黒ユリ賞からこの「ばんえい競馬情報局」の重賞予想メンバーに加えていただいたんですよね。去年の予想を見返してみたら1着ブルーオーシャンが本命◎、2着△タナボタチャン、3着○イルマレビリーヴで3連複的中。あらあら素直に予想してるから当たってるじゃないですか! 1年後にこんなに負け込んでいるとは(涙)。そろそろバッチリ当てて浮上したいです。

 3歳牝馬限定重賞。近走の成績を見るのはもちろんですが、伏兵の台頭にも注意しないといけない一戦。毎年一筋縄ではいかない決着になっています。そこで注目したのが◎シンエイボブ。ナナカマド賞4着は牝馬最先着。そして2歳産地限定特別の中でもレベルが高いと言われている十勝産駒特別でも牝馬最先着の5着。さらに近5走すべてA1のレースを使ってきた経験値から、このメンバーなら充分上位を狙えるはず。
 ○キタノサカエヒメは釧路産駒特別の勝ち馬。去年のブルーオーシャンは同レース4着。2014年のキサラキクは同レース3着と黒ユリ賞と意外と相性のいいレースを勝っているのは心強い。鈴木恵介騎手と再びのコンビにも注目。
 近走の成績から▲コウシュハサマーと△ナカゼンガキタはおさえておかないといけません。釧路産駒特別でキタノサカエヒメの2着だった△キタノミサキ。前走を度外視して△プレシャスリン。△メヂカラまでおさえて。馬券はシンエイボブから馬連流しにします。

 ◎4シンエイボブ
 ○7キタノサカエヒメ
 ▲6コウシュハサマー
 △9ナカザゼンガキタ
 △10キタノミサキ
 △3プレシャスリン
 △2メヂカラ

 馬連複
 4-2,3,6,7,9,10 1000円 計6000円

 そうそう、もうすぐバレンタインデー。12日(日)の黒ユリ賞当日12時から帯広競馬場入場門で先着250名にバレンタインチョコをプレゼントしてくれるそうです。男性はもちろん女性でもOK.。現地に行ける方はぜひお早めに!

2/12黒ユリ賞予想 目黒貴子

2017年2月11日(土)

ここを目標にナカゼンガキタ

 なかなかプラスに這い上がれない。という最近の調子の悪さに終止符をうって、そろそろ当てますよ。今回はフレッシュな3歳牝馬の重賞、つい遠い目をしてしまいそうですが頑張ります。

  ◎はナカゼンガキタ。ここ3戦は2、2、3着。それぞれ勝ち馬とのタイム差は2.2秒、3.7秒、1.6秒と、ばんえいのレースではほぼ差のない着差で常に上位争いをしている馬。あと一息という勝ちきれなさがあるものの、堅実さでいえば充分の成績だ。デビューして21戦、掲示板を外したことは2回、馬券にならなかったのはそれを含めてたった6回なのだ。注目は6走前のA1で1着したレース。牡馬のセンショウニシキに勝っている。このレースを目標に仕上げられ、今回はあと一押しを期待して◎。
 連勝中のコウシュハサマーを◯に。コンスタントに勝ち星を重ね、ここまで5勝。昨年の秋は調子がいまひとつだったか成績も奮わなかったが、12月の5走前からは勝ち馬との差も小さくなってこの連勝につながっている印象だ。勢いではやはりNo.1、このレースも注目したい。
 ▲にシンエイボブ。最近は5、6着といまひとつのレースが続いているが、A1で2着2回と強い相手でもしっかり結果を出せる強みがある。この3頭の3連単ボックスがいいかなと考えたのだが、いや、やはりまだ気になる馬がいる。
  △にはムラがあるがキタノサカエヒメ、そしてプレシャスリンなども押さえておきたい。

 ◎ナカゼンガキタ
 ◯コウシュハサマー
 ▲シンエイボブ
 △キタノサカエヒメ
 △プレシャスリン

 3連単ボックス
 4,6,9 800円 計4800円
 3連単
 9→6→3,7 600円 計1200円

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