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2017年2月 アーカイブ

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2/26チャンピオンC予想 目黒貴子

ばんえい記念に向けてフジダイビクトリー

 いよいよ来月に迫ったばんえい記念。その前哨戦としてもっとも注目のレースがこのチャンピオンカップ。最近の当たらなさぶりはちょっと置いといて、ここはじっくりと楽しみたい。
 ◎はフジダイビクトリー。昨年秋の3連勝以降勝ち星からは遠ざかっていて、しかも馬券圏内も久しくない馬ではあるが、前走のレースぶりに復調の気配が見えたと思う。端枠にもかかわらず、第2障害をトップで降り最後まで粘って4着。勝ち馬との差は4.8秒、大きな差ではない。有力馬が端枠に入った今回はチャンスかなと思う。斤量が重くなるのもこの馬にはプラスなはずで、昨年勝ったばんえい記念、連覇を狙える唯一の馬としてこの前哨戦で手応えをつかんでほしい。
 ◯ニュータカラコマの充実ぶりにも注目だ。なかなか馬券圏内をはずさない安定の一頭、前走は久々に加え転厩して初めてのレース、どんな感じかなー?と思ったが、勝ち馬と0.5秒差の2着で、ほとんど勝ちに等しいレースができている。こちらも斤量が重くなっても対応できる馬で、これといった不安がないのはむしろこちらが上かもしれない。ここにきての上昇度で◎、◯の印とさせていただいた。
 そのニュータカラコマに前走で勝ったのは▲コウシュハウンカイ。今回端枠となったが、この馬はそれほど気にしなくてもいい様子。2年連続2着の悔しさは今回どんな結果となるのだろうか。
 △は3連覇を狙うオレノココロ。端枠でさらに斤量は他の有力馬から20kg重いとなると評価を下げてしまう。そして穴で△キサラキク。頭数が少ないので点数を控えめに。
 さて、昨年行けなかったばんえい記念、今年はなんとか行けそうな気がする。収支もプラスにして気持ちよく行くためにも当てないと!(笑)

 ◎フジダイビクトリー
 ◯ニュータカラコマ
 ▲コウシュハウンカイ
 △オレノココロ
 △キサラキク

 3連複
 2-1,3,4,7 1000円 計6000円

2/26チャンピオンC予想 矢野吉彦

コウシュハウンカイ軸で勝負

 首位の座を明け渡したと思ったら、今度は黒字が風前の灯火に。いよいよ今週から4週連続の重賞開催でシーズンの大詰めを迎えるというのに、困ったものです。
 なんて落ち込んでいる場合じゃなくて、今度の日曜日、26日は帯広競馬場にお邪魔します。"諸般の事情"により、今年はばんえい記念に行けないので、ここで行っておこうというわけ。当日は斎藤修さんとトークショーをやったりしますので、なにとぞよろしくお願いします。

 さて、そのトークショーのテーマがチャンピオンカップ。これを何とか当てて、ラストスパートにつなげたいところです。今回は、コウシュハウンカイを頭にした3連単で勝負に出ます。
 ライバルはオレノココロでしょうが、奇数開催日の偶数レースで10コースを走ることに。だったら、こっちのほうがいいんじゃないですか? 荷物が重くなると不安な馬ですから、ここは勝負と見ました。
 馬券は、同馬を1着に固定しての3連単にします。まずは2、3着をフジダイビクトリー、ニュータカラコマ、オレノココロにした1頭軸流しを500円。それに、フジダイビクトリー、ニュータカラコマ、オレノココロが2着で3着総流しのフォーメーションを200円。うまいこと6000円で収まります。

 ◎コウシュハウンカイ
 〇フジダイビクトリー
 ▲ニュータカラコマ
 △オレノココロ
 △アスリート
 △キサラキク

 3連単
 1→2,3,7→2,3,7 500円 計3000円
 1→2,3,7→2,3,4,5,6,7 200円 計3000円

 さぁ、順位はともかく、黒字をキープできるかどうか、運命の分かれ道。当たってくれませんかねぇ。では、今回はこのへんで。

2/26チャンピオンC予想 斎藤修

調子上向きコウシュハウンカイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1コウシュハウンカイ
 ◯3ニュータカラコマ
 ▲7オレノココロ
 △4キサラキク
 △2フジダイビクトリー

 3連単
 1→2,3,4,7→2,3,4,7 400円 計4800円
 3→1→2,4,7 400円 計1200円

今週の見どころ(2/25~2/27)

2017年2月24日(金)

 2月26日(日)のメインには、重賞・チャンピオンカップが組まれています。今季の重賞勝ち馬による一戦は、この時期の古馬重賞としては軽めの700~800キロ台の負担重量での実施です。オレノココロが3連覇を目指して参戦。今年も勝てば、2009~11年と制したカネサブラックに並ぶ快挙となります。

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【第24回開催4日目】
 2月25日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(B2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B2級-1組(2月19日)、B2級-2組(20日)の両予選上位馬による一戦です。
 注目はB2級-1組予選を含め3連勝中の◎アアモンドヒューマ。もともと決め手には定評がありましたが、障害が安定して快進撃を続けています。4走前の吹雪特別(B2級-1組)では、第2障害大きく離れた8番手から追い込んで、2着テンカフブをコンマ2秒差まで追い詰めています。逃げ切り大勝したプレザントウェーはこのクラスでは別格の存在で、現在はB1格付。強敵が抜けてのレースなら、早めに障害を越えられれば圧勝までありそうです。
 ○テンカフブは、1組予選が4着。逃げに持ち込んだものの、末脚切れるアアモンドヒューマに障害を2番手で越えられては、この結果も仕方ありません。B2昇級後、8戦して、吹雪特別2着を含め、3勝、2着1回、3、4着各2回と大崩れなし。障害巧者だけに特別戦へ替わるのもプラスで、巻き返してくるでしょう。
 ▲ヤマノホシは、近4走では、吹雪特別7着、6着、4着、1組予選2着と徐々に着順を上げています。すべて障害はひと腰で切っている巧者。今回は、B2級の特別戦に初参戦か実績に乏しい馬が多いので、出走経験があること自体がアドバンテージになりそう。終いの踏ん張り次第で上位進出が期待できます。
 B2級-2組予選勢の筆頭格は、2着△ホクトシンバ。テンカフブ、ヤマノホシと同じ5歳馬で、特別戦では10キロ減があるのが有利。初のB2級の特別戦でも侮れません。
 2組予選6着から繰り上がりで出走の△ヨシノイチバンヒメは、昨夏にはB2級-1組の特別戦で2着があります。ヤマノホシと同様、5歳牝馬の最軽量ハンデを生かしたいところでしょう。

【第24回開催5日目】
 2月26日(日)のメイン第10レースは、重賞・第38回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:05発走予定)。今季、重賞での勝利がある通算収得賞金順で上位の4歳以上の馬による選抜戦です。オレノココロの840キロから、A1級の5歳牝馬アスリート760キロまで最大80キロのハンデ差がつきます。
 注目は北斗賞を制している◎ニュータカラコマ。今季13戦して、5勝、2着6回、3、4着各1回。平地競馬とは違い、ばんえい競馬には、障害という不確定要素があるにもかかわらず、84.6%という驚異の連対率を誇ります。しかも、今季ここまでに実施された古馬重賞で出走可能だった7つのうち6つに参戦(回避したのは9月の岩見沢記念のみ)して、この安定感というのは価値が高いです。トップハンデのオレノココロより20キロ軽い820キロというのも恵まれた印象で、勝利で決めたいところでしょう。
 ○コウシュハウンカイは、870キロの北見記念、910キロの帯広記念とも8着と惨敗。昨季のばんえい記念で3着に入っているとはいえ、2015、16年と旭川記念(770キロ)を連覇しているように、本質的には800キロ前後の負担重量が向いている感もあります。昨年のこのレースでは820キロで2着。今年も同じ重量での出走なら、凡走はまず考えられません。
 ▲オレノココロは、昨年のこのレースでは830キロのトップハンデながら、コウシュハウンカイを振り切って快勝。15年(820キロ)に続き連覇を達成しています。今回はさらに10キロ重い840キロですが、昨年のこのレースでは最大70キロ差、今年の帯広記念でもトップハンデを跳ね除け勝利している底力は軽視できません。
 近況がイマイチとはいえ△フジダイビクトリーも侮れないところ。昨年のこのレースでは830キロで4着でしたが、今年は10キロ軽い820キロで出走できるのは魅力です。
 牝馬や条件級の馬にとっては厳しい重量なので、この4頭に絞って勝負します。

【第24回開催6日目】
 2月27日(月)のメイン第10レースは、うお座特別(A2・B1決勝混合・18:05発走予定)。A2級(2月19日)、B1級-1組混合(18日)の両予選上位馬による一戦です。
 ◎ニシノキングは、4走前のみずがめ座特別(B1級-1・2組決勝)では、ライデンティダとの競り合いを制し勝利。今季、B1級の特別戦で2勝目を挙げています。ペースさえ落ち着けば障害は切れるので、3着だったB1級-1組混合予選から巻き返しがありそうです。
 ○ライデンティダは、みずがめ座特別2着を含め5戦連続連対中。B1級-1組混合予選では、障害巧者レジーナに逃げ切られたものの、しっかり伸びて2着は確保しています。今回は格上A2級馬が相手で、どこまでやれるでしょうか。
 ▲テルシゲは、2走前のA1・A2級決勝混合戦(2月12日)では、アサヒリュウセイ、サクラリュウら格上馬に混じって4着と健闘。続くA2級予選でも第2障害はひと腰で切ると、早めに抜け出す完勝劇を演じています。今回はさらに相手が楽になるB1級との混合戦。障害への不安もない現状なら、特別戦でも勝ち負けでしょう。
 △オメガグレートは、昇級初戦だったA2級予選が5着。昨季終盤はA2級の特別戦で1勝、3着2回と善戦続きだったことを考えれば、クラス2戦目のここは変わり身がありそうです。
 △コウリキは、A2級予選では1番人気で4着。年明けのA2級の特別戦では2戦とも3着と実績はあるものの、障害にムラが出てきたので、過度な信頼は置きにくいです。

今週の見どころ(2/18~2/20)

2017年2月17日(金)

 2月19日(日)のメインには、ウィナーズカップが組まれています。今季の特別戦勝ち馬による準重賞。今季の重賞勝ち馬選抜による重賞・チャンピオンカップが行われる前の週に実施されることが恒例となっています。昨季のこのレースの勝ち馬ニュータカラコマは、今季は7月に北斗賞を制し、チャンピオンカップへ出走予定。今年のメンバーからも来季は重賞を勝つ馬が出てほしいところです。

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【第24回開催1日目】
 2月18日(土)のメイン第10レースは、雪月花特別(A1級-2組混合・18:05発走予定)。好調馬揃いのA2級勢が、格上A1級勢を圧倒しそうです。
 ◎イノリノチカラは、A2昇級初戦だった前開催の十勝川温泉彩凛華杯(2月4日・A2級)が2着。第2障害ひと腰クリアから自慢の末脚を繰り出し、勝ち馬ワールドピサから0秒5の僅差にまとめています。続く2走使いのA1・A2級決勝混合戦(2月12日)は6着でしたが、敗因は障害ではありません。明け5歳馬は特別戦では10キロ減の恩恵があるのが有利。ペースが落ち着きそうなここなら、流れに乗って巻き返しが期待できそうです。
 ○サカノテツワンは、十勝川温泉彩凛華杯が3番人気で8着。端枠の10コースが影響したのか、後方をついて歩いただけで、この馬らしさが見られませんでした。それでも勝ち馬から7秒7差と大きく崩れなかったのは力の証明。12月10日の冬月特別(A2級-1組)で、アサヒリュウセイ(現A1級)の2着に食い下がっている実力は侮れません。
 ▲ファイトガールは、1月22日に行われた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)では7番人気で3着と好走。降雪による軽馬場で、詰めの甘さが緩和された結果とはいえ、自分のペースで運べた時は強さを発揮します。前走スピードスター賞を叩かれたことで、行きっぷりがさらに良くなるかもしれません。
 △ワールドピサは、十勝川温泉彩凛華杯の勝ち馬。隣枠のタキニシサンデーと併せ馬のようなかたちとなり、気を抜かずに走れたことがプラスに作用したのかもしれませんが、ゴールまでよく踏ん張りました。ファイトガールと同様、こちらもペースがカギを握りそうです。
 △ホンベツイチバンは障害巧者。A2昇級後は3戦して勝ち星がありませんが、前走のA1級-2組混合戦(2月5日)で、今回出走のA1級勢5頭すべてに先着して3着。前述のA2級4頭にどこまで迫れるでしょうか。

【第24回開催2日目】
 2月19日(日)のメイン第10レースは、準重賞・ウィナーズカップ(18:05発走予定)。今季、特別戦での勝利がある通算収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦で、ハンデ差は最大20キロしかつきません。
 注目は◎ホクショウユウキ。勝ち味に遅いタイプですが、近4走で2勝、2着1回と好調です。唯一馬券圏外の4着だった2走前の柏林馬事公苑特別(オープン)も、第2障害を先頭で越え、キタノタイショウに差し切られたとはいえ、2秒6差と見せ場十分の走り。前走の東京スポーツ賞(A1級-1組混合)では、唯一のオープン馬として貫録を示しており、勢いをつけて準重賞のタイトルを狙います。
 ○トレジャーハンターは、今季、オープン特別戦(混合戦は除く)で2勝、2着2回。準重賞・ばんえい十勝金杯2着という実績馬。近2走のオープン特別戦、柏林馬事公苑特別(6着)と然別賞(7着)では苦戦しているものの、相手が楽になるここなら、逃げ切りも視野に入りそうです。
 ▲セイコークインは、ホワイトクリスマス賞、睦月特別とも3着など、オープン特別戦で善戦続きです。2走前の重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)では軽馬場だったとはいえ、780キロをひと腰で切ると、最後までしっかり伸びて2着。課題の障害が安定している今なら、牡馬相手に一矢を報いるシーンも。
 △キタノタイショウは、前走然別賞で5着に敗れ3連勝はならず。障害で崩れたわけではないので、心配はいらないでしょう。ただ、3走前の睦月特別、2走前の柏林馬事公苑特別との連勝はハンデに恵まれてのもので、今回は一転、トップハンデというのはやや心配。
 △ニシキエーカンは、3走前のプロキオン特別(A1級-1・2組決勝混合)では、ホクショウユウキ(2着)を競り落とし、5秒1差もつける快勝を飾っています。障害次第では、長く使えるいい脚の出番があるかもしれません。

【第24回開催3日目】
 2月20日(月)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組混合・18:05発走予定)。オープン2頭、A1級8頭による争いです。
 この相手ならオープン馬◎オイドンが負けられません。重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯3着をはじめ、今季オープン特別戦で何度も馬券に絡んでいる実力は上位。障害にムラがあるのは否めませんが、相手が有利なA1級との混合戦なら、まず勝ち負けでしょう。
 明け4歳の○ホクショウディープは、A1昇級後初の自己条件戦ですが、今回のA1級勢8頭中6頭が出走していた2走前のA1・A2級決勝混合戦(1月28日)を快勝。このメンバーでも十分に戦える能力をうかがわせます。今回は、初対決となるオイドンとの差し脚比べが見ものです。
 ▲キンメダルは、前走のA1級-2組混合戦(2月5日)で今季初勝利。第2障害を2番手で越え、ホクショウメジャーを交わしてからは、後続を寄せつけませんでした。A2級時代は未勝利で、相手が上がるA1昇級後に勝ち星をマークというのは、異例。底知れない力を秘めていそうです。
 △ホクショウメジャーは、A1昇級初戦のデイリースポーツ杯(A1級)でいきなり2着と好走。その後2走も、ホクショウディープの3着(1月28日)、キンメダルの2着(2月5日)と崩れがありません。ここも前残りに警戒が必要でしょう。
 特別戦のほうが走りが安定する感もある△アオノレクサスも押さえておきたいところです。

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