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今週の見どころ(2/18~2/20)

 2月19日(日)のメインには、ウィナーズカップが組まれています。今季の特別戦勝ち馬による準重賞。今季の重賞勝ち馬選抜による重賞・チャンピオンカップが行われる前の週に実施されることが恒例となっています。昨季のこのレースの勝ち馬ニュータカラコマは、今季は7月に北斗賞を制し、チャンピオンカップへ出走予定。今年のメンバーからも来季は重賞を勝つ馬が出てほしいところです。

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【第24回開催1日目】
 2月18日(土)のメイン第10レースは、雪月花特別(A1級-2組混合・18:05発走予定)。好調馬揃いのA2級勢が、格上A1級勢を圧倒しそうです。
 ◎イノリノチカラは、A2昇級初戦だった前開催の十勝川温泉彩凛華杯(2月4日・A2級)が2着。第2障害ひと腰クリアから自慢の末脚を繰り出し、勝ち馬ワールドピサから0秒5の僅差にまとめています。続く2走使いのA1・A2級決勝混合戦(2月12日)は6着でしたが、敗因は障害ではありません。明け5歳馬は特別戦では10キロ減の恩恵があるのが有利。ペースが落ち着きそうなここなら、流れに乗って巻き返しが期待できそうです。
 ○サカノテツワンは、十勝川温泉彩凛華杯が3番人気で8着。端枠の10コースが影響したのか、後方をついて歩いただけで、この馬らしさが見られませんでした。それでも勝ち馬から7秒7差と大きく崩れなかったのは力の証明。12月10日の冬月特別(A2級-1組)で、アサヒリュウセイ(現A1級)の2着に食い下がっている実力は侮れません。
 ▲ファイトガールは、1月22日に行われた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)では7番人気で3着と好走。降雪による軽馬場で、詰めの甘さが緩和された結果とはいえ、自分のペースで運べた時は強さを発揮します。前走スピードスター賞を叩かれたことで、行きっぷりがさらに良くなるかもしれません。
 △ワールドピサは、十勝川温泉彩凛華杯の勝ち馬。隣枠のタキニシサンデーと併せ馬のようなかたちとなり、気を抜かずに走れたことがプラスに作用したのかもしれませんが、ゴールまでよく踏ん張りました。ファイトガールと同様、こちらもペースがカギを握りそうです。
 △ホンベツイチバンは障害巧者。A2昇級後は3戦して勝ち星がありませんが、前走のA1級-2組混合戦(2月5日)で、今回出走のA1級勢5頭すべてに先着して3着。前述のA2級4頭にどこまで迫れるでしょうか。

【第24回開催2日目】
 2月19日(日)のメイン第10レースは、準重賞・ウィナーズカップ(18:05発走予定)。今季、特別戦での勝利がある通算収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦で、ハンデ差は最大20キロしかつきません。
 注目は◎ホクショウユウキ。勝ち味に遅いタイプですが、近4走で2勝、2着1回と好調です。唯一馬券圏外の4着だった2走前の柏林馬事公苑特別(オープン)も、第2障害を先頭で越え、キタノタイショウに差し切られたとはいえ、2秒6差と見せ場十分の走り。前走の東京スポーツ賞(A1級-1組混合)では、唯一のオープン馬として貫録を示しており、勢いをつけて準重賞のタイトルを狙います。
 ○トレジャーハンターは、今季、オープン特別戦(混合戦は除く)で2勝、2着2回。準重賞・ばんえい十勝金杯2着という実績馬。近2走のオープン特別戦、柏林馬事公苑特別(6着)と然別賞(7着)では苦戦しているものの、相手が楽になるここなら、逃げ切りも視野に入りそうです。
 ▲セイコークインは、ホワイトクリスマス賞、睦月特別とも3着など、オープン特別戦で善戦続きです。2走前の重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)では軽馬場だったとはいえ、780キロをひと腰で切ると、最後までしっかり伸びて2着。課題の障害が安定している今なら、牡馬相手に一矢を報いるシーンも。
 △キタノタイショウは、前走然別賞で5着に敗れ3連勝はならず。障害で崩れたわけではないので、心配はいらないでしょう。ただ、3走前の睦月特別、2走前の柏林馬事公苑特別との連勝はハンデに恵まれてのもので、今回は一転、トップハンデというのはやや心配。
 △ニシキエーカンは、3走前のプロキオン特別(A1級-1・2組決勝混合)では、ホクショウユウキ(2着)を競り落とし、5秒1差もつける快勝を飾っています。障害次第では、長く使えるいい脚の出番があるかもしれません。

【第24回開催3日目】
 2月20日(月)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組混合・18:05発走予定)。オープン2頭、A1級8頭による争いです。
 この相手ならオープン馬◎オイドンが負けられません。重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯3着をはじめ、今季オープン特別戦で何度も馬券に絡んでいる実力は上位。障害にムラがあるのは否めませんが、相手が有利なA1級との混合戦なら、まず勝ち負けでしょう。
 明け4歳の○ホクショウディープは、A1昇級後初の自己条件戦ですが、今回のA1級勢8頭中6頭が出走していた2走前のA1・A2級決勝混合戦(1月28日)を快勝。このメンバーでも十分に戦える能力をうかがわせます。今回は、初対決となるオイドンとの差し脚比べが見ものです。
 ▲キンメダルは、前走のA1級-2組混合戦(2月5日)で今季初勝利。第2障害を2番手で越え、ホクショウメジャーを交わしてからは、後続を寄せつけませんでした。A2級時代は未勝利で、相手が上がるA1昇級後に勝ち星をマークというのは、異例。底知れない力を秘めていそうです。
 △ホクショウメジャーは、A1昇級初戦のデイリースポーツ杯(A1級)でいきなり2着と好走。その後2走も、ホクショウディープの3着(1月28日)、キンメダルの2着(2月5日)と崩れがありません。ここも前残りに警戒が必要でしょう。
 特別戦のほうが走りが安定する感もある△アオノレクサスも押さえておきたいところです。

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