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今週の見どころ(1/14~1/16)

 ばんえい十勝は、年末年始の変則開催が終わり、今週からは土曜・日曜・月曜の週3日間の通常開催に戻ります。
 15日(日)のメインには、オープン馬による睦月特別が組まれています。今季の古馬オープン重賞は、2月26日のチャンピオンカップ(今季重賞優勝馬限定)、そして3月20日のばんえい記念と2戦を残すのみ。各馬、どのような臨戦過程を経て仕上げていくのか注目です。

【第21回開催4日目】
 1月14日(土)のメイン第10レースは、プロキオン特別(A1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A1級-1組(1月9日)、A1級-2組混合(10日)の両予選上位馬による一戦です。
 出走してきた4頭すべてが昨季はオープン格付だったA1級-1組予選勢が有力。なかでも期待は3着◎サクラリュウです。1月2日の重賞・帯広記念では初の800キロ超となる890キロ。唯一のA1格付でも、オープン馬と同じ条件のハンデながら、第2障害を先頭でクリアして見せ場十分の4着に好走しました。続く1組予選では高重量の疲れも見せず、障害をひと腰で切って勝ち馬から3秒0の僅差3着。雪の影響が残る馬場で、決め手あるソウクンボーイ(1着)、ニシキエーカン(2着)に早めに抜け出されては、展開が不向きだったと諦めるしかありません。今回は馬場が回復しそうで、しかも障害力が生かせる特別戦ということを考えると、巻き返しが濃厚といえます。
 ○ニシキエーカンも、重賞・ドリームエイジカップ(11月27日)で、オープン馬に混じって4着善戦というキャリアの持ち主。近12戦では、すべて単勝3番人気以内(1番人気8回)に推され、1組予選での2着を含め10連対という充実ぶりです。持ち前の決め手に加え、障害での安定感も文句なし。ここも上位争い必至です。
 1組予選4着の▲ダイコクパワーは、マイペースで運べれば、あっさり逃げ切った3走前のファイナルカップ(12月29日・A1級-1・2組決勝)くらいの走りはできる馬。同レースでは、ニシキエーカン、ソウクンボーイを2、3着にしりぞけています。続くばんえい十勝金杯(1月5日・オープン・A1級混合)では同じく先行しても見どころなしの7着だっただけに、好走のカギはとにかく展開です。
 2組混合予選勢では、△ホクショウユウキに注目。相手に恵まれたとはいえ、障害先頭クリアから押し切って今季初勝利を挙げています。メンバー中唯一の現オープン馬として貫録を示す場面もあるでしょう。
 1組予選で、軽めの馬場をもっとも味方につけたのは、おそらく勝ち馬の△ソウクンボーイ。とはいえ、勝ち味に遅いタイプが勝ち切ったということは、よほど状態が良いのでしょう。ここも押さえておきたいところです。

【第21回開催5日目】
 1月15日(日)のメイン第10レースは、睦月特別(オープン・18:05発走予定)。当日は雪の予報が出ているので、軽めの馬場が合う印象の馬を上位視します。
 ◎トレジャーハンターは、5、4開催前ではニュータカラコマの2、4着に敗れていましたが、同馬が不在だった3、2開催前のオープン特別戦を連勝。帯広記念の裏オープンだった前開催のばんえい十勝金杯(1月5日・オープン・A1級混合)は2着だったとはいえ、決め手自慢で10キロ軽いアサヒリュウセイにゴール線上で差されての1秒9差惜敗なら悲観すべき内容ではありません。今回は天敵ニュータカラコマが回避したとなれば、当然、主役です。
 ○オイドンは、2開催前のホワイトクリスマス賞(12月24日・オープン)では、トレジャーハンターに逃げ切られたとはいえ、第2障害離れた2番手クリアから1秒6差まで追いつめて2着。890キロで大敗した前走帯広記念は度外視して狙ってみたいところ。久々にコンビを組む鈴木恵介騎手の手腕にも期待です。
 ▲キサラキクは、ホワイトクリスマス賞が4着で、前走ばんえい十勝金杯では3着。ともにふた腰で障害を越えており、カカリは悪くありません。前走から据え置きの745キロなら大崩れはなさそう。決め手比べになれば一気に浮上してくるはずです。
 △カイシンゲキは、ホワイトクリスマス賞の5着馬。トレジャーハンターのハナを叩くような展開に持ち込めることが理想です。

【第21回開催6日目】
 1月16日(月)のメイン第10レースは、山羊座特別(B2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B2級-1組(1月9日)、B2級-2組(10日)の両予選上位馬による一戦です。年明けの開催から、明け5歳は平場戦では若馬の減量がなくなっていますが、特別戦では10キロ減が継続しています。
 注目は、B2級-1組予選の勝ち馬◎フクトク。精彩を欠く走りの連続でしたが、前々走で久々に差し脚を発揮(3着)すると、予選では一旦は抜け出したスターダストをゴール前で差し返すしぶといレースぶり。復調を感じさせます。もともと、7月にはB2級-1組特別戦で、後続をちぎって勝利している実績馬。本来の姿が戻った今なら、当然主役を演じてくれるでしょう。
 B2級-2組予選は、5歳馬○テンカフブが逃げ切って快勝。B2昇級後3連勝中で、1戦ごとの相手強化を跳ね除けています。今回は古馬になって初の特別戦挑戦ですが、前述のとおり、5歳は、平場戦(予選)より特別戦のほうが負担重量面で有利。障害を早めにまとめることができれば差のない戦いが可能と見ます。
 ▲マタキタヨは、2月26日のオリオン特別、B2級-1組予選とも4着と、1組戦で善戦しています。今回は2組との戦いで相手がやや楽になるだけに警戒が必要でしょう。
  △オンリーワンは、B2級-2組予選2着など勝ち切れないレースの連続ですが、安定感は評価すべきです。

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