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今週の見どころ(11/26~11/28)

 今週から12月29日(火)までの期間、ばんえい十勝は準ナイターで開催を実施。先週までよりレース発走時刻が繰り上がっていますのでご注意ください(詳しくはこちら)。
 11月27日(日)のメインには、重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代の通算収得賞金上位馬2頭ずつによる選抜戦。過去6回で連覇はありませんが、キタノタイショウは、2010年の第1回(4歳時)から10歳の今回まで7年連続で出走中。同馬の走りにも注目です。

帯広競馬場でのイベントはこちら
※11/27の尾ヶ瀬馨騎手引退セレモニーについてはこちら

【第17回開催1日目】
 11月26日(土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(B2級-1組・19:05発走予定)
 前開催の羊蹄山特別(11月19日・B2級-1組)を制した3歳馬◎キタノリュウキに引き続き期待。第2障害をひと腰2番手で越えると、障害5番手から鋭伸し残り20メートルで先頭に立ったオレモスゴイをゴール線上で差し返すしぶといレースぶりが光りました。相手は強化しますが、連勝のチャンスも十分と見ます。
 ○ヤマノホシは障害巧者で、能取湖特別(10月29日)4着、羊蹄山特別5着と、ここ2開催のB2級-1組特別戦で上位争い。ともに早めに障害を越えながら詰めを欠く内容でした。しかし、今開催から本走路のヒーティングが稼動したことで、重めでパワーの要る馬場になるはず。ゴール前の砂障害も撤去されたことで、前残りがあるかもしれません。変わり身に警戒です。
 ▲オレモスゴイは、2カ月半ぶりの実戦だった羊蹄山特別でコンマ1秒差の2着に好走。障害さえ切れれば、今回も楽しみな存在といえます。
 羊蹄山特別が1番人気・6着だった△ブラックテーオーは、置かれずに追走できれば、巻き返し劇がありそうです。

【第17回開催2日目】
 11月27日(日)のメイン第10レースは、重賞・第7回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19:05発走予定)
 重量格による別定重量戦で、オープン馬は、基礎重量760キロ(牝馬740キロ)から今季の収得賞金120万円につき10キロの加増があるため、重賞好走馬にとってはハンデがきつくなっています。
 注目は5歳世代から◎カイシンゲキ。9月にオープンへ昇級して以降、勝ち星こそないものの、岩見沢記念(3着)、北見記念(4着)の2重賞を含む5戦すべて4着以内と善戦を続けています。850キロだった北見記念のレースを見た感じ、高重量戦で勝ち負けするには、もっと障害力をつけなければならない印象ですが、条件を問わず毎回、ひと脚使ってくるのが崩れが少ない要因でしょう。今回は普段のオープン特別戦より相手が楽になっており、重賞にしては軽い重量なのもスピードタイプのこの馬にとってプラス。昨年のオレノココロに続く5歳馬による制覇を目指します。
 ○フジダイビクトリーは、前開催の北海道競馬記者クラブ特別(11月14日・オープン)で6着に敗れ、岩見沢記念、北見記念を含む連勝が3で止まりました。とはいえ、積極的に仕掛けていかず、勝ちを意識したレース運びではなかっただけに、負けてもダメージは少ないはず。700キロ台の重量では、障害の巧拙に差が出にくいかもしれませんが、現役屈指の障害巧者らしい先行策で押し切りを狙います。
 今季、旭川記念を制している▲コウシュハウンカイは、前走の北見記念が1番人気で8着と大敗でしたが、障害で転倒したため。力負けではありません。今回は前走より90キロも軽い舞台だけに、巻き返しが期待できそうです。
 △オレノココロは今季、重賞を2勝。しかし、勝ったのがばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリと、ともに賞金額の大きいレースだったため、790キロとトップハンデを課されてしまったのがやや懸念されるところ。
 4歳二冠馬△センゴクエースは前走のオープン特別戦が失格(タイムオーバー)と不本意な結果。今回の770キロは苦にしないだけに、力さえ出せれば差のないレースが可能でしょう。

【第17回開催3日目】
 11月28日(月)のメイン第10レースは、知床賞(オープン・A1級-1組混合・19:05発走予定)。重賞・ドリームエイジカップに不出走のオープン馬は、今開催(前半戦)では、このレースか、27日(日)第11レースでA1級馬と戦います。
 注目は、A1昇級初戦の前走オータムカップ(11月20日・A1・A2決勝混合)も難なく突破した◎ダイコクパワー。これで2連勝。ともに、あまり得意とはいえない決め手比べで勝っており、充実ぶりをうかがわせます。今回は相手強化ですが、オープン馬とのハンデ差を考えると、この馬にチャンスが十分にありそうです。
 前開催の北海道競馬記者クラブ特別(11月14日・オープン)は、トレジャーハンターが逃げましたが、第2障害2番手から追ってきた○ニュータカラコマが残り30メートルでとらえてからは、ゴールまでほぼ持ったまま、着差以上の完勝を収めています。今回は賞金別定25キロ増のトップハンデですが、相手有利は明らかでしょう。
 オープンの牝馬▲セイコークインは、北海道競馬記者クラブ特別が出走取消でした。オープン昇級後、軽量戦の稲妻賞以外は勝ちきれませんが、今回、オープンの一線級といえるのはニュータカラコマくらいのもの。ここなら連争いに加わってきそうです。
 北海道競馬記者クラブ特別がオープン昇級後、初の連対だった△トレジャーハンターは、今回から特別戦では賞金ハンデが10キロになるのが微妙なところ。
 A1級の△アアモンドセブンは、A1昇級2戦目のオータムカップが7着とはいえ、障害で崩れたわけではありません。今回は最軽量ハンデなので、前残りに警戒が必要でしょう。

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