ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2016年9月 | メイン | 2016年11月 »

2016年10月 アーカイブ

1234

北見記念 予想結果

2016年10月31日(月)

須田:3連単500円的中! 収支+7,150円
目黒:3連複1000円的中! 収支+1,200円
荘司:馬複1000円的中! 収支-1,800円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円


【集計】投資額 6,000円×11R=66,000円

斎藤  +15,550円
目黒  +4,120円
須田  -14,900円
矢野  -27,220円
山崎  -47,300円
荘司  -52,920円

白組  -26,570円
紅組  -96,100円

10/30北見記念回顧

フジダイビクトリーが圧倒的な力を示す!

 30日(日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のフジダイビクトリーが優勝。岩見沢記念に続く連勝を果たし、重賞9勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ホクショウユウキ 90.3
 2.カイシンゲキ 28.8
 3.ニュータカラコマ 4.7
 4.オレノココロ 6.4
 5.キタノタイショウ 11.8
 6.フジダイビクトリー 2.8
 7.キサラキク 31.1
 8.オイドン 出走取消
 9.コウシュハウンカイ 2.6

 5連続連対中と好調のコウシュハウンカイが1番人気に推され、こちらも2連勝中のフジダイビクトリーが差なく2番人気。ニュータカラコマ、オレノココロと、実績のある2頭もチャンス十分という戦前評価となりました。多少のハンデ差もあるだけに、馬場水分0.9%と乾いた砂がどう作用するか。注目のスタートが切られました。

 高重量戦らしく、序盤はゆったりした流れ。ニュータカラコマ、フジダイビクトリーあたりが先行しますが、ほぼ横一線。他馬の出方をうかがいながら進みます。大きく遅れる馬もおらず、そのままの態勢で第2障害を迎えました。
 じっくりためたのちに動いたのはニュータカラコマ。ひと呼吸置いてフジダイビクトリーが仕掛け、コウシュハウンカイ、ホクショウユウキ、オレノココロも登坂を開始します。なかでもフジダイビクトリーのかかりが良く、早くも第2障害を突破しました。大きく離れた2番手でニュータカラコマがクリアし、オレノココロもこれに続きます。コウシュハウンカイはヒザを折るなどして苦戦を強いられました。

 それを尻目にゆうゆうと脚を伸ばすのはフジダイビクトリー。セーフティーリードを保ち、余裕のレースを演じます。しまいの脚いろも確かで、25秒近い差をつけてゴールする圧倒的なレース運びで勝利しました。
 激しくなったのは2着争い。ニュータカラコマ、オレノココロはともに2度脚を止め、カイシンゲキとホクショウユウキがこれを追撃。最後は4頭が入り乱れるかたちとなりました。結局はニュータカラコマが粘り切って2着。0秒4差の3着にオレノココロが入り、以下カイシンゲキ、ホクショウユウキと入線しました。コウシュハウンカイは障害で手間取り、最下位の8着に敗れました。

 前走の岩見沢記念も圧勝でしたが、それ以上の圧巻のレースぶりで連勝を飾ったフジダイビクトリー。今年のばんえい記念を制した実績馬が、いよいよ軌道に乗ってきた印象です。シーズン後半も、さらなる活躍が期待できるでしょう。
 しまいに苦しんだニュータカラコマでしたが、しぶとく粘って2着を確保。持ち前の先行力を生かし切った藤野俊一騎手の好騎乗が光りました。これで8連続連対と充実している印象で、今後も要注目です。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「岩見沢記念後は牧場で調教を積んでいたので、出来は十分だったと思います。障害を越えてから1度も止まらなかったのも稽古の賜物。これからも連勝できるよう頑張ります」

10/30北見記念予想 山崎エリカ

2016年10月30日(日)

障害得意のコウシュハウンカイに期待

 基礎重量が850㎏ともなると、ほとんどの馬が障害をひと腰では超えられなくなりますが、それがプラス材料となる馬もいます。今回のメンバーで、これまでよりも高重量になることがプラスとなるのは、やはり昨年のこのレースの1着馬キタノタイショウと2着馬コウシュハウンカイでしょう。

 キタノタイショウはじっくり脚をタメなければ障害をスムーズに上げられないところがあり、他馬も障害で手間取るぶんで優位。コウシュハウンカイはすぐに次の腰が入る障害巧者ですが、最後にどんでん返しを食らいやすい馬なので、他馬も疲れて直線一気が決められないぶん、優位に立てます。

 ただ、キタノタイショウは他馬の自滅を期待しなければならないのであくまでも穴馬。コウシュハウンカイのように確実に障害を越えてくる安定感がありません。よって、◎はコウシュハウンカイにすることにしました。この馬は今シーズン重賞を5戦して1着1回、2着3回、3着1回と全く崩れていません。障害で度々崩れることがあった昨年よりも地力をつけていると言えるでしょう。

 ○は、前々走のばんえいグランプリを制して今シーズンの重賞2勝目を挙げたオレノココロ。休養明けの前走では7着に凡退したものの、障害はひと腰で上げられていたし、今回は膝をついてもすぐに立て直せればチャンスがあるでしょう。問題はここで変われるか、変わるのはこの先になるかということでしょう。

 ▲は、昨年のこのレースの覇者キタノタイショウ。昨年はこのレースまで1勝も挙げられませんでしたが、今年は前々走で勝利している点がプラス。ただし、相手次第のところがあり、過信し過ぎるとやられるタイプなので狙い下げました。

 △に、前走の岩見沢記念では、昨シーズンのばんえい記念以来の重賞勝利を挙げたフジダイビクトリー。880㎏のトップハンデを背負わされた昨年から一転、今年は860㎏で挑めるというのはプラスですが、昨年よりも全体的な勢いが落ちているのは事実。今回が約1ヵ月ぶりの実戦になることもあり、狙い下げました。

 あとは今シーズンで連対を外したのは、ばんえい記念から直行したばんえい十勝オッズパーク杯のみで、オープンや重賞では常に連対のニュータカラコマ。今年は何度も立て直しながらの出走で、いつ崩れても不思議ではないのに、崩れていないのがこの馬の怖さです。

 他では穴馬として、一昨年の岩見沢記念1着、北見記念2着のホクショウユウキ。この馬は長期スランプで今シーズンは未勝利ですが、休養させたことや転厩により、近走では上昇度を見せているので、一発候補として馬券に加えます。

 ◎ (9)コウシュハウンカイ
 ○ (4)オレノココロ
 ▲ (5)キタノタイショウ
 △ (6)フジダイビクトリー
 △ (3)ニュータカラコマ
 △ (1)ホクショウユウキ
 
 馬複
 9-4,5,6 1500円 計4500円
 3-9 1000円
 1-9 500円

10/30北見記念予想 荘司典子

2016年10月29日(土)

フジダイビクトリーの重賞連勝に期待

 去年の北見記念ではトップハンデ880kgで4着に敗れた◎フジダイビクトリー。その後、ご存知の通りこの春のばんえい記念を制したパワーの持ち主。高重量戦なら任せて安心!860kgで臨める今回は昨年のリベンジ濃厚。JRAジョッキーDAY記念、岩見沢記念と連勝中。好調の波に乗って3連勝で重賞連勝を決めて欲しい。少し間隔が空いたのは気になりますが「ここ目標に逆算で調整してきた」という金山明彦調教師の言葉を信じて。
 岩見沢記念ではフジダイビクトリーと人気を分け合った○コウシュハウンカイ。第2障害でもこの2頭が先に下り、最後は一騎打ち。この時フジダイビクトリー820kgに対し、コウシュハウンカイは830kg。今回もフジダイビクトリーより重い870kgがどうか。北見記念最多の6勝を挙げている藤本匠騎手とのコンビでこちらも3連勝を狙います。
 昨年の覇者▲キタノタイショウ。その後はなかなか好成績を挙げられずにいましたが、10月1日の神無月特別を快勝。ここへきて調子を上げてきています。850kgというのも好材料。連覇も夢ではありません。
 今季の成績[3,4,0,1]と驚くほど安定している△ニュータカラコマ。とはいえ昨年7着に敗れた時と同じ860kg、このメンバー相手でちょっと苦しいかもしれません。
 △オレノココロも同様に870kgが不安。1月の帯広記念を910kgで制してはいますが、もう少し軽い方がいいイメージ。ここで結果を出せるようなら今後ますます楽しみが増えます。
 歴戦の古馬の戦い。後がない私ではありますが、今回はあまり勝負をせず、堅実に増やして...というかマイナスを減らしていく気持ちで馬券を買います。

 ◎6フジダイビクトリー
 ○9コウシュハウンカイ
 ▲5キタノタイショウ
 △3ニュータカラコマ
 △4オレノココロ

 馬複
 6-9 3000円
 6-3,4,5 1000円 計6000円

10/30北見記念予想 目黒貴子

休み明け2戦目オレノココロを狙う

 競馬に絶対はないと常に思っているのに、前回のナナカマド賞ではすっかりホクショウムゲンで絶対というくらいの自信をもって大失敗。冷静に慎重にみなければと反省をしながらの今回の予想となる。

 前走久々のレースに臨んだオレノココロは終始後方から進み、結果7着。少々不甲斐ない気もするが、休み明けで仕上げ途上だったことを考えて内容を見るとそれほど悪くない。状態の上積みが見込める今回は充分3着以内を狙えるのではないだろうか。2走前にはばんえいグランプリを制した馬で、実力を発揮さえすれば勝ち負けできるはずである。むしろ前走の結果から人気がない今回こそ狙い目と考える。オレノココロを軸にしたい。
 だんだんと調子を上げてくるフジダイビクトリーだが、前走の岩見沢記念を快勝し今季も順調のようだ。こちらも実力は折り紙つき、斤量が重くなるほどその力を発揮できるタイプなので、今回も期待といきたいところだが、少々間隔が開いたのが気になる。◯としたい。
 今季1番充実しているのはこの馬かもしれない。▲コウシュハウンカイ。岩見沢記念を2着、その後も使われてオープンを2連勝と、勢いならこの馬。しかし休まず使われていることでもしかしたら見えない疲労があるのではとネガティヴに考えてしまう。さらに端枠でどうか?という不安もあり▲まで。
 △にはニュータカラコマ。5月22日からオール連対はたいしたものだ。特に休み明けの前走も仕上がりに不安がありながらもしっかりと2着を確保するあたり充実している感がある。地力が上がったか。そしてキタノタイショウは昨年の勝ち馬。こちらも徐々に調子を上げていて侮れない。
 一気に斤量が重くなる今回、各馬がどのようなレースをするのか要注目。そして今回はどの馬に順番が回ってくるのか興味深い。正直上位陣に実力差はあまりないと思うので3連複で軸1頭流しで決めたい。

 ◎オレノココロ
 ○フジダイビクトリー
 ▲コウシュハウンカイ
 △ニュータカラコマ
 △キタノタイショウ

 3連複1頭軸
 4-3,5,6,9 1000円 計6000円

1234
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.