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2016年7月 アーカイブ

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7/3柏林賞予想 山崎エリカ

2016年7月 3日(日)

荒れる重賞でもセンゴクエース

 柏林賞は今年で第10回目と歴史は浅いものの、とにかく荒れるレース。過去10年で1番人気が勝利したのは、第1回のマルミシュンキ(ただし、この年は定量戦)と第3回のライデンロックのみ。残る7回のうち、6回も1番人気が3着以下に敗れています。また、過去6年ともトップハンデ馬が不発で、基本的に1番人気とトップハンデ馬は買ってはいけないレース。これまでもばんえい競馬初の無敗のイレネー記念馬になるなど、様々なジンクスを打ち破ってきたセンゴクエースですが、この舞台でも前記のジンクスを覆して、勝利することが出来るのでしょうか?

 正直、センゴクエースは配当が付かないという理由からあまり狙いたくないのですが、前々走のスプリングカップでは古馬相手に結果を出し、同世代対決の前走すずらん賞では最大70㎏のハンデ差を克服して勝利したとなると、ここで本命にしない明確な理由が見当たりません。重馬場でトップハンデを背負って勝つというのはけっして楽ではないし、現役を長く続ければ、いつか同世代にも敗れる日が訪れるとは見ていますが、ひとまずここは◎とします。

 2着以下は混戦ですが、○は3歳以降の重賞では全て3着以内のコウリキ。同馬は格下が相手ならばともかく、勝ちに行くと脆さを出すタイプですが、前半で無理せず3歳以降の重賞のように末脚を生かす競馬ならば2着、3着はあるでしょう。センゴクエースの2着でいいという騎乗ならば、最有力です。

 ▲は、昨年のばんえいダービー、ばんえい菊花賞の2着馬キンメダル。同馬は、総合力はともかく、障害力はセンゴクエースよりも上と評価できる馬です。ばんえい菊花賞でセンゴクエースに0.1秒差まで迫った馬が、前走で復調の兆しを見せたとなると、浮上を警戒しなければなりません。

 あとは△に、今年に入って急上昇のアスリート。障害に不安もなく、5月のすずらん賞ではセンゴクエースの2着、前々走のライラック賞では○コウリキを2着に降して勝っていますから、ここも有力でしょう。
 
 他では近走力をつけて、前走のゴールドトロフィーではアスリートを2着に降して勝利したバウンティハンター。確かに前走は軽馬場が味方したようなところがあり、同馬がスピードタイプである感は拭えません。それでも近走の安定した障害ぶりから、高重量にも耐えられるだけの可能性は秘めます。

 ◎ (5)センゴクエース
 ○ (3)コウリキ
 ▲ (2)キンメダル
 △ (6)アスリート
 △ (9)バウンティハンター

 馬複
 5-3,2 2500円
 5-6,9 500円 計6000円

7/3柏林賞予想 矢野吉彦

2016年7月 2日(土)

センゴクエースの相手は?

 今季開幕から2カ月半が過ぎ、ようやく重賞競走が頻繁に行われるようになってきました。今月はあわせて3つの重賞が予定されています。今週の柏林賞は4歳3冠戦線の第1弾。しっかり当てて、今後に向けて弾みを付けておきたいところです。

 ここはセンゴクエースでいいでしょう。同世代同士の対戦では負け知らず。前走のすずらん賞とほぼ同じ重量差で、同レース2着のアスリートとは逆にその差が縮まった(アスリートのほうが20㎏増量された形)わけですから、堅い本命と言っていいと思います。
 問題はその相手。ひとまず、牝馬減量の恩恵を受けるタキニシサンデーと、初騎乗となる菊池騎手の思い切った勝負に期待してキンメダルを挙げておきます。ほかには順当にコウリキ、バウンティハンター、そして増量も勢いでこなせそうなアスリート。あまりにも素直な選択ですが、この5頭を2、3着にして3連単(各300円)を買うことにしました。元を取れない組み合わせもあるでしょうが、それは覚悟の上。奇をてらった勝負はせず、センゴクエースの走りっぷりをとくと拝見させてもらいます。

 ◎センゴクエース
 〇タキニシサンデー
 ▲キンメダル
 △コウリキ
 △アスリート
 △バウンティハンター

 3連単
 5→7,2,3,6,9→7,2,3,6,9 300円 計6000円

 シーズンはまだ始まったばかり。あまりガツガツ行くのもどうかと思いますので、今回はこのへんで。

7/3柏林賞予想 荘司典子

センゴクエースの牙城を崩す馬は?

 4歳世代の3冠第1弾、柏林賞。
 デビュー以来連戦連勝で勝ち星を重ね、既に数々の重賞を手にしているセンゴクエース。同世代限定レースでは負け知らず。さらに2走前・スプリングカップではオレノココロ、コウシュハウンカイといった強豪古馬を破り1着。文字通り現4歳のホープです。未来のばんえい競馬を担っていくべき馬。ここも当然負けられません。

 果たしてセンゴクエースの牙城を崩す馬はいるのか?!
 そこで、これまでセンゴクエースと同じレースを走って2、3着に迫った馬をこのメンバーの中から調べてみました。

 コウリキ 2着3回、3着2回
 キンメダル 2着3回、3着2回
 シリウス 2着1回
 タキニシサンデー 3着2回

 今回は2着以降は混戦だと思うので、単純に上記の回数の多い順から重い印を打ちます。
 それにしてもコウリキとキンメダルはこんなに何度も悔しい思いをしているんですね。センゴクエースとの勝負付けは済んでいるとも言えますが...「何が起きるかわからないのが競馬」。この2頭が1着の馬券もおさえましょう。
 特に菊地一樹騎手と初コンビのキンメダルが金星を挙げてくれると配当的に嬉しいですね。

 ◎5 センゴクエース
 ○3 コウリキ
 ▲2 キンメダル
 △7 タキニシサンデー
 △1 シリウス

 馬単
 5→2,3 2000円
 5→1,7 500円
 2,3→5 500円 計6000円

7/3柏林賞予想 目黒貴子

センゴクエースの相手探し

 4歳重賞の柏林賞。ここは抜けた存在がいるだけに、2着、3着争いでじっくりといきたいところだ。
 ◎は迷わずセンゴクエース。この世代では負けなしなのだからこれも仕方がない。断然人気でもこの馬から。このレースを目標に準備万端。ハンデ差はあるがそれも克服できるはず。
 さて問題の2着争い。◯にはコウリキといきたい。2走前はこのレースライバルのアスリートに2.2秒差負けたものの、650Kを背負っての2.2秒差なのだからほとんど差はないと言っていい。注目は前走、あえて格上の強い相手に積極的なレースを展開。アオノレクサスに2.5秒負けたわけだが、ここでこれだけのレースをできたという自信はついたのではないか。どれだけ先に第2障害をクリアできるかだが、最後の脚はしっかりしているので、あっさりとクリアできれば充分勝負になるとみている。
 ▲にはやはりアスリート。3走前こそ5着だったが、それ以外の近走は必ず勝ち負けに絡んでおり充実の戦績といえる。特に前走は追い上げて届かずの2着だったが見せ場のあるいい内容だった。勢いもあり注目。
 △にはそのアスリートに前走勝っているバウンティハンター。こちらも近走の成績は充分誇れる内容だ。しかし今回は一気に60Kの増量で不安も。また軽馬場歓迎のタイプで、この土日に少々の雨は期待できるがしっかりと軽くなる保証もなく印を落とす形となった。キンメダルにも△こちらはようやく復調気配を感じさせている。本領発揮となればやはり侮れない存在である。

 ◎センゴクエース
 ◯コウリキ
 ▲アスリート
 △バウンティハンター
 △キンメダル

 3連単
 5→3.6→2.3.6.9 1000円 計6000円

7/3柏林賞予想 須田鷹雄

2016年7月 1日(金)

センゴクエースで不動

 ここは◎センゴクエースで1着は不動。古馬の超一線級に10キロもらっただけで完勝してしまう馬が、同世代に対して30キロでは揺るぎようがない。すずらん賞を基準にしても、重量差が改善しているのがキンメダルの10キロくらいしかいないし、どう机上の計算をしたところで、自滅以外にセンゴクエースの負けシナリオは考えられない。重めの重量に対する慣れということを考えても、不安はむしろ他馬のほうにある。

 2着候補も○キンメダル、▲コウリキと、申し訳ないが面白みのない予想になる。この世代の重賞を振り返ると、この2頭のどちらかは常に馬券のどこかにいたし、はまなす賞で上の世代に対し頑張った2頭でもある。
 
 菊花賞やダービーそのまんまの結果になってもおかしくないし、なにかが入ってくるとしても1頭。その1頭を△アスリートと決め打ち、ひねることは放棄して絞っただけの馬券でいく。

 ◎5センゴクエース
 ○2キンメダル
 ▲3コウリキ
 △6アスリート

 3連単
 5→2,3→2,3,6 1500円 計6000円

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