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7/17北斗賞回顧

ニュータカラコマが久々の重賞制覇!

 17日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のニュータカラコマが優勝。2014年の北斗賞以来となる重賞6勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ニュータカラコマ 4.1
 2.オレノココロ 3.5
 3.コウシュハウンカイ 3.3
 4.ホクショウユウキ 127.9
 5.オイドン 17.5
 6.ハクタイホウ 30.5
 7.フジダイビクトリー 3.3
 8.キサラキク 72.1
 9.キタノタイショウ 42.8

 混迷の古馬戦線を象徴するかのように、上位人気馬のオッズは僅差。票数の差でフジダイビクトリーが1番人気となり、以下コウシュハウンカイ、オレノココロと続き、やや離れてニュータカラコマ。まんじ巴の一戦という下馬評になりました。

 小雨が降る中、馬場水分1.5%でスタート。道中はニュータカラコマが引っ張る展開となりましたが、各馬とも遅れずに追走。ほぼ横一線で中間点を通過し、その後も多少の一進一退はありましたが、ほぼ横並びのまま第2障害を迎えました。
 じっくりとためたのち、6頭が同じタイミングで登坂を開始。なかでも人気上位4頭のコウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー、オレノココロがひと腰で突破し、下馬評通りのレースを展開します。
 その中からニュータカラコマがギャロップで抜け出し、残り30メートルで先頭へ。1馬身程度の差でコウシュハウンカイが続き、さらに1馬身差でオレノココロ。その半馬身後方からフジダイビクトリーも追走します。残り10メートルを切ってニュータカラコマとコウシュハウンカイの脚いろが若干鈍り、オレノココロが急追。フジダイビクトリーも懸命に食い下がり、手に汗を握る好レースとなります。しかし、ニュータカラコマがしぶとく粘り切り、先頭でゴールを果たしました。0秒6差の2着にコウシュハウンカイが入り、さらに0秒5差の3着にオレノココロが入線しました。

 久々の重賞タイトルとなったニュータカラコマですが、今年のばんえい記念や旭川記念で2着しているように、古馬トップクラスの力があるのは明らかです。最後までぎりぎりもたせた西騎手の好騎乗も光っており、今回の勝利で勢いづくか、今後もこのコンビに注目です。

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西将太騎手「先輩ジョッキーからアドバイスをいただき、積極的にレースをしました。第2障害を降りて一歩前に出ましたが、このままもってくれたらいいなと思いました。最後は接戦になりゴール板過ぎるまで結果はわかりませんでした。これからも一戦一戦大切に騎乗しますので、応援をよろしくお願いいたします」

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