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2016年4月 アーカイブ

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今週の見どころ(4/30~5/2)

 5月1日(日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨年度の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦で、今年も精鋭10頭が揃いました。今季最初の重賞ウイナーに輝くのはどの馬か。ご期待ください。

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【第2回開催1日目】
 4月30日(土)のメイン第10レースは、うまちか杯(B1級-1組混合・20:10発走予定)。A2級5頭とB1級2頭の争いですが、基礎重量で10キロ軽いB1級勢を主軸視します。
 ◎サカノテツワンは、開幕週の前走B1級-2組戦で逃げ切り完勝を収めています。今年1月にはA2級-1組の特別戦で連対実績があり、今季はA1から降級。今回は相手強化でもA2級との混合なら、実績的に十分通用するはずです。
 ○アサヒメイゲツも、卯月特別(4月23日・B1級-1組)を差し切って、今季初戦を白星で飾っています。第2障害を越えたのは7番手でしたが、先行勢とさほど差なくクリアできたことが勝因。今回も障害のタイミング次第で、決め手発揮の場面があるでしょう。
 ▲サクラリュウは、前走の青葉特別(A1級混合)が6着でしたが、この馬を含めオープンからの降級馬が7頭という強力メンバーでは仕方ありません。今回は相手が緩和されており、前で流れに乗れれば、上位争いに加われそうです。
 青葉特別が7着だった△カンシャノココロは、主戦の阿部武臣騎手に戻って巻き返しを期待したいところでしょう。

【第2回開催2日目】
 5月1日(日)のメイン第10レースは、第10回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2・4歳以上選抜・20:10発走予定)
 昨年のばんえい十勝オッズパーク杯1、2着の6歳馬◎オレノココロ○コウシュハウンカイに注目します。5歳シーズンは若馬の減量がなくなるため、昨年のこのレースでは両馬とも厳しいかと思われましたが、早めの障害クリアからワンツーを決めてしまいました。今季開幕週のスプリングカップ(オープン)もそれぞれ2、3着と好スタートを切っており、今年も接戦で優勝争いを繰り広げそうです。
 ▲カイシンゲキは、今年がこのレース初挑戦。昨季は9月の4歳重賞・銀河賞を勝ったあと、オープン昇級でクラスの壁に当たりましたが、今季初戦の前走青葉特別(A1級混合)では、勝利まで届かなかったとはいえ上々のレースぶり。重量的に不利な感もある5歳ですが、この馬はA1格付けで10キロ軽いこともあり、上位争いに加わってきそうです。
 昨年のこのレース3着馬△ニュータカラコマ、流れが合えば△ニシキエーカンも争覇圏といえます。

【第2回開催3日目】
 5月2日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 ◎センゴクエースは、今季初戦の前走スプリングカップで古馬オープン戦初勝利をマーク。オレノココロ、コウシュハウンカイら実力馬を寄せ付けない逃げ切りで、改めて怪物ぶりを披露しました。今回の最大70キロ差のトップハンデは、60キロ差だったポプラ賞を上回る未知の領域ですが、そのポプラ賞では5歳馬を相手に圧勝を収めています。4歳同士の戦いなら、まず負けるシーンは想像しにくいです。
 センゴクエースとはほぼ勝負付けが済んでいる相手関係だけに、対抗には同馬と未対戦の○イノリノチカラを指名。昨季14勝を挙げた上がり馬。今回が同世代限定のオープン、特別戦とも初挑戦です。開幕週のレースでは競走除外だったのは残念ですが、センゴクエースを相手に40キロ差でどれくらい食い下がれるか見ものといえます。
 昨年の3歳三冠で上位争いしてきた△コウリキ△キンメダルや、ばんえいオークス2着馬△タキニシサンデーが続きます。

今週の見どころ(4/22~4/25)

2016年4月20日(水)

 4月22日(金)より、新年度のばんえい十勝がスタート。開幕週は25日(月)までの連続4日間で、年内はすべてナイターで開催が実施されます。2日目の23日(土)からは2歳戦もスタート。4月10日に行われた第1回能力検査をクリアした若駒たちが続々とデビューを迎えます。なお一番時計を叩き出したホクショウムゲン(牡・服部義幸厩舎)は24日(日)第2レースに出走を予定しています。

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【第1回開催1日目】
 4月22日(金)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:10発走予定)
 ◎コウシュハウンカイは、昨季も開幕日に実施されたこのレースで2着に入ると、続く重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯でも2着に好走。その後、6月の旭川記念で古馬重賞初制覇、3月のばんえい記念では見せ場を作って3着など、1年間、古馬オープンクラスで存在感を示し続けました。負担重量や馬場状態を問わず実力を発揮できるタイプなので、軸としては最適でしょう。
 ○オレノココロは、コウシュハウンカイと同じ6歳でライバル的存在。昨季は、ばんえい十勝オッズパーク杯、ドリームエイジカップ、帯広記念、チャンピオンカップの4重賞を制しています。トップハンデを課されていた12月、2月のオープン-1組特別でも大きくは崩れていなかったので、重量差のつかない今回は、上位争いに加わること必至といえます。
 4歳馬▲センゴクエースは、2歳三冠、3歳二冠馬で、3月のポプラ賞では、年長の5歳馬を相手にトップハンデを問題にしない圧勝を飾り、周囲の度胆を抜きました。オープン(1組)特別では4着が最高ですが、伸び盛りの勢いで突破なるでしょうか。
 △オイドンはスピードタイプで、今回の680キロは大歓迎。とはいえ昨年のこのレースでは、断然人気に推されながら9着など、ムラな面があります。障害次第では、抜群の決め手で決着をつけてしまう場面もありそうですが、果たして。

【第1回開催2日目】
 4月23日(土)のメイン第10レースは、卯月特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 混戦ですが、ひとまず4歳牝馬◎タキニシサンデーに注目します。先行力と障害力を武器に、昨季は、ばんえいオークス2着や、B1級のレース(混合戦含む)で4勝をマークしています。3月12日の花月特別は5着でしたが、初のB1級-1組特別挑戦で仕方ない面も。最軽量ハンデで臨めるここは、先行策から押し切れるとみます。
 ○カツオーカンは、昨季はA2級の特別戦で2勝を挙げている実力馬。勝ち切れない面も見られますが、ひとつクラスが下がるB1なら、見せ場以上が見込めそう。
 ▲アオノレクサスはオープンからの降級馬で、力量上位は明らか。昨季は2勝のみでしたが、障害で崩れるシーンはほとんどありませんでした。逃げ一手の脚質だけに、とにかくマイペースに持ち込めるかがカギです。
 4頭出走している5歳馬は、3月まであった特別戦での10キロ減がなくなることでやや不利な印象。昨季、B1級の特別戦で3戦1勝、3着2回と安定していた△カネゾウ、決め脚鋭い△アサヒメイゲツらは押さえ評価にとどめます。

【第1回開催3日目】
 4月24日(日)のメイン第10レースは、青葉特別(A1級混合・20:10発走予定)。A1級5頭とA2級4頭の争い。うち7頭がオープンからの降級馬ですが、2クラス下がってA2級格付の2頭に注目します。
 ◎ヤマノウンカイは、昨季、A2級-1・2組決勝混合の特別戦(1月17日)からオープン昇級初戦のA1級との混合戦(2月14日)まで5連勝をマーク。オープン馬同士の対戦となったその後3走では2度の4着が最高でした。今回はその3走で対戦した馬もいますが、A1級より10キロ軽いハンデを生かせば、勝機が十分見込めます。
 ○サクラリュウもオープンから降級しA2級スタート。1月1日のニューイヤーカップ(A1級混合)を圧勝しオープン入り後、8戦中5戦で掲示板を確保しています。ヤマノウンカイとは4走続けて対戦し、この馬が先着したのは1度だけと劣勢なので対抗評価ですが、障害の安定感ではこちらのほうに分があります。
 ▲トレジャーハンターは、ウィナーズカップ(2月21日・4歳以上選抜)では2着と、前述2頭(4、5着)に先着。A1格付のため、A2級より10キロ重いのは不利ですが、障害には自信を持っているので、流れを作れればあっさり逃げ切るシーンもありそうです。
 時計勝負になれば△セイコークイン、逆にスローペースになれば△ニシキエーカンに警戒が必要でしょう。

【第1回開催4日目】
 4月25日(月)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(A2級混合・20:10発走予定)
 2頭いる4歳の牡馬に注目。なかでもメンバー中で唯一のB1格付である◎コウリキに期待します。はまなす賞1着、ポプラ賞2着、3歳三冠オール3着と、昨季出走した重賞ではすべて馬券に絡む活躍をみせました。A2昇級後は、自己条件戦では決め手が不発続きで、一度も掲示板に載れていませんが、650キロなら障害で置かれることもなく、先行勢をまとめて差し切る場面もありそうです。
 もう1頭の4歳牡馬○キンメダルは、3歳三冠のばんえい菊花賞、ばんえいダービーでともに2着という実績馬。A2級では、なかなか先行できず、自分の形に持ち込めませんが、こちらも負担重量が軽くなっての変わり身に期待したいところ。
 A2級での実績上位なのが▲ホクショウメジャー。昨季平場戦で2勝し、特別戦(混合戦含む)で2着2回、3着1回があります。詰めの甘さが出なければ、粘り込むシーンもありそうです。
 昨季10勝を挙げ地力強化著しい△シンザンボーイや、ハンデ有利な4歳牝馬△シリウスにも上位食い込みを期待したいです。

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