ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 10/12ナナカマド賞予想 山崎エリカ | メイン | ナナカマド賞 予想結果 »

10/12ナナカマド賞回顧

フウジンライデン世代最初の重賞ウイナーに!

 12日(祝・月)は2歳世代で最初の重賞となるナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝2番人気のフウジンライデンが優勝。この世代初のタイトルウイナーとなりました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.キタノリュウキ 2.9
  2.エアーシップ 6.3
  3.フウジンライデン 3.9
  4.サクラダイチ 7.0
  5.グレースゴールド 11.4
  6.アラワシキング 25.0
  7.ツルイテンリュウ 71.7
  8.ヒカルナナヒメ 10.4
  9.リュウセイイチバン 10.3
 10.オトコギ 40.5

 2走前こそ10着に敗れていたキタノリュウキが、前走できっちり巻き返したこともあって1番人気。堅実なレースぶりを見せるフウジンライデンが続きましたが、この時期の2歳戦とあって以下は混戦模様。570キロの重量と2.1%の馬場水分がどうでるか、未知の領域に挑む2歳馬たちの挑戦が始まりました。

 各馬、勢いよく飛び出しながらも、相手の出方をうかがうように横一線。一進一退を繰り返し、極端に遅れる馬もなく、全馬が差なく第2障害を迎えました。
 フウジンライデン、サクラダイチ、ヒカルナナヒメがほぼ同時に仕掛け、やや遅れて他馬も登坂開始。しかし、フウジンライデンとサクラダイチが抜群のかかりを見せて、あっさりと突破します。エアーシップ、リュウセイイチバン、アラワシキングと続き、ツルイテンリュウとキタノリュウキもこの一角でクリアしました。
 しかし、先頭の2頭の脚いろは乱れず、特にフウジンライデンは一歩一歩力強い歩みを見せます。残り10メートルを切ったところで、脚が鈍ったサクラダイチを突き放し、そのままフウジンライデンが世代の頂点に名乗りを上げました。サクラダイチは懸命の粘りを見せて2着を確保。3着にはリュウセイイチバンが入線しました。

 フウジンライデンはこれでデビューから【4・3・0・4】。掲示板を外したのは1度だけと、堅実な成績を残しています。いかにも"レースに集中している"といった力強い脚どりを見せたのが印象的で、今後もより大きな舞台での活躍が期待できそうです。

成績はこちら
映像はこちら

安部憲二騎手「普段から調教していて馬の成長を感じ取ることができました。近走は満足のいくレースではなかったのですが、ここに向けて調教をつけていたので、結果を出せて良かったです。道中、横一線だったので、忙しいレースだなと思っていましたが、しっかり練習をつけてきたので思い切り行きました。これからも大きなタイトルを獲れる馬に育ってほしいと思います」

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.