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今週の見どころ(9/12~9/14)

 9月14日(月)のメインには、古馬重賞の岩見沢記念が組まれています。昨年は、9番人気のホクショウユウキが勝ち、2着・2番人気、3着・6番人気の順で入線し、三連単33万円台という波乱決着になりました。今季はじめて出走全馬が800キロ以上の負担重量を課される高重量戦に注目です。

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【第12回開催1日目】
 9月12日(土)のメイン第10レースは、長月特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 前開催のB1級特別は、A2級混合のサッポロばんえい缶発売記念。そのレースでB1級最先着の3着に入ったホンベツイチバンに注目します。第2障害2番手でクリアすると、3頭による激しい追い比べの末、カンシャノココロ(1着)、トモエエーカン(同タイム2着)からコンマ3秒遅れただけの好走でした。これで近5走が2着1回、3着4回と勝ちきれませんが、B1級限定で相手が楽になるここでは当然中心視できそうです。
 サッポロばんえい缶発売記念で5着のキタノオーロラが強敵でしょう。1番人気に推された前走でしたが、テンに置かれる面が出てしまい、追い込み切れませんでした。しかし、出走9頭中8頭がB1級馬だった3走前のオッズパーク杯アルタイル特別では、圧巻の逃げ切り勝ち。2着のホンベツイチバン以下を寄せ付けませんでした。B1級限定の今回はその再現があるかもしれません。
 コウリキは、前走の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)を障害4番手から差し切って勝利。B4級-2組戦からの連勝を4に伸ばしています。今回はクラスが一気に上がってB1級戦ですが、障害、末脚のキレとも文句なしの近況だけに、単なる通過点という可能性も十分です。
 シンザンボーイは、オッズパーク杯ベガ特別(B2級-2組)を逃げ切り楽勝しての昇級初戦。当然相手強化となりますが、障害巧者で、力を出しきれれば差はありません。

【第12回開催2日目】
 9月13日(日)のメイン第10レースは、玉泉館特別(オープン・A1級混合・20:10発走予定)
 オープン4頭とA1級5頭の争いですが、前開催で準重賞・朱雀賞を使われた5歳馬が強そうです。
 セイコークインは、朱雀賞が2番人気で5着。前が止まらず、第2障害を降りた順番のままでのゴールと、残念な結果でした。しかし、4走前のオッズパーク賞サマーカップ(オープン)では、フジダイビクトリーのコンマ1秒差2着があり、続くA1級との混合特別2戦では1、2着。得意の条件に戻る今回は巻き返しが見込めます。
 ダイコクパワーは、セイコークインと同じ近3走を使われて、5、5、3着。朱雀賞は720キロながら障害をふた腰で切れたところが評価できます。10キロ軽くなるのは歓迎で、今回も馬券圏内にまとめてくるでしょう。
 コウシュハクィーンは朱雀賞が7着でしたが、700キロという負担重量より、前々走より220キロも重量が増えたことが響いた感も。もともとは障害巧者なので、当然、立て直してくるでしょう。
 5歳馬以外では、アアモンドマツカゼに注目。A1昇級初戦の前走マロニエ賞(オープン・A1級混合)が障害2番手から3着に踏ん張る上々のレースぶり。今回は同条件でもオープン勢が手薄になっており、一歩前進に期待です。
 マロニエ賞では2番人気で9着だったニシキエーカンは、障害次第で、上位をうかがってきそうです。

【第12回開催3日目】
 9月14日(月)のメイン第10レースは、重賞・第51回岩見沢記念(20:10発走予定)。ばんえいグランプリを制したフジダイビクトリーと、フクドリ、ナナノチカラが回避し、トレジャーハンターアオノレクサスが加わっての9頭立てとなりました。今季の収得賞金80万円につき10キロ増となる別定重量戦で、コウシュハウンカイが20キロ増、オレノココロ、トレジャーハンターが10キロ増で、その他の馬は820キロでの出走です。
 今季、旭川記念勝ちがあるコウシュハウンカイに注目。前走の朱雀賞(5歳オープン)では、トップハンデながら悠々逃げ切って勝利。2着オレノココロとは3秒1差でしたが、まったく寄せ付けず、強さが際立ちました。今回もトップハンデですが、最大20キロ差なら克服可能と見ます。
 相手筆頭はオレノココロでしょう。コウシュハウンカイとは、3歳、4歳の三冠で鎬を削ってきたライバル同士。前走の朱雀賞では同重量で2着でしたが、今回は、こちらのほうが10キロ軽いのは有利。決め手比べになれば、この重量差がモノを言うかもしれません。
 インフィニティーは、ばんえいグランプリの3着馬。2着コウシュハウンカイと、当時は同重量でしたが、今回は20キロの差がつきます。障害には絶対の自信を持っているだけに、終いの踏ん張り次第で逆転も一考できそう。
 ホクショウユウキは昨年の岩見沢記念覇者(9番人気)。その後未勝利ですが、昨年もこのレースがシーズン初勝利だったように、今年も一発があるかもしれません。
 昨年のこのレース2着馬キタノタイショウ、ばんえいグランプリ4着オイドンは、障害さえ切れれば、見せ場以上が期待できそうです。

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