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2015年1月 アーカイブ

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今週の見どころ(1/31~2/2)

2015年1月30日(金)

 1月25日に行われた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)は、5歳馬クインフェスタが勝利し、引退レースを重賞初制覇で飾りました。また、3着にナナノチカラ、4着にもセイコークインと5歳勢が上位に入り、世代レベルの高さを見せました。2月2日(月)のメインには5歳オープンのダイヤモンドダスト賞が組まれています。格付上位の牝馬は先週出走したため、牡馬が主体のメンバー構成となりそうですが、ぜひご注目ください。
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【第22回開催4日目】
 1月31日(土)のメイン第10レースは、みずがめ座特別(B1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。B1級-1組(1月25日)、B1級-2組混合(24日)の両予選上位馬による一戦です。
 ライデンロックは、3走前のカシオペア特別(B1級-1組)、2走前のA2・B1級決勝混合、そしてB1級-1組予選と3走連続して2着。3走前と前走では、決め手勝負の同型ジャングルソングに敗れていますが、今開催から基礎重量が10キロ増えることで、逆転の期待がかけられそうです。
 そのジャングルソングは、新雪特別(B1級-1組)、カシオペア特別、B1級-1組予選と3連勝中。課題の障害も安定しています。しかし730キロ超の負担重量では馬券絡みがゼロであり、今回の740キロではどうかといった感もあります。
 レインボーライデンはB1級-1組予選では5着でしたが、障害のキレは良好です。流れに乗れれば巻き返してきそうです。
 B1級-2組混合予選組は劣勢な印象ですが、2着キタノストロングに注目。障害次第の面があるので、成績に安定感がありませんが、先行勢をまとめて差し切れる末脚を持っています。

【第22回開催5日目】
 2月1日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン・18:05発走予定)。8頭立てだった前開催の睦月特別(オープン-1組)から5着馬を除く7頭が参戦しており、ほぼ再戦です。
 オイドンは睦月特別を第2障害3番手から差し切って、連続連対を5に伸ばしました。とはいえ、得意の特別戦でも徐々にレース内容に余裕がなくなってきているのは否めないところ。今回はハンデが15キロ増え785キロですが、勝利経験がある負担重量だけに、ひとまずは連軸として期待できそうです。
 同2着キタノタイショウが相手筆頭。障害離れた5番手からオイドンの1秒3差まで迫っています。785キロはこの馬にとってまったく問題のない重量であり、障害のタイミング次第では逆転も十分でしょう。
 メンバー中で唯一、睦月特別へは不出走だったホッカイヒカルは、近5戦が3勝、2着1回の好成績。この3勝は相手関係に恵まれた感もありますが、好調なのは間違いないところ。キタノタイショウの末脚が届く流れになれば、この馬の浮上にも警戒が必要でしょう。
 睦月特別では障害先頭クリアから3着惜敗のインフィニティー、ゴール寸前までは2番手をキープして4着ニュータカラコマも侮れません。

【第22回開催6日目】
 2月2日(月)のメイン第10レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:05発走予定)。牡馬のみの10頭立てで、オレノココロの780キロからB1級4頭の720キロまで最大60キロのハンデ差がつきました。
 メンバー中、格付順での上位7頭は4歳シーズン三冠の最終戦・天馬賞(1月3日・牡馬は760キロの定量)を使われており、オレノココロが逃げ切って、二冠目・銀河賞(9月14日)とあわせ二冠を達成しています。注目は、天馬賞で6秒7差の2着だったコウシュハウンカイ。銀河賞でもオレノココロと同重量で3着に敗れていますが、今回は20キロ差がつくのが有利。障害のキレもよく、逆転も十分でしょう。
 オレノココロは、銀河賞が最大40キロ差(牡馬に限れば最大30キロ差)のトップハンデを克服しての勝利。今回は最大60キロ差つきますが、天馬賞で牡馬では3番目に着順がよかった6着イッキフジに20秒近くの差をつけていたレースぶりを考えれば、コウシュハウンカイ以外に先着される場面は想像しにくいところ。4歳時の昨年に続く重賞・ポプラ賞(3月15日・4歳・5歳混合)連覇へ向け勢いをつけたいところです。
 イッキフジは天馬賞では詰めの甘さが出て6着でしたが、前走の自己条件戦では今回と同じ730キロで逃げ切り勝ちを収めています。ショウチシマシタも天馬賞では早めに障害を越えながら7着でしたが、前走の自己条件戦では720キロで逃げ切り圧勝。今回の730キロならこなせるはずです。

ヒロインズカップ 予想結果

2015年1月26日(月)

須田:3連単6-7-3 300円的中! 収支+17,940円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×20R=120,000円

矢野  +21,670円
須田  -66,600円
斎藤 -102,710円
山崎 -116,400円

1/25ヒロインズカップ回顧

クインフェスタ有終の美を飾る!

 25日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝3番人気のクインフェスタが優勝。引退レースで見事に重賞初制覇を果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.タケノビジン 58.5
  2.アアモンドマツカゼ 5.6
  3.ナナノチカラ 2.8
  4.タカラハヤヒメ 72.3
  5.セイコークイン 17.1
  6.クインフェスタ 5.1
  7.ダイリンビューティ 4.1
  8.ニシキエース 19.1
  9.コウシュハクィーン 27.9
 10.キュートエンジェル 8.8

 ばんえいオークスなど重賞3勝を誇る5歳馬ナナノチカラが1番人気。しかし2番人気以降は混戦で、ダイリンビューティからアアモンドマツカゼまではほぼ実力差がないという評価。それらにA2で連続連対中のキュートエンジェルがどこまで迫れるか。馬場水分2.7%のなか、注目のスタートが切られました。

 積極的に先行したのはナナノチカラ。第1障害を抜けて、やや後続を引き離します。しかし、レースはまだ序盤。各馬も徐々に差を詰め、ほぼ横一線の状態で第2障害を迎えました。
 最初に仕掛けたのはダイリンビューティ。ニシキエースがこれに続き、他馬もいっせいに登坂を開始します。しかしダイリンビューティは抜群の登坂を見せ、先頭でこれを突破。リードを広げにかかりますが、そうはさせじとナナノチカラ、キュートエンジェルが続き、その直後にタカラハヤヒメ、クインフェスタ、セイコークイン、アアモンドマツカゼと、続々と障害をクリアしていきました。
 最初に突破したダイリンビューティでしたが思ったほど進まず、障害を下りた直後にナナノチカラが先頭へ。快調に飛ばしたナナノチカラは、残り20メートル付近でも2~3馬身ほどのリードを保ちます。ダイリンビューティも懸命に前進するものの徐々に苦しくなり、代わってクインフェスタが2番手に浮上。クインフェスタはさらに脚を伸ばして、ナナノチカラに迫ります。そしてゴール線上での逆転劇。怒濤の末脚を発揮したクインフェスタが寸前でナナノチカラを捕らえ、悲願の重賞初制覇を果たしました。
 さらにナナノチカラは寸前で脚を止めてしまい、そこへしぶとく歩き続けたダイリンビューティが肉薄。そのままかわし去ったダイリンビューティが、2番手でゴールを果たしました。ナナノチカラはさらに遅れること1秒6差の3着となりました。

 クインフェスタは今回が引退レース。これまで重賞ではナナノチカラの後塵を拝してきましたが、ラストチャンスでリベンジを果たしました。牝馬での力上位を示しただけに引退は残念ですが、今後は仔に夢を託したいところです。
 ダイリンビューティは昨年のこのレースを制して以来となる重賞連対。勝ったクインフェスタには完敗でしたが、その他の5歳勢に先着を果たしたように、8歳を迎えた今年も衰えのないことを証明しました。古馬の牝馬重賞はこの一戦だけですが、これまでと同様に条件戦なら、牡馬相手でも好勝負を演じ続けてくれることでしょう。

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浅田達矢騎手「このレースで引退が決まっていたので、勝ちたかったです。レースではもう少しタイムがかかるかと思っていましたが速い展開でしたね。障害を降りてから、あんなに走るとは正直思っていませんでした。クインフェスタは自分の恋人みたいな存在。馬主さん、生産者、調教師、厩舎関係者のみなさん、なかなか結果を出せずにすみませんでした。最後に結果を残せて良かったです。ありがとうございました」

1/25ヒロインズC予想 山崎エリカ

2015年1月25日(日)

大レースに強いナナノチカラに期待

 古馬牝馬 vs 明け5歳牝馬の対戦図式となるヒロインズカップ。前哨戦のレディースカップでは1~6着馬までが大きな着差がなかったように、この路線も混戦ムードです。

 しかし、ひとつ言えるのは、10月27日のA2クラスのレースでは、レディースカップの勝ち馬ニシキエースを2着に降して、ナナノチカラが勝利しているように、今年の明け5歳馬はけっこう強いということ。そのなかでも5歳馬代表のナナノチカラは本番に実に強く、牝馬限定重賞では3戦3勝の実績馬。この大一番は期待したくなる馬です。よって、ナナノチカラを◎としました。

 ○はクインカップでナナノチカラの2着、レディースカップではナナノチカラに先着しているように、ナナノチカラのライバルとして活躍してきた1頭クインフェスタ。クインフェスタはセイコークインやコウシュハクィーンとも大きな能力差はありませんが、セイコークインは軽量のスピードレース向き。また、コウシュハクィーンは近走、障害で止まってしまっているあたりに増量に対する不安があるので、高重量戦というカテゴリーでは、クインフェスタが優勢と見ました。

 ▲は2シーズン前のオークス馬タカラハヤヒメ。この馬は1年以上、勝ち星から遠ざかっていますが、近走は障害をキッチリまとめているように、ここへ来て調子を上げています。他の有力馬と比較しても、重量が10kg軽い点も有利でしょう。

 あとは△に障害のデキひとつのところはありますが、レディースカップの勝ち馬ニシキエース。他では昨年のこのレースの覇者であり、近走も堅実のダイリンビューティ。

 ◎ (3)ナナノチカラ
 ○ (6)クインフェスタ
 ▲ (4)タカラハヤヒメ
 △ (8)ニシキエース
 △ (7)ダイリンビューティ

 馬複
 3-6,4,8,7 1500円 計6000円

1/25ヒロインズC予想 須田鷹雄

2015年1月24日(土)

ナナノチカラを負かすのは

 牝馬重賞は3戦3勝のナナノチカラが実績上位だが、地吹雪賞を使ってしかも負けてきた後の一戦というのが少し不安。私自身が既に大幅なマイナスを背負っている身ということもあり、別な切り口も探したい。
 ナナノチカラを負かすとして、考え方は2つ。クインカップで僅差だったクインフェスタに逆転してもらうか、年長組に勝ってもらうかだ。
 どちらかに決め打てないので、両サイドから1頭ずつ◎○を出し、2頭のアタマ付けで3連単を展開しようと思う。
 ◎は年長組代表でダイリンビューティ、○にクインフェスタ。この2頭はレディースカップの2、3着馬であり、当時と同様にナナノチカラには10キロアローワンスを貰う身。一方で当時人気薄激走した△ニシキエースは当時より10キロ不利になっており、アタマ候補にはできない。
 ▲ナナノチカラも2着は確保すると考えて、3連単の1、2着部分は◎○→◎○▲で決め打つ。これだと☆△を計4つ付けても3連単は20点。3着になるべく人気薄が来てくれることを期待する。

 ◎7ダイリンビューティ
 ○6クインフェスタ
 ▲3ナナノチカラ
 ☆2アアモンドマツカゼ
 △5セイコークイン
 △9コウシュハクィーン
 △8ニシキエース

 3連単
 6,7→3,6,7→2,3,5,6,7,8,9 300円 計6000円

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