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今週の見どころ(9/13~9/15)

 9月14日(日)のメインには、4歳シーズン三冠の二冠目・銀河賞が行われます。昨年は、一冠目・柏林賞、前哨戦の山鳩賞とも勝っていたホクショウユウキが快勝。2着テンカムソウも、柏林賞3着、山鳩賞2着の実績がありました。しかし今年は、柏林賞ではいずれも馬券外に敗れた牝馬3頭が山鳩賞で上位を独占したことで、予想が難しそう。高配含みの一戦といえるかもしれません。

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 9月13日(土)のメイン第10レースは、銀河の森特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 前開催のB1級-1組は平場戦(8月31日)として実施され、2着キュートエンジェル、3着トモエエーカン、5着アアモンドヤマトは、白露特別(A2級混合)と2走使いされました。その3頭はここにも出走していますが、注目は前走の白露特別で5着だったキュートエンジェル。相変わらず障害のキレもよく好位で第2障害を越えると、離れた5番手から追ってきたトモエエーカンに差し切り勝ちを許したものの、4秒7差なら悪くありません。今回は両馬のハンデ差が前走よりさらに5キロひらくことで逆転も十分でしょう。
 3歳馬ハクタイホウは、前開催のB1級-1組戦で障害2番手から差し切って勝利。トップで障害を抜けたキュートエンジェルはやや決め手を欠く面はありますが、末脚上位のトモエエーカンを最後は突き放した走りは圧巻でした。白露特別は回避しましたが、6月にはB1級-1・2組決勝混合特別で逃げ切り勝ちを収めている実績を考えればこちらを上位に取る手もありそうです。
 もちろん、決め手あるトモエエーカンや、前開催のB1級-1組戦4着で障害巧者のコサカコブラも押さえが必要でしょう。

 9月14日(日)のメイン第10レースは、4歳シーズン三冠の第2弾・第22回銀河賞(20:10発走予定)。重量格による別定重量戦で、オープン・740キロからA2級の牝馬・700キロまで最大40キロのハンデ差がつきました。
 注目はホクショウサスケ。B1格付で牡馬としてはいちばん軽い710キロでの出走です。前走のB2級-1組特別(670キロ)では、第2障害ひと腰4番手クリアから先行3頭を次々と交わし、残り30メートルで先頭に躍り出てからは島津新騎手も手綱を抑えたままという楽勝でした。710キロは初ですが、今年3月のB2級-1組戦では695キロで僅差2着に追い込んでおり、こなせないことはないでしょう。障害で苦戦しても、10メートルくらいの差であればすぐに逆転できるくらいの世代屈指の決め手を生かし、初重賞制覇を狙います。
 前哨戦の山鳩賞(4歳オープン)は、1着クインフェスタ、2着セイコークイン、3着コウシュハクィーンとA2級の牝馬3頭が上位を占めました。いずれも先行タイプの障害巧者で、展開次第で着順は入れ替わりそう。ホクショウサスケが障害で手こずるようなら、再び上位独占もあるかもしれません。
 前述の牝馬3頭が引っ張る速めの流れが予想されるだけに、4歳一冠目・柏林賞を制したダイコクパワー(720キロ)や、同3着の牝馬ナナノチカラ(710キロ)らの追い込み馬にも警戒が必要かもしれません。

 この日の第9レースは、いちい賞(2歳牝馬オープン・19:30発走予定)。1着馬には10月12日に行われる重賞・ナナカマド賞への優先出走権が与えられます。
 2歳牝馬のオープン特別は、8月10日に白菊賞が行われており、第2障害を5番手で降りた5番人気のタキニシサンデーが差し切り勝ちを収め、9番人気のアスリートが2着に逃げ粘る波乱となりました。
 白菊賞は雨中のレースとなり、1番人気だったホクショウモモは障害2番手クリアから5着。同馬は前走の2歳A級-1組(9月7日)でも2番人気で8着と思わぬ大敗を喫していますが、牡馬の強豪ホクショウキズナが大逃げを打ったレース。ともに障害はひと腰でこなしており、ハイペースを苦にするのかもしれません。2走前の1組戦では、ホクショウキズナを2着に下し勝利しており、実力上位なのは確か。今回も展開次第ということになりそうです。
 白菊賞では3着だったウィナーエミはその後も4、1着と崩れなく走っています。ここも先行策から上位をうかがいます。
 白菊賞4着で前走3組戦での勝ちっぷりが圧巻だったワタシハサクランボや、前走1組戦で2着に好走したコムギも牝馬同士であれば好勝負が期待できるでしょう。

  9月15日(祝・月)のメイン第10レースは、ポテト特別(オープン・20:10発走予定)。9月28日に行われる重賞・岩見沢記念を睨む9頭が集結しました。
 前開催のマロニエ賞は、オイドンが第2障害3番手から差し切って、2開催前のJRAジョッキーDAY特別からのオープン特別2連勝を決めました。引き続き730キロで臨めるここはオイドンの3連勝が濃厚といえます。
 ニシキエーカンは、前開催では5歳オープンの朱雀賞を使われ、逃げ切って快勝しています。2走前のJRAジョッキーDAY特別では、オイドンに残り10メートル手前まで食らいついて2秒9差の2着。当時は同重量だったオイドンと今回は5キロ差つくことで、さらに接戦が予想されます。
 キタノタイショウは、マロニエ賞ではこの馬らしい末脚を披露して2着。障害のキレもよく、ここでも引き続き上位争いできそう。
 JRAジョッキーDAY特別、マロニエ賞とも3着だったニュータカラコマも大崩れは考えられません。

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