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1/26ヒロインズカップ回顧

ダイリンビューティが女王戴冠!

 26日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のダイリンビューティが優勝。2010年のばんえいオークス以来となる、重賞3勝目を挙げました。

 昼過ぎから降り始めた雪の影響で徐々に馬場水分は上がり、4.2%でゲートオープン。ニシキウンカイが外にモタれて最後方からとなり、道中もやや出入りの激しい展開に。コマクイン、ダイリンビューティ、ユーファンタジーあたりが代わる代わる先頭に立ちながら第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れたのち、各馬一斉に登坂開始。なかでも抜群のかかりを見せたのがコマクインとダイリンビューティで、並んで障害を突破。やや遅れてニシキウンカイとアアモンドマツカゼがクリアし、以下ニシキエース、タケノビジンと続きました。
 先頭争いは残り30メートル付近でダイリンビューティが抜け出して独走態勢を築き、早くも決着がつきそうな勢い。コマクインは脚どりが重く、残り20メートルを切ったあたりでストップ。こうなれば、もうダイリンビューティの独壇場で、最後までしっかりとした脚どりで歩き、ゆうゆうと先頭で荷物を運び切りました。コマクインは後半も苦しみましたが、他馬の追撃を何とか振り切って2着を確保。3着にはニシキウンカイが入線しました。

 ダイリンビューティはこれが重賞3勝目。積極的にレースを運びながら最後までしっかり歩き切る、完璧なレースで牝馬の頂上決戦を制しました。一度は世代の牝馬の頂点に立った同馬が、いよいよ本格化してきた印象。今後、牡馬を相手にどんなレースを見せるか要注目です。
 コマクインはこれで3度目となる重賞2着。勝ちみに遅い印象は拭えませんが、軽快なスピードがあるだけに、馬場や重量に恵まれた際には牡馬を相手に好勝負を演じても不思議ではないでしょう。引き続き目が離せない1頭です。

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藤本匠騎手「12月からこのレースに照準を合わせていましたが、なかなか調子が上がらず心配していました。しかし厩舎サイドがここまで仕上げてくれて、本当にきょうは馬の出来が良かったです。雪の影響で流れが速くなるかなと思いましたが、スタートしてみると自分が考えていた良い位置でレースができました。現在、牝馬の中で飛び抜けた馬がいないので、その中心になれるよう大事に使っていきたいです」

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