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10/27北見記念回顧

ギンガリュウセイが3連覇達成!

 27日(日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のギンガリュウセイが優勝。2011年からとなる、このレース3連覇を果たしました。

 馬場水分は3.0%と標準的な馬場でスタート。高重量戦だけにペースは遅く、各馬横一線で進みます。中間点付近からシベチャタイガーが前に出て、ホリセンショウがこれに続く展開。ほとんど差なく、第2障害を迎えました。
 じっくりとためたのち、最初に動いたのはホリセンショウ。インフィニティー、シベチャタイガーがこれに呼応するようにして動きます。その後も各馬が続きますが、これといった決め手を欠いて一進一退。この混戦状態に断を下したのは、やや遅れて仕掛けたギンガリュウセイ。ふた腰目で天板まで荷物を曳き上げて、障害を突破。ほぼ同時にシベチャタイガーもクリアし、並んだ状態で障害を下りていきました。だいぶ離れた3番手からインフィニティーが続き、アオノレクサスが4番手でクリア。
 しかし、前を行く2頭の脚いろは快調。特にギンガリュウセイは止まる気配をまったく見せず、シベチャタイガーも差を詰めることができません。結局、そのままの隊列でゴールを迎え、ギンガリュウセイが優勝。2秒6差でシベチャタイガー、さらに4秒差の3着にインフィニティーが入りました。

 ギンガリュウセイはこれが重賞4勝目。多少取りこぼしが多い面がありますが、昨年のばんえい記念や、今年の旭川記念、ばんえいグランプリいずれも2着と、地力はやはりトップクラス。今後も仕掛けのタイミングがはまれば、さらにタイトルを積み重ねるに違いありません。
 2着のシベチャタイガーはギンガリュウセイにうまくレースを運ばれましたが、持ち前の先行力は衰えておらず、今後も展開次第でチャンスがありそう。馬場が軽いような時には、引き続き好勝負が期待できそうです。

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藤本匠騎手「調教師がしっかり仕上げてくれて馬のデキは最高でした。道中も思っていた位置で息を入れることができたし、調教師から障害下で『ハミをしっかりとらせて、いつも以上に気合を入れて登らせてくれ』と助言をもらっていたので、障害もふた腰で越えることができました。そんなに完全なレースなどありませんが、今日は思い描いた通りに騎乗でき、完璧だったのではと思います。厩舎から2カ月前に騎乗を依頼され、なかなか勝てずにいましたが、どんどん手触りも良くなっています。夏に比べこの時期に体調を崩すことも少ないと思いますので、これからも楽しみです」

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