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今週の見どころ(9/14~9/16)

 9月15日(日)のメインには、4歳シーズン三冠の第2弾・銀河賞が組まれています。帯広単独開催となった07年以降、一冠目・柏林賞の上位3頭が着順を入れ替え1~3着に入った09年を除けば、柏林賞、銀河賞とも3着以内に入線したのは1頭(10年アアモンドヤマト・柏林賞3着→銀河賞2着)のみ。成長著しい4歳世代だけに、ひと夏を越して勢力図が塗り替わっている様子がうかがえます。今年も柏林賞の上位3頭が出走していますが、どのような結果になるのでしょうか。
 16日(祝・月)、大井競馬場・ふるさとコーナーでは帯広全レースの発売が行われますが、第9、第10レースは、大井競馬場及び関連場外発売所、SPAT4などでも発売されます。これに合わせて「ばんえい十勝 in TCK2013」と題したイベントも実施されます。

帯広競馬場でのイベントはこちら
ハロンズ釧路場外でのイベントはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→1コースに最初の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 9月14日(土)のメイン第10レースは、秋陽特別(A2級-1組混合・20:10発走予定)。A2級6頭とB1級3頭が争います。
 伸び盛りの3歳馬コウシュハウンカイに期待。B1昇級後、初の特別挑戦だった前走(B1・B2級決勝混合)でも抜群の障害力を見せつけ、2着を15秒3もちぎる圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。今回はA2級混合と格段に相手強化となりますが、どこまで戦えるのか、楽しみは広がります。
 ほかのB1級馬もいずれも好調。ジャングルソングは末脚が冴え渡っており、近11戦が8勝、2着3回と飛ぶ鳥を落とす勢い。2着だった2走前のA1・A2・B1級決勝混合特別では、今回も出走しているA2級馬ウメノタイショウ(5着)、アアモンドヤマト(3着)に先着している実績もあります。同馬に2戦連続で僅差負けを喫しているアローファイターは、特別戦の今回こそ逆転を狙います。
 これらのB1級馬たちを、ウメノタイショウオレワスゴイニシキエースらのA2級勢が迎え撃ちます。

 9月15日(日)のメイン第10レースには、4歳シーズン二冠目・第21回銀河賞(20:10発走予定)が行われます。
 ニシキエーカン(740キロ)は、一冠目・柏林賞(2着)、3歳・4歳混合のはまなす賞(7着)ともホクショウユウキに敗れていますが、ともに30キロのハンデ差がありました。20キロ差があった前哨戦・山鳩賞(3着)でも逃げ切りを許しています。しかし今回は両馬の差が10キロに縮まることで、ニシキエーカンにもチャンスがありそう。重賞では3歳3月のイレネー記念での1勝だけですが、3歳三冠で4、2、2着と常に善戦。古馬オープンでも一歩も引かない戦いをしている実力を見せつけるでしょう。
 ここまで4歳戦線をリードしてきたホクショウユウキ(730キロ)にとっては、今回が試金石といえます。前走のA1級混合では第2障害で崩れましたが、すんなりクリアできれば残り目もありそうです。はたして二冠制覇なるでしょうか。
 テンカムソウ(710キロ)は、ニシキエーカンとは30キロ差で柏林賞3着、山鳩賞2着の成績。今回もニシキエーカンとは30キロ差ですが、ホクショウユウキとは山鳩賞での10キロ差が20キロ差にひろがります。ホクショウユウキとは同型だけに、ハンデ差を利してうまくペースを握れれば、重賞初制覇という可能性もあるでしょう。
 山鳩賞4着フクトクは今回が重賞初挑戦。障害に注文がつくタイプですが、近2走ともひと腰でクリアと、上々のカカリを見せています。テンカムソウと同じ710キロなので有利な感はありませんが、上昇度が際立つ1頭といえます。

 この日の第9レースには、いちい賞(2歳牝馬オープン・19:30発走予定)が組まれています。
 8月11日に行われた同条件特別・白菊賞で強烈な決め手を発揮し圧勝したアサヒメイゲツがひとまず中心でしょう。ただ、賞金別定5キロ増となった前走2歳A級-1組では第2障害で転倒してしまったのが気がかりです。
 白菊賞では1番人気で4着メモリアルサマーは、その後、牡馬に混じっての2歳A級-1組でも障害力を生かし3、4着と堅実です。今回、アサヒメイゲツが別定5キロを課せられていることもあり、軸としての信頼度ではこちらのほうが上かもしれません。

 9月16日(祝・月)のメイン第10レースは、ポテト特別(オープン・20:10発走予定)。次開催の9月29日に重賞・岩見沢記念が控えていることで、キタノタイショウホクショウダイヤインフィニティーらハンデを課せられている馬たちが目一杯の仕上げで臨んでくるとは考えにくいものがあります。
 前開催のオープン特別・マロニエ賞は、ホクショウバトルが逃げ切って勝利。今季オープン混合特別で2勝を挙げていましたが、ともにA1級格付でハンデが軽く、相手関係にも恵まれての結果だっただけに、一線級が揃った前走で勝ったことは評価できるでしょう。今回は前走と同様、軽めの馬場が予想され、しかも同じ負担重量で出走できることもあり連勝も十分でしょう。
 フジダイビクトリーは7、8月に、オープン混合特別で1、2着と連続して好走。今回は当時より負担重量の比較で俄然有利なこともあり、勝ち負けの期待が高まります。
 マロニエ賞でも障害巧者らしいレースぶりで2着確保のギンガリュウセイ、しっかり末脚を伸ばして3着に入ったホッカイヒカルも有力でしょう。

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