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2013年8月 アーカイブ

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今週の見どころ(8/31~9/2)

2013年8月30日(金)

 8月31日(土)から、深川場外発売所(深川市3条22番26号)がオープン。初日は14時前後(予定)の開門に合わせて、先着プレゼント、ばん馬リッキー号とのふれあいなどのオープニングイベントが実施される予定です(詳しくはこちら)。

帯広競馬場でのイベントはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→1コースに最初の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 8月31日(土)のメイン第10レースは、JA幕別青年部杯(B1級-2組・20:05発走予定)
 ワールドピサが自己条件で巻き返しを期します。前走の山鳩賞(4歳オープン)でも果敢に先行策を取ったものの、第2障害で両膝を折ってから動けなくなってしまい、勝ち馬から2分以上離された10着でした。かつて、3歳3月のイレネー記念でも第2障害で天板に脚をかけたところでへたり込んでしまい、同様の大敗を喫したことがありますが、その時は次走で巻き返しており、今回もさほど心配はいらないでしょう。4月にはB1級-1組特別で2着や、3走前のルビー特別(A2級-1組混合)でも3着など、このメンバーに入れば実績上位。それに、なんといっても相性がいい西謙一騎手へ戻るのが好材料です。
 スギノファントムも今季B1級で安定して上位に入っています。A1・A2級馬が相手だった前走は7着という着順でしたが、第2障害早めのクリアから勝ち馬と6秒4差なら、むしろ健闘といえます。
 トカチタカラは、ルビー特別では第2障害3番手からしぶとく2着に押し上げてきました。その後の3走では馬券外に敗れていますが、さほど悪いレース内容ではありません。今回は流れが向きそうな特別戦だけに、再び上位争いに顔を出すかもしれません。
 レインボーライデンは今回がB1昇級初戦ですが、3連勝中の勢いは侮れません。

 9月1日(日)のメイン第10レースは、マロニエ賞(オープン・20:05発走予定)
 前開催のオープン・楽天競馬ばんえい応援特別(8月19日)では、ホッカイヒカルが第2障害3番手から差し切って、今季初勝利を挙げました。今回も引き続き、賞金別定5キロ増で出走できるので連勝のチャンスは十分といえます。
 前開催は、同世代限定の山鳩賞(4歳オープン)を使われていたニシキエーカンも有力でしょう。堅実な末脚を武器に、今季、オープン特別(混合戦含む)では3、5、2、4着と崩れがありません。
 今季9戦して、すべて掲示板に載っているギンガリュウセイも上位争いに加わってくるでしょう。3着だった楽天競馬ばんえい応援特別では、末脚に見どころがありました。
 同じ前走では、先行して粘れず5着だったホクショウバトルも展開次第では残り目がありそう。軽めの馬場は大歓迎といえます。
 前回は名前がなかった、ホクショウダイヤが出走していますが、25キロのハンデは厳しそうです。

  9月2日(月)のメイン第10レースは朱雀賞(5歳オープン・20:00発走予定)。出走馬は、牡馬が瑞鳳賞(6月24日)、牝馬は白鳳賞(7月1日)という牡馬、牝馬別々の5歳オープン特別を使われていました。
 注目は瑞鳳賞で2着だったテルシゲでしょう。その後6戦して2、3着各2回で、すべて勝ち馬とは10秒以内差という好成績。速い展開には苦手意識がありますが、不発に終わることが少ない末脚を武器に崩れがありません。同世代同士で、しかも流れの落ち着く特別戦であれば、勝機が見込めるはずです
 もし軽めの馬場になった場合には、瑞鳳賞3着フジダイビクトリーの逆転がありそう。3、2走前のオープン混合特別で1、2着と地力強化を印象付ける近況です。先行力と障害力が武器。軽馬場であれば、ハンデも苦にならないでしょう。
 瑞鳳賞では9着だったニュータカラコマは、近2走が好内容。世代限定重賞3勝の実力馬が復活となれば侮れません。
 白鳳賞は、1着が10番人気、2着にも5番人気が入る波乱となりましたが、今回その両馬が不在。1番人気で3着だったアアモンドマツカゼに期待がかかるところ。5月12日のカーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)、2走前のA2級-1組混合特別と今季2勝は、今回のメンバー中で最多タイ。流れに乗れれば、切れる脚が炸裂するかもしれません。
 白鳳賞では障害で苦戦し9着(2番人気)だったアグリコトブキですが、大幅な馬体減の影響があったかもしれません。その後も大きな着順が続きますが、カーネーションカップで僅差2着など、アアモンドマツカゼとは互角の力量があります。体重は戻りつつあるので、同世代限定のここで、きっかけを掴みたいところでしょう。

ばんえい大賞典 予想結果

2013年8月26日(月)

矢野:3連複4-6-7 300円的中! 収支+960円
山崎:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×7R=42,000円

山崎 +54,420円
矢野 -21,550円
須田 -25,380円
斎藤 -40,000円

8/25ばんえい大賞典回顧

コウシュハクィーンが逃げ切り、重賞初制覇!

 25日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝5番人気のコウシュハクィーンが優勝。09年のワタシハスゴイ以来、4年ぶりに牝馬が三冠初戦を制しました。

 夕方から降り出した雨により、馬場水分は3.0%とやや軽め。勢いよく飛び出したコウシュハクィーンとソウクンボーイが先行態勢で、ほかは様子を見ながらの追走。多少脚を止めながらもコウシュハクィーンの行き脚がよく、先頭で第2障害にたどり着きました。
 各馬がようやく障害下に集まりはじめたのを見計らって、コウシュハクィーンが登坂を開始。ひと腰で天板に脚をかける抜群のかかりを見せます。他馬もそれを見て仕掛けますが、やや苦戦。その間にコウシュハクィーンは障害を突破して、リードを広げにかかりました。
 ようやくオレノココロとコウシュハウンカイが障害をクリアしたころ、先頭のコウシュハクィーンは残り30メートル付近。残り20メートルでいったん脚を止めますが、うながされると引き続き確かな脚どりで歩き始めます。こうなると苦しいのは追撃勢。脚いろはまったく一緒になり、なすすべがありません。結局、そのセーフティーリードを保ったまま、コウシュハクィーンが先頭で荷物を運び切りました。2着争いは一進一退の攻防が続き、最後は0秒3差でオレノココロが先着。3着にコウシュハウンカイとなりました。

 コウシュハクィーンはナナカマド賞、黒ユリ賞でともに3着、イレネー記念でも4着と力を示していましたが、5度目の挑戦で重賞初制覇。しかも終始レースをリードする強い内容でタイトルをゲットしました。もちろん軽量660キロが味方した面もありますが、この勝ちっぷりなら今後の三冠戦線でも楽しみです。

成績はこちら
映像はこちら

大河原和雄騎手「何回も乗っている、性格もわかっている、スピードもわかっている...。そういう中で、うまくいきました。レース展開もぴったりでしたね」

8/25ばんえい大賞典予想 山崎エリカ

2013年8月25日(日)

高重量戦でオホーツクノタカラが好転

 4連勝の勢いではまなす賞でも2着と最先着したダイコクパワー。しかし、ダイコクパワーは前走のベガ特別ではまなす賞6着馬のコウシュハウンカイに敗れました。いかにもレースごとに着順が入れ替わることが多い3歳戦らしい決着。当然、ここも混戦と見ます。

 混戦模様のばんえい大賞典でもっとも狙いたい◎は、オホーツクノタカラです。オホーツクノタカラはBクラスに昇級してからは2着、4着、3着と勝ち切れないレースが続いていますが、レース序盤で置かれてしまうことが一番の理由。しかし、他馬よりも息を入れずにポジションを押し上げていく競馬ぶりはなかなかのもので、高重量戦で流れが落ち着けば一発があるかもしれません。

 ○は前走で◎オホーツクノタカラを3着に降して勝利したアグリナデシコ。遡ればヤングチャンピオンシップの2着馬であり、そのときはダイコクパワーに先着しています。重量がメンバー中最軽量の660㎏という点も好ましいです。

 ▲ははまなす賞では5着に敗れましたが、前走ではまなす賞の3着馬オレノココロを3着に降して勝利したコウシュハクィーン。同馬も今回は重量660㎏での出走となり、オレノココロとは前走同様の重量20kg差となります。

 あとは△にはまなす賞組のオレノココロ、コウシュハウンカイ、ソウクンボーイ、ダイコクパワー。つまり、今回は節度なく総流しをかけるということです。狙って面白いと思える馬がオホーツクノタカラのみなのと、人気の中心となるダイコクパワーやコウシュハウンカイも取りこぼしの可能性も十分あると思っているので、ごめんなさいっ!

 ◎ (5)オホーツクノタカラ
 ○ (3)アグリナデシコ
 ▲ (4)コウシュハクィーン
 △ (7)オレノココロ
 △ (6)コウシュハウンカイ
 △ (1)ソウクンボーイ
 △ (2) ダイコクパワー

 馬複
 5-3,4,7,6,1,2 1000円 計6000円

8/25ばんえい大賞典予想 須田鷹雄

2013年8月24日(土)

自分で競馬を作れるコウシュハウンカイ

 コウシュハウンカイとダイコクパワーのどちらを信用するかの一戦。○ダイコクパワーははまなす賞で世代内最先着、かつ重量差は持ち越し。ここでも人気上位の1頭となる▲オレノココロにさんざん先着していることからも、もちろんそれ自体悪い選択肢ではない。
 前走も力負けというよりは慎重に競馬を進めすぎた結果の敗戦という印象で、さらに当時の重量差5キロが解消することを考えると、今回はダイコクパワーを優先的に取るという人がいてもおかしくない。
 しかし◎コウシュハウンカイはもともと相手に10キロのアローワンスを与えていた立場で、とかち皐月賞のようにその上で勝った競馬もある。前走にしても、こちらのほうが「自分で競馬を作れる」という強みを発揮したものと解釈できるし、悔いの残らない馬券になるのはこちらだ。
 ◎○両方に1着の可能性を残すと買い目が増えてガミりの危険が増すので、ここは◎の1着で決め打つ。相手は順当に人気どころと、逃げ残りが怖い△コウシュハクィーン。

 ◎6コウシュハウンカイ
 ○2ダイコクパワー
 ▲7オレノココロ
 △4コウシュハクィーン
 △1ソウクンボーイ

 3連単1着固定
 6→1,2,4,7 500円 計6000円

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