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6/16旭川記念回顧

キタノタイショウが重賞連勝!

 16日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のキタノタイショウが優勝。4月のばんえい十勝オッズパーク杯に続き、重賞連勝を果たしました。

 基礎重量770キロとはいえ、馬場水分は2.1%と重い馬場だけに、前半はゆったりとしたペース。しかし中間点あたりからギンガリュウセイ、インフィニティー、ホリセンショウあたりがノンストップで歩き続け、ややバラけた展開で第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れて、最初に第2障害に挑んだのはホリセンショウ。一気に天板近くまで登ります。それを見る形でギンガリュウセイが仕掛け、インフィニティーも登坂を開始します。どれも決め手を欠きましたが、ようやくギンガリュウセイが天板まで登り切ると、ほぼ同時にホリセンショウも荷物を曳き上げ、併せ馬のような状態で第2障害をクリアしました。以下、インフィニティー、トレジャーハンター、キタノタイショウがこれを追う形で、追撃態勢に入ります。
 残り30メートルを切って先頭はホリセンショウ。1馬身ほどの差でギンガリュウセイが食い下がり、追走組からはキタノタイショウがジワジワ伸びて先行する2頭に迫ります。残り20メートルでは2頭とキタノタイショウの脚の差は歴然。1歩ごとにキタノタイショウがグングン迫り、残り10メートル付近で先頭へ。最後はそのまま突き抜け、2秒1差で荷物を運び切りました。最後まで競り合いを演じたホリセンショウとギンガリュウセイは、結局ギンガリュウセイに軍配が上がり2着を確保しました。

 勝ったキタノタイショウは、ここ2戦は7、8着に敗れていましたが、重賞の舞台で復活。ホリセンショウとギンガリュウセイが飛ばす展開を、完璧なレース運びで差し切りました。第2障害後の直線を余裕たっぷりに差を詰めてきた姿は、まさに貫禄。今後も重賞戦線で上位をにぎわせてくれるに違いありません。

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大河原和雄騎手「なんとか仕事ができました。第2障害を下りた時には正直"届くかな?"と思っていました。厩舎スタッフが、絶好調と言えるほどに立て直してくれました」

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