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12/30ヤングチャンピオンシップ予想 矢野吉彦

ソウクンボーイの頭で勝負!

 艱難辛苦、幾年月。ようやく予想が当たりましたぁ! これに驕ることなく(まだ収支は大幅マイナスで、順位も"下から2番目"なんですから当たり前ですが)、次なる的中を目指して頑張ります!

 では、ヤングチャンピオンシップ。ここは、どの馬が1番人気に推されるでしょうか。ダイコクパワーかソウクンボーイか、それともショウチシマシタか。3頭のうちのどれかだと思うのですが。
 で、お願いだから1番人気にはならないで、という願いを込めながら、ソウクンボーイから買ってみようと思います。
 参考レースはナナカマド賞。ダイコクパワーが1位で入線したものの、ソウクンボーイの進路を妨害したとして5着に降着、ショウチシマシタが優勝しました。それじゃぁ、ダイコクパワーの斜行がなかったら?
 あのレースでの抜け出し方を見るとスンナリとダイコクパワーが他を圧倒していた、と見るのがフツウでしょう。でもひょっとしたら、ソウクンボーイが不利を受けずに好勝負していたとは考えられないでしょうか?
 当時、ソウクンボーイとダイコクパワーは同重量。今回もこの関係は同様です。ところが、ショウチシマシタとは関係が逆。ナナカマド賞ではショウチシマシタのほうが10㎏軽かったのが、今回はソウクンボーイ、ダイコクパワーのほうが10㎏軽くなっています。つまり、ショウチシマシタよりもソウクンボーイとダイコクパワーのほうが有利なはずです。
 一方、ソウクンボーイとダイコクパワーは、ナナカマド賞の後の4戦も同じレースに出て2勝2敗の五分。ただし、ここ3戦は1番人気になったほうが負けています。
 そう考えると、1番人気になりそうなのはこの2頭のどちらか。さらに、勝負はどっちが1番人気になるかにかかっている、と言えそうです。
 どっちが勝ってもいいように、という馬券にすると、斎藤さんの予想とかぶってしまいます。今の私は、他の予想陣とも勝負しなければいけませんので、そういう予想はできません。ここは、ソウクンボーイに賭けます!
 馬券は、ソウクンボーイ頭の3連単。2着にダイコクパワーとショウチシマシタ、それに、馬体重が1トンを越えているコブラウンカイをピックアップ。3着にはソウクンボーイ以外の全馬をマークします。このフォーメーションで24点になるので、ますはこれを200円ずつ。あとは、ソウクンボーイが頭で、2、3着がダイコクパワー、ショウチシマシタ、コブラウンカイの3連単を200円ずつ。これで6000円になりました。

 3連単
 1→4,6,9→2,3,4,5,6,7,8,9,10 200円 計4800円
 1→4,6,9→4,6,9 200円 計1200円

 改めて書きますが、どうかソウクンボーイが1番人気になりませんように。いっそのこと、ダイコクパワーの単勝を勝ってソウクンボーイを応援しましょうか。では、今回はこのへんで。

12/30ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修

2012年12月28日(金)

今年もやっぱり十勝産駒

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9ダイコクパワー
 ◯1ソウクンボーイ
 ▲6コブラウンカイ
 △4ショウチシマシタ
 △8ヨシムネ

 3連単
 1,9→1,4,6,9→1,4,6,8,9 300円 計5400円
 3連単ボックス
 1,6,9 100円 計600円

今週の見どころ(12/28~12/30)

2012年12月27日(木)

 今週のばんえい十勝は、12月28日(金)~30日(日)の変則開催。30日(日)のメイン第10レースには、2歳馬による重賞・ヤングチャンピオンシップが組まれています。年末年始開催の発走予定時刻は、通常と異なっていますのでご注意ください。
 29日(土)、30日(日)には大井競馬場にて、毎年の恒例となった「ばんえい十勝 in 大井」が行われます。競馬著名人による場立ち予想会(場所:正門2階ふるさとコーナー)、抽選会(30日のみ)などが実施されます。お近くの方はぜひお立寄りください。

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 12月28日(金)のメイン第10レースは、オリオン特別(B2級-1・2組決勝・17:50発走予定)。B2級-2組予選(24日第7レース)の上位2頭に、B2級-1組予選(22日第11レース)の勝ち馬も回避したため混戦模様です。
 ひとまずは、B2級-1組予選5着カチナノリーが中心でしょう。予選では3秒4差と着順ほど負けていません。一時のスランプは脱しており、3走前のB2級-1組特別でも2着の実績なら巻き返しは必至でしょう。
 B2級-1組予選2着アローファイターは、近走の早い時計での決着にも対応できていますが、特別の落ち着いたペースのほうが力を発揮できるはず。ここはオープン経験馬の底力に期待です。

 12月29日(土)のメイン第10レースは、定量500キロでのスピード決戦・地吹雪賞(3歳以上選抜・17:20発走予定)
 4歳牝馬の30キロ減で470キロと最軽量のアアモンドマツカゼに期待します。今季はすでに10勝と好調。前々走の4歳オープン特別では、課題の障害もきっちりこなして特別初勝利を挙げると、前走の自己条件戦でもスピードの違いを見せつけています。さらに負担重量が軽くなるのは歓迎で、3連勝の期待が高まります。
 フクドリ(500キロ)は昨年のこのレースの2着馬。こちらもやや障害に難があるタイプで、スピード勝負を得意としています。唯一のオープン馬の貫録を示したいところでしょう。
 賞金別定10キロ増になってから連敗中の牝馬ユーファンタジー(480キロ)も定量戦の今回は巻き返しのチャンスといえます。

  12月30日(日)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠の第2弾・第14回ヤングチャンピオンシップ(17:20発走予定)。11月から12月にかけて実施された産地別特別(南北海道、北央、北見、釧路、十勝)の上位馬により争われます。
 収得賞金40万円につき10キロ増となる別定重量戦で、一冠目・ナナカマド賞を制し釧路産駒特別では2着のショウチシマシタが20キロ増の600キロでトップハンデ、北央産駒特別を制した牝馬アグリナデシコが10キロ増ながら570キロで最軽量となりました。
 重賞に格付けされた過去4回で、3勝、2着2回の好成績を残している十勝産駒特別組ですが、今年の1、2着はソウクンボーイダイコクパワー。両馬は一冠目・ナナカマド賞でも対戦しており、その時はダイコクパワーが1位入線を果たしましたが、ゴール前で隣枠のソウクンボーイの進路を妨害したとして5着へ降着。ソウクンボーイも悔いの残る内容で4着でした。十勝産駒特別はゴール前が4頭による激戦となりましたが、ソウクンボーイが勝利し、ダイコクパワーも2着に差しています。ソウクンボーイは障害巧者で安定した先行力が武器。レースを見ていても安心感があります。一方のダイコクパワーは豪快な差し脚が魅力。若さを見せることもありますが、走ることに集中できれば能力は相当のものがありそうです。ともに負担重量は賞金別定10キロ増の590キロ。ここはどちらが先着するでしょうか。
 北見産駒特別組も過去4回では、1勝、2着2回と十勝産駒に次ぐ成績を残しています。今年の北見産駒特別は、唯一、賞金別定重量(5キロ)を課せられていたキズナが、マルゲンリュウタロとの熾烈な追い比べを制しました。ただ、出走10頭中で前走が2歳-A級だったのはキズナだけと、例年よりレースレベルが低かった面は否めません。

ばんえいダービー 予想結果

2012年12月24日(月)

矢野氏、3連単的中!

矢野:3連単8-5-4 100円的中 収支+8,510円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×16R=96,000円

斎藤  修 +50,140円
須田 鷹雄 -35,650円
矢野 吉彦 -78,240円
山崎エリカ -94,700円

12/23ばんえいダービー回顧

2012年12月23日(日)

アサヒリュウセイ3歳王者に君臨!

 23日(日)は重賞・ばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のアサヒリュウセイが優勝。4度目の重賞挑戦で初タイトルをゲットし、3歳王者の称号を手にしました。また手綱をとった西将太騎手は、デビュー2年目で初の重賞制覇を果たしました。

 馬場水分は5.5%と軽めで、730キロの重量でもややハイペース。ヤマノウンカイ、ニシキトモエあたりが先行し、ブラックボス、ニシキエーカンなどがこれに続く展開。ニシキウンカイもこの一角で、先行勢は固まったまま第2障害を迎えました。
 ニシキトモエが真っ先に仕掛けましたが、ニシキウンカイなど4、5頭がこれに呼応するかたちで登坂を開始。しかしニシキウンカイは天板近くでヒザを折り、立て直しに時間がかかります。その隙にニシキトモエとアサヒリュウセイが障害をクリア。やや遅れてテンカムソウ、さらに遅れてニシキエーカン、ヤマノウンカイと、次々に障害を下りていきました。
 残り30メートルを切って、先頭はアサヒリュウセイ。持ち前のスピードを生かしてニシキエーカンが一気に3番手まで浮上しますが、アサヒリュウセイの逃げ脚も快調。いっこうに止まる気配がなく残り10メートルを通過します。そして、そのまま2、3馬身ほどの差をつけ、ゴールラインを突破しました。2番手争いはニシキトモエが残り10メートルで脱落。ニシキエーカンが抜け出し、そこへテンカムソウが急襲。しかし、わずかに0秒1差だけニシキエーカンが先着し、連対を確保しました。

 アサヒリュウセイはこれまでイレネー記念、ばんえい菊花賞でともに3着と、世代トップクラスの力を示してきました。馬場が軽いなか、障害をすんなりまとめたことが今回の勝因ではありますが、"ダービー"という大舞台できっちり力を発揮できたのは底力のある証拠。ともに重賞初制覇を果たした西将太騎手とともに、今後も世代を代表する1頭として活躍してくれることでしょう。
 単勝1番人気のニシキエーカンは、追い上げ届かず2着。ただ、これまでのような詰めの甘さを見せず、テンカムソウとの叩き合いを制したあたりに成長がうかがえます。地力の高さは証明済みだけに、成長次第で古馬重賞でも好勝負が期待できそうです。
 テンカムソウは近況がひと息でしたが、イレネー記念2着以来、久々に重賞で馬券に絡みました。いい頃のリズムを取り戻せるか、今後のレースぶりに注目です。

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西将太騎手「アサヒリュウセイはいつもいいレースをしても3着止まりでしたが、きょうは勝つことができてホッとしました。流れは速かったかな、と思いますが、馬にやる気があったし、第2障害でヒザを折らなかったのが大きかったですね。ゴール前では"勝ったかな"と思ったけど、油断せずに乗っていました。(人馬ともに重賞初制覇で)信じられないですね。すごく嬉しいです」

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