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今週の見どころ(10/29~10/31)

 10月30日(日)のメインには古馬重賞・北見記念が行われますが、今週からは、12月30日の重賞・ヤングチャンピオンシップを目指す2歳馬の戦いがスタート。10月30日第9レースの北見産駒特別を皮切りに、5週にわたって十勝、釧路、南北海道、北央の産地別予選を実施。各レースの上位馬が決勝戦であるヤングチャンピオンシップに出走できます。予選第1弾・北見産駒特別は、ヤングチャンピオンシップが重賞格上げとなった08年以降、3年連続で連対馬を出している相性のいいレースです。本番を占ううえでもぜひご注目ください。

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 10月29日(土)のメイン第11レースは、オカモトグループ杯(A2級-1組・17:10発走予定)
 前走ヒイラギ特別(A1・A2級決勝混合)で2着のキョウエイボーイがひとまず中心でしょう。6番人気と評価は低かったですが、雨馬場(馬場水分5.9%)もあり、早めに障害をまとめた馬たちが上位を占める結果と、障害巧者のこの馬に流れが味方したようです。このA2級-1組では、9月18日の平場戦1着、前々走の平場戦(とかち紅葉賞)3着など、このところ安定した成績を収めており、ここも当然上位進出が見込めそうです。
 とかち紅葉賞では9着と敗れたのがニシキユウ。道中、西謙一騎手が気合いをつけ通しでしたが、先行できず、見せ場ナシの結果でした。とはいえ、流れが落ち着く特別で、今回の相手関係なら見直しが必要でしょう。
 3歳の強豪ニュータカラコマは、古馬A級初挑戦だった10月2日のA2級-1組平場戦で3着。そこで、キョウエイボーイ(5着)、ニシキユウ(6着)に先着しています。
 とかち紅葉賞2着馬クロフネオーザンは、ヒイラギ特別では流れが合わず8着でしたが、巻き返しの可能性もありそう。最軽量ハンデで臨めるカネサシズカペガサスプリティーにもチャンスがあるでしょう。

 10月30日(日)のメイン第11レースに第32回北見記念(17:10発走予定)が行われます。今季ここまで行われた古馬重賞5戦で皆勤だったニシキダイジンがいないほか、条件級馬の出走もあり、有力どころは絞られそうです。
 休養明けをひと叩きされたカネサブラックが復活を期します。ばんえいグランプリ(8月14日)6着のあと休養入り。10月17日の前走茜空特別が復帰初戦で、逃げ切り勝ちを収めたギンガリュウセイに10秒5もちぎられた2着でしたが、ここへ向けての試走という位置づけであれば悪くない結果だったといえます。
 そのギンガリュウセイは、ばんえいグランプリ8着後、5戦して、岩見沢記念(9月25日)2着以外はすべて勝利と本格化を感じせる近況。茜空特別も完勝と呼べる内容でした。カネサブラックとハンデ差がつかないのは不利ですが、一気の世代交代という可能性も十分でしょう。
 岩見沢記念1着馬フクイズミは、前々走、茜空特別と連続して6着に敗れましたが、障害での腰の入りは悪くありませんでした。重賞なら流れに乗れるはずで、巻き返し必至といえます。
 フクドリは馬場が軽くなれば浮上しそう。北斗賞(7月17日)2着、岩見沢記念4着など、重賞では大崩れのない成績を誇ります。

 この日の第9レースには北見産駒特別(2歳産地限定・15:55発走予定)が組まれています。12月30日に行われる重賞・ヤングチャンピオンシップの予選で、網走管内産の収得賞金上位馬により争われます。
 別定重量の加増がある馬はおらず。混戦模様ですが、頭ひとつリードしているのがフクトク。デビュー戦勝ちを含む5戦連続連対で、一時は今季の2歳世代ナンバー1との声もあった馬。7月17日戦を出走取消でリズムを崩したか、その後3戦は惨敗ですが、2歳A級-1組で勝利があるのはメンバー中でこの馬だけと実績上位です。
 相手筆頭は、2歳A級-2組で2着2回があるサクセスクィーンカイセキンザンはA級での好走はありませんが、フクトクと並ぶ最多の3勝を挙げており侮れないでしょう。

  10月31日(月)のメイン第11レースは端野峠特別(オープン-2組混合・17:05発走予定)。オープンはアアモンドヤマト1頭で、ほかの9頭は準オープン(360万円未満)となりました。
 期待したいのはA2級-2組混合、A1・A2級決勝混合と目下2連勝で勢いに乗るマルモスペシャル。いずれも早めの障害クリアからしぶとい末脚で抜け出す快勝でした。今開催から360万円未満に昇級し基礎重量は10キロ増えますが、両レースとも2着だったアアモンドヤマトも360万円未満からオープンへと昇級しており、ハンデ差は変わりません。3連勝へ向けて視界良好といえます。
 もちろん相手筆頭はアアモンドヤマト。逃げ切れず、差し込めずと展開に左右されますが、近2走と違い、今回は荷物を積まれる特別戦。マイペースで運べる可能性が高く、逆転も一考できます。
 両馬と同じ近2走を使われ3、5着のトカチタカラや、今季オープン-2組混合で3連対と実績上位のオレワスゴイ、ハマれば切れ味一番のホクショウマドンナなど伏兵も揃いました。

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