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10/18岩見沢記念回顧

カネサブラックが実力を見せつける!

 18日(日)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、1番人気のカネサブラックが勝利。2年連続で2着だったうっぷんを、見事に晴らしました。

 レースはホッカイヒカルが出遅れて後方から。ナリタボブサップ、フクイズミ、ニシキダイジンらが先行しますが、さすがに高重量戦だけにスローペース。ホッカイヒカルを除く各馬は、ほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 真っ先に第2障害に挑んだのはニシキダイジンで、トモエパワーも登坂開始。ニシキユウ、ナリタボブサップ、フクイズミもこれに続きますが、各馬決定打は繰り出せず。そこへタメにタメたカネサブラックが動くと、力強い登坂を見せてひと腰でクリア。一気に後続との差を広げにかかりました。4、5馬身ほどの差でナリタボブサップ、ニシキダイジンが障害を突破。さらに4、5馬身ほど後ろからフクイズミが続きました。
 鈴木恵介騎手の懸命の手綱にこたえてナリタボブサップが差を詰めに掛かりますが、先頭を行くカネサブラックの手応えは余裕たっぷり。松田道明騎手が時おり気合をつける程度で後続との差を保ち、そのままゆうゆうとゴールまで荷物を運びきりました。ナリタボブサップは追い上げ届かず2着まで。以下ニシキダイジンが続き、フクイズミは末脚不発で4着。

 カネサブラックはばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞に続き、早くも今季重賞3勝目。崩れたのは旭川記念(4着)だけで、ほか6戦は連対を確保と、抜群の安定感を見せています。定量戦の北斗賞は当然として、今回はトップハンデ850キロを曳きながらの勝利。いまやばんえいを代表する地位に登りつめたと言って過言ではないでしょう。今後の活躍がますます楽しみです。
 四市冠競走全制覇の偉業が掛かっていたナリタボブサップは2着。前走の競走除外もあって間隔が空きましたが、本来の力は見せたと言えるでしょう。思えば同馬も、今季【3・4・2・1】と安定感ある走り。脚元さえ落ち着けば頂点をうかがえる存在であることは確かで、今後も注目の1頭です。

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松田道明騎手「きょうはどれくらいの馬場状態になるか考えて、レース間際まで調教師と位置取りの相談をしていましたが、結局ナリタボブサップを捉まえられる位置につけようという結論になりました。でも馬場に恵まれたし馬の状態もすごくいいので、思った以上に動いてくれましたね。本当に強い勝ち方をしてくれました。今後はハンデを背負うぶん不利な面もありますが、実力を出せるように頑張って騎乗していきたいと思います」

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