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9/21ばんえいプリンセス賞回顧

ワタシハキレイズキ華麗に重賞初制覇!

 21日(祝・月)は3歳牝馬三冠の第2弾・ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン)が行われ、2番人気のワタシハキレイズキが勝利。一冠目の黒ユリ賞を制したウィナーミミが2着で、人気サイドでの決着となりました。

 道中はコマクイン、スーパーコマチあたりが馬群を引っ張り、そのうしろからワタシハキレイズキが追走。各馬バラバラの展開で、第2障害下にはワタシハキレイズキ、ウィナーミミ、コマクイン、スーパーコマチの順で到達しました。
 じっくりタメて、最初に障害に挑んだのはワタシハキレイズキ。コマクイン、サクラエビスあたりがこれに続き、差なくウィナーミミも登坂開始。各馬苦戦するなか、ゆうゆうと越えたのがワタシハキレイズキで、2番手クリアのコマクインに2馬身差をつけてゴールを目指します。離れた3番手でウィナーミミがクリアし、さらに離れてヒマワリカツヒメが4番手から。
 しかしワタシハキレイズキの脚いろは確かで、コマクインとの2馬身差を保ったまま残り10メートル。危なげないレースぶりで、重賞初制覇のゴールを果たしました。
 2着争いはコマクインが流れ込みそうなところ、ソリの後端がゴール線上に掛かったところで痛恨のストップ。その隙にウィナーミミがゴールラインまで荷物を運びきり、2着を確保。末脚を伸ばしてきたヒマワリカツヒメが3着に入り、コマクインは結局4着での入線となりました。

 ウィナーミミよりハンデが10キロ軽かったワタシハキレイズキですが、自分でペースを作りながらの完勝。これで6連続連対と目下の充実ぶりには目を見張るものがあります。思えば父シャトルシンザンも14連続連対があるように、勢いに乗るとそのまま突っ走る血脈。今後も目が離せない1頭です。
 2着のウィナーミミは障害で後手を踏んだのが、最後まで響いた印象。ただ、最後までしっかり歩き通したあたりはやはり実力馬。敗因は10キロのハンデ差と明確だけに、定量戦のばんえいオークス(12月13日)での巻き返しが十分に期待できそうです。

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鈴木恵介騎手「使い詰めでも疲れどころか、きょうは元気がありましたね。レース前は先に下りて逃げるしかない、差されたなら仕方ないと思っていました。この馬の一番いいところを出して勝てたと思います。ばんえいオークスでも頑張ります」

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