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7/19北斗賞予想 矢野吉彦

雨馬場なら中枠に入ったカネサブラック

 前回の旭川記念は、斎藤さん、山崎さん、そして私と揃って高配当的中! ただし、私の場合はほかのお二人と違ってフクイズミからの馬券じゃなかったですから、大いばりはできませんが。
 さて今回は旭川記念に続く古馬の重賞・北斗賞。旭川記念が賞金別定だったのに対して、北斗賞は牡馬800キロ、牝馬20キロ減の定量戦。無理な穴狙いは禁物のようです。
 それにしても、今年の帯広は雨が多いですね。北海道には梅雨がないと言われてきましたが、どうも様子が違うようです。ヨーロッパでも、ワインに適したブドウの獲れる地域が従来より北に移ってきているとのこと(そのへんは斎藤さんが詳しいはずです)。これも地球温暖化の影響でしょうか。それと同じようなことが日本にも起きれば、夏の高気圧が今まで以上に北に張り出して梅雨前線を押し上げ、北海道でも梅雨のような天候になることが多くなるのかもしれません。まぁ、ばんえいの実況でおなじみの井馬アナウンサーは、「えぞつゆ」という言葉を使ってますけどね。
 ちょっと話が脱線しているみたいですが、実は、この雨がばんえい競馬の結果に大きな影響を及ぼしているんです。「持ち時計の速い馬が来るんだろう」って? それはもちろんですが、雨が降って馬場水分が極端に多くなると、1コースと10コースの馬がまるで来なくなっちゃうんです。先週の雨馬場でもそうでした。これは、馬場の水はけの問題と思われます。そういうことを考えて予想するのも、セパレートコースで争われるばんえい競馬ならでは。でも、中央のレースだって、新潟の芝直線1000メートル戦は外枠有利なんていうことがあるわけですから、「それも競馬」だと思います。
 今週も帯広の天気予報は雨。1コースと10コースで勝ち負けするのは難しい馬場になりそうです。そんな時に、よりによって、ここ数戦の安定感が抜群で、定量戦なら軸にしていいはずのナリタッブサップが1コースに入っちゃいました。さぁ、どうしましょう?
 逆に言えば、中枠を引いたカネサブラックには有利な材料。2コースのホクショウダイヤにとっても、第2障害までの追走がラクになるだけに、再びチャンス到来と言えるでしょう。
 一方、フクイズミにとっては、第2障害までの追走で脚を使わされることになりそう。このところの第2障害トップ越えは絶好調の証しでしょうが、かなりの軽馬場でそういうシーンを見られるかどうかは疑問です。だったら、前走の軽馬場で好走したトカチプリティーのほうが、狙っておもしろいような気がします。
 ということで、馬券はカネサブラックからの馬単。名前を挙げた4頭に流しますが、印を付けるとすれば、ホクショウダイヤ、トカチプリティー、フクイズミ、ナリタボブサップの順でしょう。
 もし、思ったほど雨が降らず、1コースや10コースでも勝負になるような馬場だったら、カネサブラック、ナリタボブサップ、フクイズミで決まっちゃうと思いますが、ここではあくまで雨馬場を前提にしておきます。そうそう、カネサブラックは1トンを曳いて2着に食い込んだばんえい記念の後も2連勝したのに、旭川記念では4着。これがちょっと引っ掛かります。重い荷物を曳いたことで、ばんえい記念の時のつらい記憶がよみがえっちゃったのかも。そうするとここでは……?。ウーン、心配していたらキリがないので、今回はこのへんにしておきます!

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