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馬券おやじは今日も行く(第50回) 古林英一

多数のご来場をお待ちしております

 まず、ばんえい情報局をご覧の皆々様にお知らせであります。来年のことをいうと鬼が笑うと申しますが、笑われたってへっちゃらだいっ! ということで、来年のお知らせです。

 1月12日(祝)には重賞競走ヒロインズカップが開催されますが、まさにその日その時間、第3回馬事知識普及セミナーなるものを札幌で開催します。このセミナーはNPO法人とかち馬文化を支える会が主催し、これまで2回帯広で開催いたしましたが、今回は札幌でやってしまいます。内容は以下のとおりであります。

【講師及び講演内容】
 ■第1部
  旋丸巴(作家) 「北海道の馬文化」
  河合正人(帯広畜産大学准教授) 「道産馬(どさんこ)の世界」
  古林英一(北海学園大学教授) 「北海道の馬と競馬の歴史」
 ■第2部
  ばんえい十勝応援企画「ヒロインズカップ・勝つのはだ〜れ?」

 ヒロインズカップの当日まさにその時間というのはこういうことなんですね。第2部はばんえい応援企画で、何人かのパネラーによるヒロインズカップ予想会、さらにインターネットを使ったリアルタイムレース中継を放映しちゃいます。

 会場はわが北海学園大学。地下鉄東豊線学園前駅下車3番出口直結。7号館2階であります。入場は無料。参加資格は馬とか競馬に関心があること。ただそれだけです。講演なんぞといっても、決して堅い話ではありません。ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご来場をお待ち申し上げますm(_ _)m

 以上、お知らせでした。

 と、しっかり広告をしておいた上で、今回の話題であります。

 小生、12月1日から3日まで東京で開催された日本ウマ科学会という学会に参加してきました。この学会、獣医さん関係の発表が多いのですが、人文社会系の発表もいくつかあります。その中で西洋美術史を専攻しておられる中西麻澄先生が『馬の旅:古代ローマ時代の馬車から15世紀イタリアの「馬に乗るマギの旅」』という発表をされました。西洋美術史などというのは小生にはほど遠い世界なんですが、この発表を拝聴していると、馬が西洋美術にとっていかに重要な題材として扱われて来たのかが、小生のごとき門外漢にもおぼろげにわかるのでありました。

 その後、懇親会の場でこの中西先生と親しくお話させていただくことができました。この先生、実は大のばんえい、というよりばん馬ファンなんだそうです。先生のおっしゃるにはばん馬こそ理想の馬なのだそうです。確かに先生が紹介されたヨーロッパ中世の絵画に描かれた馬っていずれも筋骨逞しくばん馬っぽいような……。

 考えてみれば、絵画や彫刻の題材として最も多く取り上げられた動物は馬なんじゃないでしょうかね。来る日も来る日も、「取った」、「取られた」ばかり言ってるそこのあなた、たまにはばん馬そのものをしみじみ鑑賞してみなさいっ! 「取った」「取られた」ばっかり言ってると、品性下劣なアホになりますよ……って、天に唾してしまった。

 ちなみに、中西先生が最もお好きなのはフクイズミだそうです。フクちゃん、ほんと人気ありますなあ。美術史の先生が見ても美形なんでしょうね。

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