今週の日曜日(9日)は、3歳牝馬三冠の最終決戦・ばんえいオークスが行われます。なお当日はレディースデイとして、女性の入場料が無料となるほか、女性を対象にしたばんえい教室など様々なイベントが行われます。
また競馬場スタンド1階特設ブースにおいて、佐藤希世子、竹ケ原茉耶、2名の女性騎手によるサイン会も予定されております。レース同様お楽しみに。
12月8日(土)のメイン第11レースはシリウス特別(オープン)です。
ここはフクイズミ、トカチプリティーの一騎打ちでしょう。両馬が揃って出走した近3走はすべてこの2頭で決着しており、その間に今回のメンバーのほとんどに先着しています。高重量戦では分が悪くても、700キロ台前半で出走できるここなら、フクイズミの末脚、トカチプリティーの先行力と、両馬の持ち味が存分に生かせ、ゴール前では激しい競り合いが見られそうです。
強敵は負担重量にかかわらず安定感ある走りを見せるようになったカネサブラック。ミサイルテンリュウ、エビスオウジャとともにトップハンデ765キロですが、前走北見記念2着をはじめ充実一途の近況から不安はまったくありません。今年8月以来久々勝利の可能性もあるでしょう。
12月9日(日)のメイン第11レースは、第32回ばんえいオークス(16:30発走予定)。このレースは別掲のばんえいオークスプレビューをご覧ください。
この日の第7レースに2歳A1戦が行われます。
ホクショウジャパンが不在なら、オレワスゴイの決め手が一枚上でしょう。前走北見産駒特別を好位から抜け出し快勝のリードムサシや、2歳A1戦の上位安定勢力・ライデンロック、ウメノタイショウらが相手です。
12月10日(月)のメイン第11レースはアルデバラン特別(500万円未満)。
出走予定10頭中、ニシキシャープを除く9頭が、前開催(11月24日)の500万円条件・網走湖特別、前々開催(11月5日)の同条件・深秋特別の両方、またはいずれかに出走しています。
この両レースに出走し、今回のメンバー中でともに最先着を果たしているのがキョクシンオー。最近のこの条件で上位を占めていた4歳勢の出走がない今回は、この馬の追い込みが届く可能性が高いでしょう。
登坂力上位のタケトップクイン、軽馬場得意のストロングペガサスも有力。コトノカツマの粘り込みにも警戒が必要でしょう。
別路線から参戦のニシキシャープも、今年9月には勝入混合700万円未満で2着など実績があり侮れません。