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レース回顧(2/17~2/20)

 17日(金)に行われた納沙布岬特別(4歳以上オープン)は、4番人気11歳のスピードカザンが優勝。真っ先に障害を下りると、激しく追ってきたエビスオウジャを完封しました。これで2連勝となりましたが、3月には定年引退(原則10歳。最終格付がオープン又は準オープンの馬は、1年に限り延長することができる)となるため、競走生活のラストスパートをかけているのでしょうか。次走もぜひがんばってもらいたいものです。なお2番手で障害を下りた1番人気のキタノコクホーは、その後に脚いろが鈍ってしまい、4着に敗れました。
 第9レースのオープン・800万クラス混合戦は、5番人気のミスターセンプーが優勝しました。先頭で障害を抜けると、そのまま一気に逃げ切ってゴールイン。2着タケノホウシュウで、3着はヒカルセンプーとダイコーアラシが同着となっています。
 18日(土)のメインレースは襟裳岬特別(4歳以上800万円未満)キングファラオがニシキダイジンを下して、ポプラ賞の雪辱を果たしました。道中ペースを握ったニシキダイジンは、第2障害もひと腰で越えましたが、障害下でタメにタメたキングファラオが急襲。こうなると、破壊力抜群の末脚を持つキングファラオに分があり、残り10メートルを切ったあたりで先頭に立つと、そのままゴールしました。斤量差もありますが、ニシキダイジンはやはり末の甘さが課題といえそうです。
 19日(日)は4歳以上オープンによる然別賞が行われました。注目はなんといってもスーパーペガサスでしたが、やはり4カ月半のブランクは大きかったか、7着に敗れました。勝ったのはエンジュオウカン。障害をあっさり越えて独走かと思われたところ、残り20メートル付近でストップ。後続がドッと押し寄せ、大混戦となりましたが、立て直したエンジュオウカンは最後まで踏ん張りとおしてゴールしました。2着はシンエイキンカイで、3連続連対と好調を維持していると同時に、道中の先行策が生きている印象です。なおアンローズは6着、サダエリコは9着に敗れました。
 第10レースに行われたジュニアカップ(3歳、父競走経歴馬)は、メジロショウリキが優勝。カネサテンリュウが2着で、人気サイドでの決着となりました。とはいえ、ゴール前は大混戦。カネサテンリュウとニシキセンプーが抜け出し、2頭の決着かと思われたところ、2頭ともゴール前で失速してしまいました。このあたりは課題といえそうですが、トップハンデながら見せ場をつくったニシキセンプーの実力は、やや抜けているといった印象を受けました。
 翌20日のメイン、霧多布岬特別(4歳以上650万円未満)は、3番人気のヤマノミントが優勝しました。障害巧者ウィナーサマーが軽ハンデを生かして障害を抜けると、ヤマノミントは2番手からこれを追走。早めに先頭に立って文句なしの勝利を飾りました。2着争いは、いったんはギャンブラークインが抜け出したもののゴール前で止まってしまい、ウィナーサマーが再度抜け出してこれを制しました。3着はジワジワ脚を伸ばしたプランドルドラゴン。なお6連勝中で1番人気に推されたカネサブラックは、障害で詰まって9着に敗れています。
 第10レースのオープンは1着にミサキスーパー、2着スターエンジェルで、人気サイドでの決着となっています。ミサキスーパーは自慢の障害力でゴールまで一直線。2着争いはトカチプリティーとスターエンジェルによる接戦となりましたが、3番手から豪快に脚を伸ばしたスターエンジェルがわずかに先着しました。

18日以降の映像はこちら

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