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レース回顧(10/8〜10/10)

 いよいよ北見開催が始まりました。本格的な冬を迎える直前の11月28日まで、24日間の開催が予定されています。今回から一般戦の規定重量が10キロ増え、各馬にとっては試練の秋。それだけにレースにも調教にも熱が入ることでしょう。迫り来る寒さを吹き飛ばすような熱戦を期待しましょう。
 8日(土)に行われた阿寒湖特別(混合800万円未満)は、2番人気に推されたレオユウホーが優勝。2着に1番人気のトモエパワーが入り、人気サイドでの決着となりました。ゴール前はナリタビッグマンも含めた激しい追い比べ。トモエパワーは止まることなくジワジワ伸びたものの、レオユウホーの切れに屈した印象でした。ナリタビッグマンは障害を先頭で抜け出しましたが、末が甘くなってしまったのが残念なところ。
 9日(日)のメインレースは、北見えぞまつ特別(3歳以上オープン)。エンジュオウカンが第2障害を先頭でクリアし、ひとり旅と思われたところ、残り30メートルで1回、15メートル付近で1回、そして10メートル付近でさらにもう1回止まり、結局3着に敗れました。勝ったのは5番人気の伏兵キタノコクホー。スピードカザンと並んで2番手で障害をクリアすると、ゴール前でサンデーブライアンの追い込みを制して優勝。残り30メートル付近でいったん止まりましたが、そこからはしぶとく脚を伸ばしており、阿部武臣騎手のペース配分が功を奏した勝利と言えそうです。なおエンジュオウカンと並んで単勝2.3倍に支持されたエビスオウジャは、5着に敗れました。
 10日(月)のメイン、白馬賞(芦毛選抜)を勝ったのはマルミギムレット。390万クラスからの挑戦で、見事に勝利を飾りました。5月以来、長期休養明けだった前走に続き、これで2連勝。軽ハンデとはいえ、あっさりと障害を抜け出したレースぶりに、体調の良さがうかがえます。2着は豪快に追い込んだウメノカイシュウ。近走、惨敗が続いていたとは思えないような走りを見せました。これをきっかけにして、飛躍を期待したいところです。

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