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10/2岩見沢記念回顧

アンローズが連覇!

 2日(日)に行われた岩見沢開催の総決算、岩見沢記念(3歳以上オープン)は、アンローズが優勝。昨年に続く連覇を達成しました。
 レース序盤は1番人気のスーパーペガサスが終始先行。アンローズは、それを見るかたちで追走しました。そして第2障害に真っ先に挑んだスーパーペガサスですが、ひと腰目がまったく上がらず苦戦。その間に、障害巧者のミサイルテンリュウが先頭で第2障害をクリア。2番手でアンローズが続く展開となりました。
 ゴール20メートル手前あたりで先頭に躍り出たアンローズは、確かな脚取りでゴールを目指します。外から絶好調のサダエリコが猛追してきましたが、2番手に上がるのが精一杯。そのままアンローズが先頭でゴールを果たし、7個目の重賞タイトルをゲット。2着サダエリコ、3着にミサイルテンリュウが入り、王者スーパーペガサスは7着に敗れました。

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大友栄人調教師
「去年に比べると、調子はあまりよくありませんでした。動きはいいのですが、体調面がよくなかったですね。
 レースは第2障害を越えたところで前との差もなかったし、差しきれるなと思いました。でも、正直アンローズが勝つとは思わなかったですよ。北見記念も連覇できるように、それからケガをさせないように(苦笑)、がんばります。今季はばんえい記念も使うつもりです。
 スーパーペガサスは、ばんえいグランプリの時と同じくらいのレース間隔だったし、ローテーションは悪くなかったと思います。ただ今日は馬があせってレースをしていた感じでしたね」

藤本匠騎手
「今季は少しきつい調教をすると体調を崩してしまって、今回も体調面では万全とは言えませんでした。成績は安定していましたが、底力で勝っていた印象ですね。
 今回のレース前は流れに乗りつつ、この馬のレースができれば、と思っていました。ミサイルテンリュウが先に抜け出しましたが、アンローズはジワジワと平均に歩くタイプだから交わせると思いました。でも、うしろから追い込んでくる馬もいるから、ゆっくり交わしていこうと心がけました。残り10メートルくらいで外を見たら、差される感じはなかったから、勝てると思いましたね。
 時計が掛かってくれる馬場のほうが、この馬には合っています。いつもマジメ一筋。一生懸命走ってくれますよ」

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