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10/2岩見沢記念予想 矢野吉彦

ペガサス、アンローズを中心に相手を絞る

 いやいや、たとえ人気サイドの決着とはいえ、ばんえいグランプリ、クインカップ、ばんえい大賞典と、当コラムの予想が3連勝を飾りました。いったいどうしちゃったんでしょうね? 自分でも驚いています。さて、今回は秋の大一番、伝統の岩見沢記念。4連勝目指して予想しましょう!

 ここも、フツウに考えれば、スーパーペガサスが中心。相手は、最近の成績からすると、アンローズ、サダエリコ、シンエイキンカイ、それにミサイルテンリュウといったところでしょう。もう結論が出ちゃいました。スーパーペガサスを頭にした馬単流し。チャンピオンホースを信用するなら、これでいいと思います。ただここは、各馬が800キロ以上のソリを引く高重量戦。スーパーペガサスはいいとして、その他の馬は大丈夫でしょうか。
 まずはアンローズ。この馬は、去年の岩見沢記念で800キロ、北見記念で840キロを引いて、いずれも優勝しています。去年の岩見沢記念の前3走は、5、2、5着という成績。今年は2、2、1着。ローテーションは違いますが、着順からすれば去年よりも順調です。去年の実績もありますから、ここは打倒スーパーペガサスの筆頭と言ってもいいくらいです。この馬から馬単を買う手もありますね。
 ところがサダエリコは、800キロ以上のソリを引いたレースを3回経験しているものの、6、7、3着とまだ勝ち星がありません。さらにシンエイキンカイは、今回のばんえい重量が820キロ。この目方以上のソリを引いたレースは、22戦1勝、2着2回、3着7回という成績です。健闘しているようには見えますが、勝ったのは02年の帯広・然別賞(850キロ)だけで、それ以降の14戦では連対していません。2年半以上、1、2着に絡んでいないわけです。そしてミサイルテンリュウも、800キロ以上のばんえい重量では2戦未勝利(6、4着)。ということは、今回はスーパーペガサスとアンローズの一騎打ちになるかもしれません。
 一方、高重量戦だからこその復活があるとすれば、やっぱりミサキスーパーでしょう。岩見沢記念には過去2回出走していて、一昨年が4着。去年はアンローズ、スーパーペガサスに次いで3着に粘っています。ここ数戦の成績からは去年ほどの順調さを感じませんが、サダエリコやシンエイキンカイ、ミサイルテンリュウが重いソリに苦戦すれば、この馬の巻き返しがあってもおかしくないところです。
 では結論。スーパーペガサスとアンローズの馬単折り返し。それに、この2頭を頭に、サダエリコとミサキスーパーへの馬単。とにかく、この4頭に絞ります。シンエイキンカイとミサイルテンリュウまで手を広げると買いすぎになっちゃいますから。買い目は6点ですので、あとはオッズとの相談です。
 当日は中央競馬でもGⅠのスプリンターズSが行われますが、あっという間に終わる電撃の6ハロン戦とはまるで違う岩見沢記念も、大いに楽しんでください。では、今回はこのへんで。

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