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9/4クインカップ予想 矢野吉彦

 前回予想したばんえいグランプリ。スーパーペガサスのおかげでようやく初的中となりました。「信じる者は救われる?」まぁそんなところかもしれませんね。でも、ちょっとホッとしました。

 さて、今回はクインカップ。これまでは3、4歳牝馬の重賞でしたが、今年は4歳牝馬限定戦になりました。賞金別定戦で、エンジュオウカンの690キロからライデンムサシ、キクノフクヒメの610キロまで、ハンデ差が80キロもあるレース。どの馬にもチャンスあり、ということだと思います。ここで実力ナンバー1のエンジュオウカンを信じるかどうか。ウーン、難しいところですねぇ。
 3、4歳混合戦だった一昨年昨年も、ハンデ頭の馬は勝っていません。とはいえ、通算勝ち鞍の数で見劣る格下の馬も苦戦しています。ということは、「トップハンデの馬に匹敵する勝ち鞍を挙げていて、しかもハンデに恵まれた馬」が有利。そういう馬を探してみましょう。
 すると、大友栄人きゅう舎の2頭、プリンセスサクラコとギャンブラークインが浮上してきます。プリンセスサクラコは15勝、ギャンブラークインは12勝。エンジュオウカンの15勝に比べて、勝ち鞍の数では大差ありません。どのクラスでの勝ち鞍かは別として、それだけ「勝っている」馬ですから、この実績を頼りにします。
 どっちを軸にするかは悩むところですが、ここはギャンブラークインを狙いたいですね。プリンセスサクラコの650キロに対してギャンブラークインは640キロ。2頭の間でも10キロのハンデ差があります。ギャンブラークインのほうが1クラス下なのでそうなっていますが、去年の重賞・ばんえいオークスや今年のオープン特別・レディースカップでは、同重量のプリンセスサクラコに先着していますから、実力で劣るということはないはずです。岩見沢コースとの相性や重馬場での実績もまずまずなので、この馬を軸にしましょう。

 波乱含みの今回の重賞。軸に決めた馬からまずは馬単の総流し。押さえは、エンジュオウカン、プリンセスサクラコ、トーヨーシャルム、オリーブヒメを1着、ギャンブラークインを2着にした馬単。ギャンブラークインが負けるとすればこの4頭だと思うので、こういう買い方にします。
 さぁ、岩見沢開催もあと1カ月。ばんえい大賞典や伝統の岩見沢記念が今後に控えているだけに、クインカップを当てて弾みをつけたいですね。みなさんのご健闘を祈ります!

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