サダエリコ快勝! ペガサス4連覇ならず
7月24日(日)に行われた北斗賞(3歳以上)は、今シーズン絶好調のサダエリコが並みいる牡馬を抑えて優勝。このレース4連覇がかかっていたスーパーペガサスは、6着に敗れました。
第2障害まではスーパーペガサス、サダエリコら有力どころが終始先行。そして真っ先に障害に挑んだスーパーペガサスでしたが、思いのほか馬体が上がらず苦戦。その隙にミサイルテンリュウ、サダエリコが抜け出しました。残り30メートル付近でサダエリコが先頭に躍り出ると、後続を一気に突き放して、ゆうゆうと今季初の重賞制覇。ミサイルテンリュウが、ゴール前で脚いろが鈍りながらも2着を確保しました。
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安部憲二騎手
「レース前は、第2障害をうまくまとめられれば、と思っていました。(先に抜けた)ミサイルテンリュウを交わせる自信は半々くらい。でも先頭に立ってからは、思ったより手ごたえがよかったです。でもスーパーペガサスは去年まで3連覇している馬ですから、さすがにうしろが気になりました。とにかく、前に行く気の強さと一瞬の瞬発力の強さが、この馬のいいところです。馬場は見た目以上に重いのですが、よく頑張ってくれました」
金山明彦調教師
「前走を勝ったあとも、ずっと好調を維持していました。いつも作戦を練ることはなくて、すべて騎手にお任せです。この馬の良さは、前に行く気が強くてマジメ、あとスピードもあるところでしょう。今シーズンは馬の体調がよく、馬体重も増えて、馬体が充実しています」