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レース回顧(6/4~6/6)

 今シーズン初の重賞、旭川記念が行われた今回。その旭川記念については、別掲の「旭川記念回顧」をご覧ください。
 4日(土)の旭山特別(800万円未満)はキタノスサノオが優勝。第2障害を7番手でクリアしたものの、前を行く馬を次々と交わして、ゴールでは2着のツルマキシンザンに6秒1差をつけました。ばんえい記念4着などの実力を見せつける格好で、再度オープンに上がっても十分に期待できそうです。2着のツルマキシンザンは、今シーズンに入ってから連対を外さない堅実ぶり。心強い連軸として、これからもファンの期待に応えてくれるでしょう。
 5日(日)の霧立峠特別(オープン混合)を制したのはサンデーブライアン。重賞クラスが相手となると、さすがに苦戦が続いていましたが、今回のメンバーならば力上位。今後は重賞クラスを相手に、どこまで上位に食い込めるか注目です。
 6日(月)のメインは嵐山特別(800万円未満)。これを制したのは、2000年のばんえい大賞典馬マサモリでした。障害を2番手で下りると、逃げるカネサボスをジワジワ追いつめ、ゴール10メートル前で交わし切る安定したレース。障害をもう少しスムーズにクリアできたなら、もっと楽に勝てたでしょう。
 この3日間では、4日(土)に尾ヶ瀬馨騎手が3勝、6日(月)に松田道明騎手が同じく3勝と固め打ち。2人ともリーディング上位をねらえる位置におり、今後もさらに活躍が期待できそうです。

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