永島潤太郎が名誉回復する
前回の山陽ミッドナイト決勝、雨走路で抜け出して逃げる武藤博臣を差しに行って追突し共に落車してしまった永島潤太郎。
フレームを交換して臨んだ今節は、準決勝戦の終了時でもまだ乗り味が良くないと語っていたが、それでも決勝まで勝ち上がれたのはエンジンが良いからこそ。同ハン内枠の林弘明よりスタート先行する可能性が高く、和田健吾や稲原良太郎に追いついてどんどん捲って交わそう。
山本翔が安定した捌きを会得して、ここでも追い上げて行ける。早めに永島潤太郎と一対一の態勢を作れれば攻撃して2節連続Vのケースも十分だ。
◎ 5 永島潤太郎
○ 6 山本翔
△ 2 稲原良太郎
▲ 3 和田健吾
穴 4 林弘明
おすすめの買い目
5=6-23
穴なら
2=5-634
文/鈴木
竹中修二が展開を支配する
前節の飯塚ナイターから日程が連続しての今節ミッドナイト開催。竹中修二が節をまたいで雨3連勝中。
今回初めて優出した2級車の単騎0ハン帆景岬を、単独10線の本門延唯がスタートで叩きに行く。帆景は抜かれても外コースを回って喰い下がり、それを本門が突っ張って走るとインが空きそうで、20線2車並び内枠の竹中修に突っ込むチャンスが生まれるとみた。20線外枠の占部健太は準決勝戦のあと、スタートが切れていないとこぼしていた。
30線は3車並びの真ん中から石本圭耶がダッシュ。同ハンの新村嘉之と田中進は早い段階で車を外へ持ち出せれば石本に追走可能。
本門も竹中修も後続を抜かせないコース取りが巧みなので、帆景がスタート残してペースを掴めれば、そのまま逃げ切るシーンもありそうだ。
◎ 3 竹中修二
○ 6 石本圭耶
△ 7 田中進
▲ 5 新村嘉之
穴 1 帆景岬
おすすめの買い目
3=6-752
穴なら
1-2=367
武藤博臣が底力を見せる
単独0ハンの祐定響が初優出。今節中に試走・本走の自己最高タイムを更新するなど成長しており注意を払いたいが、30線2車並びの外枠から武藤博臣が内枠の松井大和に伸び勝って先行し、祐定を直撃する展開を作りそう。武藤は今節3日目に本走3.358秒の好時計をマークしていて、ハンデが後ろの3名を引き離せる。
40線2名の角翔太郎と永島潤太郎より、単独50線の山本翔の方が捌きの安定感が高い。
◎ 3 武藤博臣
○ 6 山本翔
△ 4 角翔太郎
▲ 5 永島潤太郎
穴 1 祐定響
おすすめの買い目
3=6-452
穴なら
1-5=436
文/鈴木
福岡鷹が初優勝へ向け大逃げ!
0ハン単騎に置かれたのは福岡鷹。40線には6車が並んだ。40線から先行する選手が、福岡との間に壁となる選手がいないので追いやすくなるが、福岡は40線勢と同等のスピードで走れるので誰も寄せ付けず逃げ切ることができそう。ここはアタマ固定で狙いたい。
追ってくる一番手はスタート行きそうな石本圭耶か吉松優輝。どちらもスピードは十分で、福岡を捕えるまではいかないが、後続の選手に割り込まれることもなさそう。この両者が2、3着の候補になる。40線勢の中で少しでも競り合いになれば、前節優勝してリズムが良い田中正樹を重視したい。辻大樹はスタートダッシュが決まれば車券圏内にまで入ってこれる。
◎ 1 福岡鷹
○ 4 石本圭耶
△ 2 吉松優輝
△ 6 田中正樹
▲ 7 辻大樹
おすすめの買い目
1-24-2467
アタマ堅そうで穴の狙いはなし
浜松と川口のトップランカーが激突
2024年度前期のランキングが先ごろ発表されて、鈴木圭一郎が浜松の、黒川京介が川口のレース場別トップに輝いた。SG全日本選抜を目前に控える今節、2つのレース場のプライドもかけた両者の熱戦に期待したい。今月12日の山陽G2『若獅子杯争奪戦』決勝では、黒川が鈴木圭を2着にくだして優勝している。
佐藤励が絶好の展開を見込める枠に入り、外枠勢が競り合う展開になるようなら逆転首位もある。
佐藤貴也は今節2走、金子大輔は準決勝戦の動きを出せれば上位争いに加われよう。
近況の伊藤信夫は決勝になると一歩足りないケースが多いが...。青島正樹もエンジンは出ているがスタートの切れ味は10線勢の中では見劣るため、ここでは穴評価にとどまる。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 黒川京介
△ 2 佐藤励
▲ 5 佐藤貴也
穴 3 青島正樹
おすすめの買い目
8=7-256
川口2車が大攻勢
2-7=835
文/鈴木