久しぶりの佐賀競馬場では、レディスヴィクトリーラウンド以外のことも取材して来ましたよ。
まずはMr.ほとんどパーフェクト。
昨年もNARグランプリ最優秀勝率騎手賞を受賞。
7年連続7回目の受賞でした!本当にすごいですね...。
山口勲騎手
「勝率というのは1年の積み重ねなので、特に意識はしていないです。
一番は怪我無く、制裁なく、1年を通して騎乗することが目標です。
佐賀記念のウノピアットブリオは残念な結果でしたが、強い馬に揉まれて、また成長してくれるんじゃないですかね。
ここのところずっと使って来て、しかも連勝連勝で強い相手と戦って来たので、少しゆっくりして、また出直したいと思います」
あのグレイトパールを千切った中島記念は圧巻のレースぶりでしたね。そこからさらに成長するとなると...今後が楽しみです!
ウノピアットブリオが古馬の新星ならば、3歳の新星はミスカゴシマ☆
現在の様子を平山宏秀調教師に伺いました。
平山宏秀調教師
「もう絶好調です!どこも心配するところはないですね。
牝馬ですがカイバ食いもいいし、状態も申し分ありません。
昨年のインタビューで、九州ダービー・栄城賞を大目標に、地元重賞を全部勝つつもりで頑張ります!とお話しましたが、今のところとても順調に進んでいます。
まずは3月8日の飛燕賞を予定しているので、このままいい状態で挑めるよう頑張ります」
ここ2戦の距離延長もまったく問題なかったですし、現状では地元同世代に敵なしのミスカゴシマ。
このまま無双状態が続くのか、それとも強敵が現れるのか、3歳戦線も注目です!
そして、旅の楽しみグルメ~~~♪
本当はとんこつラーメンが食べたかったのですが...どのお店もかなり混んでいて、時間が合わず断念。
となれば、「何か焼いてもらおう!」と張り切って売店に行ってきました。
けっこう悩んで、イカ焼きと串カツをオーダーしました。
お皿ではなく、カップに入れてくれるのが、なんだかオツな感じ☆
ビールが欲しい。。
う~ん、ビールが欲しい。。
久しぶりの佐賀遠征、お天気も良く、美味しいものを食べて、競馬を見て。
日帰りの弾丸で忙しかったですが、とても幸せな時間でした!
LVR佐賀ラウンド第1戦は、大外から川島拓騎手が果敢に逃げる形。
2番手に付けた出水拓人騎手が早め先頭に立ちましたが、直線で伸びて来たのが岩永千明騎手。
1番人気に応え、見事勝利しました。
岩永千明騎手
「すごくいい馬に乗せていただいて、頑張って走ってくれた馬と関係者の方々に感謝しています。
復帰するか悩んでいる時、LVRでみんなの活躍を見て背中を押してもらったレースなので、そこで勝つことが出来てとても嬉しいです。
第2戦も勝てるように頑張ります!」
第2戦は濱騎手と関本騎手が並んで併走する形。
徐々に先頭に立って後続を引き離した濱騎手が、直線そのまま粘り込んで勝利しました。
濱尚美騎手
「2番手3番手につけるのが理想でしたが、思った以上にスタートが良くて、ああいう形のレースになりました。
内からも行こうとする馬がいたんですけど、無理に逃げるよりも溜めるイメージで乗ったら、最後まで脚を使ってくれました。
勝つことが出来てとても嬉しいです」
2戦の結果、佐賀ラウンドの総合結果は、
第1位が1着4着で42ポイント獲得した岩永千明騎手
第2位は2着2着で40ポイント獲得した中島良美騎手
第3位は6着1着で38ポイント獲得した濱尚美騎手
となりました。
岩永千明騎手
「もう本当に嬉しいですね!
高知ラウンドでもいい馬に乗せていただいたのに結果を出すことが出来ず、『もう前のようには乗れないのではないか』とすごく落ち込みました。
でも地元で結果を出すことが出来て、勝つことが出来て、とても嬉しいです。
ファンの皆さんの声援も聞こえましたし、それがとても力になりました。
表彰式では感極まってしまい、言葉に詰まってしまいましたが...。『ああ、復帰して良かったな』って、心から思いました。」
今回はミシェル騎手が参戦して、パワフルな騎乗でとても勉強になっていますし、若手が3人増えて、もう自分の子供でもいいくらいの年齢の子たちなのでね。
でも負けないように頑張ります!」
中島良美騎手
「ただただ、馬たちが頑張って走ってくれました。
わたしの追えない追い方でも伸びてくれて...。すごくありがたいです。
LVRの前に2戦エキストラ騎乗をさせていただいて、馬場の雰囲気を経験出来たことも大きかったと思います。
乗せてくれた皆さんに感謝しています。
怪我の影響で高知ラウンドは騎乗することが出来ず、悔しい気持ちもありましたが、今日こうやって参加させていただいて、こういう成績だったのは嬉しいですね。
でも先輩たちはやっぱり上手いですし、もっと成長出来るよう頑張ります」
濱尚美騎手
「初めての表彰台に立たせていただいて、馬にも乗せてくれた関係者の皆さんにも、応援してくれたファンの皆さんにも感謝しています。
まだまだ先輩たちに技術で及ばない部分が多いですが、次の名古屋も頑張ります!」
最終戦となる名古屋ラウンドは、3月12日(木)、名古屋大賞典と同じ日に行われます。
女王の座に輝くのはどの騎手でしょうか??
2月22日(土)、佐賀競馬場で行われたレディスヴィクトリーラウンドを取材して来ました!
今年のLVRはミカエル・ミシェル騎手の電撃参戦、昨年デビューの3名の新人騎手、長期休養から復帰した岩永騎手など注目ポイント盛りだくさん。
当日はたくさんのお客様が来場し、熱く盛り上がりました。
騎手紹介式はたくさんのファンの方々が見守る中、一人一人ご挨拶。
それぞれに温かい拍手や声援が送られましたが、その中でもひと際応援の声が大きかったのがこの方。
地元佐賀所属の岩永千明騎手。
岩永騎手は昨年6月、落馬事故から3年3ヵ月という長い休養期間を経て復帰しました。
休養中は復帰に向けて相当な葛藤があったということですが、前回のLVR佐賀ラウンドで女性騎手たちが頑張っている姿を見て、「自分も戻りたい」と強く思ったそう。
無事に復帰し、こうしてファンの皆さんから声援を受けている姿は、わたしにとってもとても感慨深いものがありました。
紹介式のあとには、マスコミ向けの集合写真撮影。
レース中はバチバチになるジョッキーたちですが、競馬以外の時間は和気あいあい。
笑顔が絶えない現場でした。
園田・姫路競馬で今年最初の重賞だった新春賞をエイシンニシパで制した橋本忠明調教師。
さらに1月9日の笠松・白銀争覇をエイシンエンジョイが勝利し、すでに今年重賞2勝を挙げています。
「先生、写真お願いします」と言ったら、近くにいたスポニチの池永記者を誘って、お2人でパチリ☆
お話を伺ったのは1月8日だったので、エイシンニシパのことを中心にお聞きしました。
赤見:新春賞、おめでとうございます!エイシンニシパはこのレース3勝目。長く活躍していますね。
橋本:ありがとうございます。明け7歳ですけどまったく衰えはないですし、今の方が走りに集中出来ている感じです。
以前はなかなか仕上げ切れない部分があったし、気持ちも走ること以外に向いていたんですけど、年齢を重ねて前向きさが出たというか、
レースに真面目になって来ましたね。
赤見:今年もまだまだ活躍が期待できそうですね。
橋本:そうですね!今年も重賞戦線でいい勝負してくれると思います。
赤見:お正月開催ではジンギも勝ちました。一時期勝ち切れないレースが続きましたが、完全復活と考えていいでしょうか?
橋本:ジンギは夏負けが堪えました。なかなか状態が上がってこなかったのですが、今はいい状態です。
格付けになってB1、A2と連勝しましたから、あと1つ勝てば重賞戦線に出られるので、この馬も楽しみですね。
というお話でした。
そして次の日に白銀争覇で圧勝するわけですから、今年はものすごいスタートダッシュを決めましたね。
今後の動向にも注目していきます!
さて、引き続き園田・姫路競馬の話題です。
今週の水曜日からは、いよいよ7年半ぶりの姫路開催がスタートします!
わたしが最後に行ったのは兵庫ダービーの時だから、2010年ハイパーフォルテが勝った時。
あれから10年が経ったとは...あっという間過ぎてちょっと信じられませんが。
当時は姫路城が修復工事中で幕に覆われていたのですが、今や立派に復元されて、姫路競馬場に行きつつ、美しい姫路城の姿も見られるとのこと。
近場の方はもちろん、遠くの方もぜひ遊びに行って見てくださいね。
と言っているわたしは水曜日に取材に行こうと思っていたのですが、息子の中耳炎が長引いているので今回は自粛...。
今の時代はネットの情報が充実していますから、家でしっかり楽しみたいと思います。
ではでは、先日の園田遠征の時に取材した関係者のお話を載せていきます。
まずはこの方!御年60歳の川原正一騎手。
オッズパークのロゴをチラ見せしつつ、笑顔でハイポーズ☆
本当に何年経ってもお変わりなくパワフルな騎乗を見せてくれますよね。
「いやいや、年取ったなとは思うけど。
でも騎乗スタイルは30年前と変わらないですよ。そこはこだわって行きたいですね。
今年も目の前の1鞍1鞍を大切に乗って行きます!」
と話してくださいました。
20代30代とバチバチで戦う60歳。
的場文男騎手もそうですが、本当に驚異の60代ジョッキーです。
続いてこの日(1月8日)が20歳の誕生日だった木本直騎手。
謎の木本ポーズでキメ☆
昨年4月にデビューし、ルーキーイヤーで22勝を挙げました。
ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンドにも出場し、いきなり存在感を見せてくれましたね。
「デビュー当日に落馬して手首を骨折してしまい、どうなるだろう...と思っていましたが、たくさん乗せていただき、周りの方々に感謝しています」
ファイナルラウンド中山でお会いした時にも思ったのですが、落ち着き方が20歳とは思えないのですが??
「それ、他の人にも言われました。デビュー当日から落ち着いてるなって」
と、これまた落ち着いた受け答え。
しかしですね、
話すトーンは落ち着いているのに、謎の木本ポーズをしたり、「アタック!地方競馬」では(自主的に!)ウインクを披露したり...
まだ木本騎手の個性を掴めておりません(笑)。
今年はどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
こちらは個性が際立っている、デビュー2年目の石堂響騎手。
正統派ガッツポーズでパチリ☆
しかし中身は全然正統派じゃない(いい意味で!)。
騎手になるか実況アナウンサーになるか迷ったという逸話の通り、とにかくレース実況が上手。
「競馬展望プラス」にも出演していただきましたし、あらゆるメディアで取り上げられましたよね。
上手いのは実況だけではなくて、レースでもしっかり結果を出しているところがさすが。
デビューイヤーは兵庫の新人最多勝を更新、昨年はヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンドに出場しました。
ラジオNIKKEIの実況アナウンサーの方々を崇拝している石堂騎手。
昨年はファイナルラウンド中山以外にもJRAで騎乗する機会がありました。
「どちらも小塚歩アナウンサーが担当で、名前を呼んでいただき感激しました。
ファイナルラウンドに出場出来て、思い残すことはないと思ったのですが、中野雷太アナウンサーにも名前を呼んでいただきたいので、
また今年も頑張ります!目標はキャリアハイです!!
...あともう一つの目標は競艇全場制覇!!!」
ということでした。
今年も唯一無二の存在感を見せてくれることでしょう。